UKANO家計のクリニック

「セブンカードプラスの審査」通るために知っておきたいこととは

気になるセブンカードプラスの審査の難易度

イトーヨーカドーやセブンイレブンなどで、買い物を頻繁にする方は、nanacoポイントを利用することが多いのではないでしょうか。
セブンカードプラスは、nanacoと連動して利用できるうえ、さまざまな特典もついているお得なクレジットカードです。

ただし、申し込みを検討している方にとって気になるのは、加入の際の審査。
自分は大丈夫なのだろうかと、不安になることがあるかもしれません。
そこで、セブンカードプラスの審査基準と難易度を知ることで、不安を解消し、申し込みの検討を始めましょう。

セブンカードプラスの審査について

セブンカードプラスの審査の特長や注意点は、次のとおりです。

審査の難易度は低め

セブンカードプラスの審査の難易度は、さほど高いものではありません。
セブンカードプラスは、流通系と呼ばれるクレジットカードのひとつです。

流通系のクレジットカードは、百貨店やスーパーなどが、顧客を増やすために発行するものなので、なるべく多くの人に自社店舗で利用してもらうことが前提となっています。
そのため、審査についても難易度を低くして、加入しやすくしているのです。

年収100万円以上が必要

セブンカードプラスの審査に通るためには、その前提として、毎年一定の収入があることが必要です。
具体的には、100万~200万円の年収とされています。

クレジットカードは、カードを利用する人の信用によって成り立っている金融サービスなので、その裏付けとなる収入に一定の基準値が設けられているのです。
その基準値がセブンカードプラスでは、上記の年収ということとなります。

他のクレジットカードの滞納や延滞があるかどうか

セブンカードプラスへの加入にあたっては、他のクレジットカードの滞納や延滞が、あるかどうかをみられます。
クレジットカードの審査で重要視されることは、加入を申し込む人の過去の履歴です。
過去に滞納や延滞を繰り返し、信用情報機関に事故情報として登録されている場合には、審査に落ちる可能性が高くなります。

ちなみに、クレジットカードを利用した借り入れを、頻繁に繰り返していたとしても、返済日までにきちんと返している場合には、その人の信用度は高いとみなされ、審査に落ちることはありません。

専業主婦や学生でも親や世帯収入があれば審査に通る

セブンカードプラスへの申し込みをする人が、収入のない専業主婦や学生であっても、親や配偶者に安定した収入がある場合には、審査に通ります。

セブンカードプラスへの加入条件は、「原則18歳以上で、本人もしくは配偶者に安定した収入がある人」とされています。
たとえ、申し込みをする本人に収入がなくても、世帯収入があれば問題ありません。

セブンカードプラスのメリット

セブンカードプラスには、メリットがたくさんあります。
利用可能な店が多いのでポイントが貯まりやすく、店によっては割引を受けられるところもあるのです。
利用者からも、ポイントが貯まりやすくて便利だという声が多く聞かれます。

対象店をよく利用するならお得

セブンカードプラスは、イトーヨーカドーやセブンイレブン、西武、そごう、さらにはJCB-Visa加盟店で利用できるクレジットカードです。
とくにイトーヨーカドーを始めとする、セブン&アイグループの対象店では、付与されるポイントが2~3倍にもなりお得です。

また、セブンイレブンとイトーヨーカドーでは、対象商品の買い物にセブンカードプラスを利用した場合、通常のポイントとは別に、商品に応じたボーナスポイントが加算されます。
対象店をよく利用される方であれば、お得になるクレジットカードといえるでしょう。

8のつくの日はイトーヨーカドーで5%オフになる

イトーヨーカドーが、毎月8のつく日に行っているハッピーデーに、セブンカードプラスを利用すると、ほぼ全商品が5%オフとなります。
商品を購入する際に、クレジットを利用せずにレジでカードを提示して、現金で支払っても問題ありません。

そのため、なんでもクレジットカードで支払うことに、抵抗がある方でも安心して利用できます。
ただし、ネットスーパーでの利用はできないので注意してください。

nanacoのチャージに利用することでポイントが二重でもらえる

セブンカードプラスは、nanacoのチャージに利用することで、ポイントの二重取りができます。
nanacoはセブン&アイグループを始めとする、多くの店舗で利用できる電子マネーですが、チャージをする際にセブンカードプラスを利用すると、チャージ金額200円につき1ポイントが付与されます。

また、チャージをしたnanacoを利用して買い物をした場合には、100円につき1ポイントが付与されます。
買い物をしなくても、チャージをするだけでポイントがつくので、ポイントの二重取りができるというわけです。

ポイントがそのまま使える

セブンカードプラスで貯めたポイントは、nanacoにチャージすることができます。
そのため、クレジットカードとして利用しなくても、nanacoを使えば現金で支払う感覚で、そのまま使うことができるのです。

ちなみに、セブンカードプラスには、nanacoの機能を付加した一体型もあるので、加入の際には検討してもよいのではないでしょうか。

初年度の年会費無料

セブンカードプラスは、初年度の入会費が無料で、次年度からは500円の年会費がかかります。
しかし、1年間の利用額が50,000円以上だった場合には、次年度の年会費は無料となります。

すなわち、毎年50,000円以上利用していれば、年会費は無料ということになるのです。
買い物だけではなく、公共料金の引き落としにセブンカードプラスを利用すれば、年会費無料となる可能性が大きくなります。

審査基準を理解してセブンカードプラスを申し込もう

セブンカードプラスのクレジットカードとしての利便性は高く、持っていてお得なカードです。
また、カードの審査基準はさほど厳しいものではありません。
基本的に、本人もしくは家族のいずれかに、一定額以上の収入があれば審査に通ります。
ただし、審査の際には過去の履歴もみられるので、その点は注意が必要です。

セブンカードプラスへの加入を検討しているのであれば、審査基準をよく理解したうえで、申し込みをするようにしましょう。