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知ってる人は、知ってるけど、小さな会社の社長さんはほとんど知らないのでは?!と思われる情報をゲットしたので、ぜひ共有させてください。
タイトルにもある通り、凄い節税と秘密の退職金を手に入れる方法です。
つまり、金銭的メリットがある方法なので、やらないと損です。
それにかかる労力は、ほぼなし。
もちろんリスクはありません。
それが、企業型DC(企業型確定拠出年金)と言われるものです。
個人型もありますが、今回の提案は小さな会社の社長さん向けの情報です。
1人社長から100人以下の小さな会社は、企業型DCに入ったほうが、社長も、会社も、社員もお得です!凄い節税と秘密の退職金が手に入る方法とは?!
いきなり突飛なことを言ってすいません。
でも、どうしてもこの制度を知ってほしいと思い、あえて刺激的な言葉を使っています。
今回、この制度を教えてくれたのは、ファイナンシャルプランナーとして活躍されている山中伸枝さんです。
山中さんは「もっとFPを身近に!」をモットーに活動されており、日本中の家庭にFPを普及させ、強い家計作りのお手伝いをしています。
そんな山中さんが今最も力を入れているのが、企業型DCの普及です。
理由はシンプル!社長にとっても、会社にとっても、働く社員にとっても、メリットがあるので、必ず加入するべき制度だと言っています。
では、簡単に説明します。
社長は非課税で2000万円貯められます♪ただ、デメリットがあり60歳まで引き出せないので、退職金変わりにいかがでしょう。
引き出せないという事は浪費家の方にとってはメリットでもありますね。
一人社長や小さな会社の社長はよくわかると思いますが、会社を成長させ、なおかつ税金を払いながら自分の退職金として2000万円貯めるって結構大変ですよね。
それがなんと非課税で社長の退職金が作れるのです。
さらに社会保険料もかかりません。
すごくないですか?
さらにこの仕組み、社長だけではなく社員にも使えます。
社員の積立金も社会保険料の計算からはずれるので、会社が負担する費用の圧縮にもつながります。
とにかく、会社にも社長にも社員にも節税効果が凄いんです。
やらない理由がないんです。
では、今から記事タイトルにある非課税で2000万円貯まる内訳を公開します。
これは、魔法でもなんでもなく、とても堅実に自分の退職金を非課税で作る方法です。
企業型DC(企業型確定拠出年金)は、毎月5万5千円まで利用でき、その金額はすべて税金・社会保険料がかからないお金となります。
例えば、30歳のとても流行っている飲食店経営者の場合は、
・30歳 社長
・正社員3名
・アルバイト7名
・売上 年商1億円
・利益 5000万円
社長が給料として年間 800万円貰っているとします。
社長の給与のうち年間66万円を確定拠出年金の掛金とします。
(5万5千円×12ヶ月=66万円)
すると、社長の年収は800万円から734万円に減額されます。
つまり、年収800万円に対してかかっていた所得税、住民税、社会保険料などが734万円に対してになるので、安くなります。
会社としても、同様に社保が安い金額に対してに変わるので、支出が減ります。
年収800万円の社長の所得税率を20%、住民税10%、社会保険料15%とすると年間29万7000円も節約することが可能です。
もちろん会社としても9万9000円社会保険料の支払いを減らすことができます。60歳までの30年継続したら、社長自身が得するお金が891万円、会社としても297万円のコスト削減です!
毎年非課税で66万円を貯めていたとしたら・・・30年で1980万円貯まります。
企業型確定拠出年金は、日本株式や海外株式などの投資としても利用できますので、低く見積もって年利3%で回せたとしましょう。
毎月5万5千円の積立投資
30年で約3000万円になります。
これは、社員も同じように導入できます。
つまり、会社、社長、社員の三方良しの制度なんです。
こういった制度は、大きな会社では当たり前に導入されています。
人事部が会社で働く社員のことを思って、どんどん導入しているんです。
年金も期待できない時代ですから、社員のことを考えると退職金くらいは会社として一緒に貯めていきたいですよね。
自分たちで貯金しろ!といえば済む話ですが、仕組みを作らないと人間は動きません。
逆に仕組みを作ってしまえば簡単に貯まるのでやったほうがお得だとは思いませんか。
ご紹介した飲食店経営者は、地域で愛されている居酒屋さんです。
年商1億円のとても小さな会社で、社長は現場でバリバリ働き、毎日店内を走り回っています。
ちょっと無理して働いてるようにも見えるので、家族にちょっと心配されています。
でも、そこで働くスタッフは頑張っている社長の背中を見てついていきたい!2店舗、3店舗と大きくしていきたいという気持ちがあります。
社長もそんなスタッフにいつも感謝しています。
だから、社長はスタッフに長く働いてほしいと思っています。
スタッフから子供が生まれた。
車を買いました。
家を買いました。
と嬉しい報告を受けると「おめでとう」と口では言いつつも、大変なプレッシャーを感じています。
なぜなら、自分のミスが経営を左右するからです。
スタッフを路頭に迷わせることだけはしたくありません。
そんな長く働いてほしいスタッフたちには、感謝の気持ちとして、年金も期待できない時代ですから、退職金の代わりに企業型DC(企業型確定拠出年金)を導入しました。
スタッフも会社にもメリットがありますので、導入しない理由はありませんでした。
こんなやさしい社長に、ベストな選択肢が企業型確定拠出年金なのです。
1人社長から100人以下の会社経営者さんは、売上を伸ばすことに一生懸命で社内の守りが疎かになってしまっています。
会社の福利厚生として、節税対策の一環として、企業型DC(企業型確定拠出年金)を導入しましょう。
そして何より、社長本人の安心のために!
長く続けていきたい会社であるなら導入すべき!
会社を将来売却しようというのなら話は別ですが、長く続けていきたい会社、社員に長く働いてほしい会社なら導入するデメリットはありません。
おススメの小さな会社一覧
介護職
ガテン系すべて、大工、鳶、鉄筋工、圧接工、がいこう、型枠大工、土方
飲食店
倉庫業
工場
士業すべて
美容師
理容師
トリマー
歯科医院
小さな病院
などなど、一人社長から100人以下の長く続けていきたい事業はすべてメリットがあります。
では、あなたの会社が一体いくらお得になるかは専門家に聞いちゃうのが一番早いです。実際の数字を見たほうがイメージが湧きやすいですもんね♪制度の導入には若干の費用がかかります。
またちゃんと聞いておかなければならない注意点もありますから、ファイナンシャルプランナーの山中伸枝さんに直接聞きましょう!
連絡先はこちら
https://www.nobueyamanaka.com/contact
プロフィール
山中伸枝(やまなかのぶえ)www.nobueyamanaka.com
FPをもっと身近に!未来に使うお金のことをファイナンシャルプランナーと一緒に考えてみませんか。
山中伸枝さんインタビュー 第1話 第2話 第3話
心とお財布を幸せにする専門家 ファイナンシャルプランナー(CFPR)
確定拠出年金相談ねっと 代表 wiselife.biz
一般社団法人公的保険アドバイザー協会 理事 siaa.or.jp
1993年米国オハイオ州立大学ビジネス学部卒業後メーカーに勤務。
これからはひとりひとりが、自らの知識と信念で自分の人生を切り開いていく時代と痛感し、お金のアドバイザーであるファイナンシャルプランナー(FP)として2002年に独立。
年金と資産運用、特に確定拠出年金やNISAの講演、ライフプラン相談を多数手掛ける。
執筆:金融庁サイト 有識者コラム連載、「なんとかなる」ではどうにもならない 定年後のお金の教科書(インプレス)ど素人が始めるiDeCo(個人型確定拠出年金)の本(翔泳社)他