UKANO家計のクリニック

知ってトクする!はやかけんでお得にポイントを貯めよう

生活スタイルに合った交通系ICカードを選ぼう

交通系ICカードの全国相互利用が行われるようになり、全国の電車やバスの乗車できるようになりました。
さらに、交通系ICカード会社が発行する電子マネーも相互利用が可能となり、私たちの生活に欠かせないカードとなりました。

そんな便利な交通系ICカードですが、カードによってスペックやサービスが異なります。
生活スタイルに合うカードを選ぶことで、より便利に活用できます。

はやかけんの基本的な使い方

福岡市交通局が2009年3月から導入した「はやかけん」。
2017年9月には発行枚数が100万枚を突破し、今では福岡県内に限らず多くの人が利用する交通系ICカードです。
はやかけんは地下鉄、電車、バスなどの公共交通機関で利用でき、ポイント機能もついています。
ここでは便利な「はやかけん」の基本的な使い方を説明します。

購入は福岡市地下鉄駅内で

「はやかけん」は、「はやかけん」マークがある駅券売機、お客様サービスセンター(姪浜・西新・天神・博多・貝塚・別府の定期券売り場)で購入できます。
購入額は1,000円、2,000円、3,000円、4,000円、5,000円、10,000円から希望の購入額を選べます。
券売機で購入する場合、画面の指示に従って操作すればICカードが発行されます。

記名式を購入するなら、氏名、生年月日、性別、電話番号の登録が必要です。
小児用や障がい者用、介護者・福祉割引用を購入するなら公的証書や障がい者手帳などの確認証が別途必要になるため、駅窓口・定期券うりばでの購入となります。
必要書類については駅窓口、お客様サービスセンター(定期券売り場)などで確認できます。

また、「はやかけん」を新規で購入する際、デポジット(預り金)として500円を支払います。
デポジットは「はやかけん」が不要になったときや解約時にカードと引き換えに返してもらえます。

提携店ならどこでもチャージ

「はやかけん」は、残念ながらオートチャージには対応していません。
残金がなくなる前に現金にてチャージする必要があります。
チャージ金額は、1,000円、2,000円、3,000円、4,000円、5,000円、10,000円から希望の金額を選べます。
現金チャージは、駅券売機や乗り越し精算機、バス車載器、コンビニなどの方法があります。
はやかけんを挿入して希望金額を入金するだけで、一枚のカードにつき最大20,000円までチャージできます。
チャージすれば繰り返し使えるので便利です。

残高の確認方法

カード残高履歴は、「はやかけん」マークがある福岡市地下鉄の各駅券売機、お客様サービスセンター(駅窓口)で確認できます。
カード残高履歴は直近20件の利用分のみ表示されます。
ICカード残額ご利用明細には、利用日、利用内容、区間、カード残高が印字されます。
電子マネーとして利用した場合は、利用内容のところに「物販」と表示されます。

また、駅改札の入出場時に自動改札機にカードをタッチすると、前方に表示される画面に残高が表示されます。
自動改札機では目視での確認のみとなるため、きちんと確認したいという場合はコンビニでチャージする方法もあります。
コンビニでチャージすれば、残高がレシートに表示されるので確実に把握できます。

はやかけんでポイントが貯まる方法

「はやかけん」は、電車やバスなどの乗車、電子マネーとして全国のお店でショッピングにも使えるだけでなく、乗車ポイントが貯まります。
実は、このポイントが「はやかけん」の魅力といっても過言ではありません。
福岡市地下鉄に乗ってポイントが貯まるのは「はやかけん」のみで、他の交通系ICカードにはない特典です。

福岡市地下鉄に乗ると貯まる基本ポイント

「はやかけん」のポイントは、福岡市交通局が運営する福岡市営地下鉄の1カ月間(毎月1日~末日)の乗車料金に応じて付きます。
ポイント付与率は乗車率の2%で、翌月の10日に基礎ポイント及びボーナスポイントが付与されます。

また、姪浜駅をまたがってJR筑肥線を利用すると、基本ポイントに加えて1乗車につき10ポイントが付きます。
ポイント付与の対象となるのはカード残高による利用に限り、自動改札機での入出場が条件です。
姪浜駅を区間に含む定期券で利用する場合はポイントが付きません。
二つの鉄道を使う場合は切符を購入するよりも「はやかけん」を利用したほうがポイントが貯まるのでオトクです。
定期券利用の場合はポイントは付かないので注意が必要です。

月額利用額に応じて加算ボーナスポイント

基礎ポイントとは別に1カ月間の地下鉄乗車料金に合わせてボーナスポイントも付きます。
ボーナスポイントは50ポイント~800ポイントで、1カ月間の乗車料金が12,000円を超えた場合は12,000円に付与されるポイントが上限となり、以後ポイントは固定制になります。

ポイントの有効期限は、最後にポイントが付与された月から1年後の月末までです。
例えば、2017年12月15日に付与されたポイントは2018年12月31日まで有効です。
有効期限内にポイントをチャージしないとせっかく貯まったポイントが無効になるため、忘れないようにチャージしましょう。

福岡市地下鉄に一駅だけ乗る

「はやかけん」で一駅だけ乗車する場合、1乗車につき100ポイント(小児・割引は50ポイント)が付与されます。
対象区間は空港線、箱崎線、七隈線の全区間で、1カ月10回の利用までは付与の対象です。
ポイントは基礎ポイント、ボーナスポイントと同様に利用月の翌月10日につきます。
自動改札機の入出場がポイントの対象になります。

はやかけんのポイントの使い方

地下鉄の乗車で貯めたポイントは、さまざまな場所で利用できます。
乗車運賃はもちろん電子マネーでのショッピング、交通系電子マネーに対応しているコンビニ、証明写真機、自動販売機、コインロッカーなども利用の対象です。

さらに、福岡市役所の窓口で住民票の写しなどの公的証明書の発行手数料、市民プールや体育館、福岡市博物館・美術館、福岡市アジア美術館などでも「はやかけん」の電子マネーが使えます。
福岡在住であれば持っていて損はない交通系ICカードです。

精算機での手続き

地下鉄の乗車で貯まったポイントは、福岡市地下鉄の券売機や精算機で手続きをします。
手続き方法は、券売機または精算機の画面の指示に従って操作するだけなので簡単です。
画面のポイントチャージのボタンを押せば貯まったポイントはすべてカードにチャージされます。
カード残高が20,000円を超えている場合はチャージできません。

なお、相互利用サービス対象エリアでのポイントチャージはできません。
福岡市地下鉄の券売機か精算機でのみチャージできるので注意しましょう。
地下鉄に乗車するとき、券売機でチャージするついでにポイントをチャージするのがおすすめです。

加算日と有効期限

地下鉄の乗車で貯まったポイントは、利用日の翌月10日に加算されます。
例えば、2017年6月15日に貯まったポイントは2017年7月10日に付与されます。
ポイントの有効期限はポイントが付与された月から1年後の月末までです。
有効期限内にポイントチャージをしないと、せっかく貯めたポイントが失効してしまいます。
利用状況に合わせて年に何度かポイントチャージをすれば、貯めたポイントを運賃や電子マネーで利用できます。

なお、ポイント付与の対象は福岡市地下鉄での乗車のみとなります。
福岡市地下鉄以外の公共交通機関、電子マネーでのショッピングはポイントの付与はありません。

はやかけんの種類

「はやかけん」は、大きく分けて全部で4種類あります。
それぞれ特徴が異なり、利用目的や生活スタイルに合わせて自由に選ぶことができます。
地下鉄全駅の券売機、お客様サービスセンター(定期券売り場)にて購入できます。
いずれのカードも購入時にデポジットとして500円が必要になります。
無記名式カードと記名式カードは1,000円~10,000円の中から購入額が選べます。
購入時は購入額とデポジットのみ必要です。

無記名式のはやかけん

誰でも利用できるカードです。
氏名や住所など個人情報を入力しなくても利用できます。
ただし、紛失時に再発行はできません。
無記名式カードから記名式カード、定期券への変更も可能です。
家族で共同で使いたいときなどに便利です。

記名式のはやかけん

記名式カードは、記名人本人のみが利用できるカードです。
小学生以下のお子さんは記名式の小児カードの利用となります。
記名式カードは大人、子供、割引の3種類があり、購入時に氏名、性別、生年月日、連絡先など個人情報の登録が必要です。
定期券への変更も可能です。
記名式カードは紛失時に再発行が可能です。
再発行時は、新デポジットとして500円、再発行手数料の510円の計1,010円が必要になります。

定期券のはやかけん

定期券タイプのカードも記名式と同様に記名人本人のみが利用できるカードです。
記名式カードに定期機能がついたカードで、通勤・通学定期券、一般用・学生用ちかパス(福岡市地下鉄全線乗り放題)の計4種類です。
新規で購入しなくても、無記名式カードまたは記名式カードを持っていれば定期券タイプに変更も可能です。

あらかじめ定期券にチャージしておけば、定期券区間以外からの乗車や乗り越しでも改札口にてカードをタッチするだけで自動でチャージ分から清算できます。
他にもJR九州や西鉄への乗り換えを含んだ区間でも定期券の発行が可能なので、通勤や通学でバスや電車に乗り継ぐときでも一枚のカードで対応できます。
ただし、姪浜駅経由でのJR筑肥線への乗り換えごとの10ポイントは付与されません。

定期券を解約すれば記名式カードへ変更になります。
紛失時は再発行が可能(デポジット500円及び再発行手数料510円が必要)です。

ANAはやかけん

ANAマイレージクラブ会員のみが利用できるカードで、入会金・年会費は無料です。
1枚1,000円(デポジット代500円を含む)でお客様サービスセンター(定期券売り場)での購入となります。
購入時にANAマイレージクラブカードまたはANAカードが必要です。
ANAはやかけんは、ANAで貯まったマイルを「はやかけん」のポイントとして利用可能です。
10,000マイルを交換単位として10,000円相当のポイントとして交換できます。
交換したポイントは通常の「はやかけん」ポイントと同様に利用できます。

「はやかけん」で貯まったポイントをマイルに変更することはできません。
紛失時には再発行も可能ですが、お客様サービスセンター(定期券売り場)のみでの手続きとなります。
無記名式カード、記名式カード、定期券カードからANAはやかけんへの変更はできません。

小児用はやかけんについて

子どもが利用できる記名式カードで小児料金が適用されます。
記名式カードとしてだけでなく、定期券としての使用も可能です。
小児用はやかけんはおひとり様1枚のみの発行となり、発行時に本人確認のため公的証明書(健康保険証・パスポート等)が必要です。

小児はやかけんは、利用者本人が12歳になる年度の3月31日(ただし、4月1日が誕生日の場合は前日の3月31日)がカード有効期限です。
有効期限後は大人用はやかけん(記名式カード、定期券カード等)への変更になります。
地下鉄券売機、お客様サービスセンター(定期券売り場)にて変更手続きができます。

割引はやかけんについて

割引はやかけんは、障がい者本人用と介護者用のカードがあります。
障がい者用カードは本人のみが利用できます。
割引料金が適用され、おひとり様1枚のみの発行となります。
精神障がい者,市内在住の戦傷病者又は原子爆弾被爆者も利用可能で、発行時に障がい者手帳、療育手帳等が必要です。
精神障害者保健福祉手帳の場合は,有効期限設定が必要になります。
詳細についてはお客様サービスセンター(定期券売り場)に問い合わせるとよいでしょう。

介護者用はやかけん

介護が必要な障がい者を介護するときに利用するカードで、割引料金が適用されます。
発行時に介護が必要な方の身体障碍者手帳等が必要で、カードの氏名欄には「○○サマノカイゴ様」と、介護が必要な方の氏名が〇〇欄に表示されます。
介護以外では利用不可で、有効期限は毎年8月31日です。
引き続き利用を希望する場合は、有効期限の更新が必要です。
更新手続きは駅窓口及びお客様サービスセンター(定期券売り場)にて毎年8月1日から受け付けています。
更新時に介護が必要な方の身体障碍者手帳等を持参します。

割引はやかけんは、JR九州、西鉄エリアでの自動改札機、バス乗車機での相互利用ができません。
乗り継ぎ等で利用する場合は、バス乗車員に申し出るか、割引はやかけんにて切符を購入します。
相互利用サービスについてもエリアによって利用対象外となるところがあります。

はやかけんで使える全国相互利用サービス

「はやかけん」は九州各地はもちろん、全国各地の交通系ICカードと連携しているので対象エリアにて相互利用ができます。
自動改札機でタッチするだけで乗車でき、現金チャージ、履歴の印字、券売機での乗車券購入、電子マネー(PiTaPaエリアを除く)としても使えるので全国どこででも利用できます。

さらに、東海道・山陽新幹線のネット予約サービス「スマートEX」にも対応しています。
事前にお手持ちの「はやかけん」をスマートEXに登録しておけば、予約した新幹線をチケットレスで乗車できます。
使い方は改札機にタッチするだけなので、旅行や出張などあらゆるシーンで便利です。
カードが未登録の場合や乗車する人が2名以上や子どもを含む予約の場合は、事前に指定席券売機や窓口で切符を受け取れば乗車できます。

はやかけんが使えるエリア

「はやかけん」は、自動改札機を利用した場合、全国各地の相互利用サービスエリアにて使えます。
利用可能なエリアは、Kitakaエリア(JR北海道)、Suicaエリア(JR東日本)、PASMOエリア(パスモ協議会)、TOICAエリア(JR東海)、manacaエリア(名市交・名鉄等)、PiTaPaエリア(スルッとKANSAI)、ICOCAエリア(JR西日本)、はやかけんエリア(福岡市地下鉄)、nimocaエリア(西鉄)、SUGOCAエリア(JR九州)です。

全部相互利用サービスエリアの他に、SAPICAエリア(札幌市交通局)、 icscaエリア(仙台市交通局)、 りゅーとエリア(新潟交通)、くまモンのIC CARDエリア(熊本地域振興ICカード)等でも「はやかけん」は利用できます。

「はやかけん」が一枚あれば全国各地で自動改札機にタッチするだけでよいので利便性バツグンです。
福岡在住の方や福岡市地下鉄を利用する方は持っていて損はない交通系ICカードです。

nimocaとSUGOCAとの違い

福岡では、福岡市地下鉄の「はやかけん」の他に、西鉄のnimocaとJR九州のSUGOCAと計3社が交通系ICカードを発行しています。
3社とも相互利用が可能で、最もシェアが多いのが西鉄のnimocaです。
次いでJR九州のSUGOCA、福岡市地下鉄のはやかけんと続きます。

nimocaは、西鉄大牟田線という私鉄と西鉄バスの利用が多い方におすすめです。
ポイントは私鉄・バスともに乗車で付与されます。
さらに福岡の中心部でもある天神地区の商業施設や近隣施設にてnimocaで支払えばポイントが貯まります。
西鉄の利用や天神地区での買い物をする機会が多い方におすすめです。

SUGOCAは、JR九州の在来線の乗車でポイントが貯まります。
基本ポイントは運賃の1%で、特急券を購入すれば5%が付与されます。
さらに博多駅周辺の商業施設でもポイントが貯められるのでJR九州や博多駅周辺で買い物をする機会が多いとポイントが貯めやすくてお得です。

はやかけんは、福岡市地下鉄の乗車でのみ2%のポイント付与となりますが、ポイント付与率が他の交通系ICカードよりも高いことが魅力です。
地下鉄を多く利用する方にとって効率よくポイントを貯められるため、メリットが大きいカードといえます。

2枚、3枚と複数のカードを持ち、使い分けている人もいます。
どのカードを持つか迷ったら、最も利用頻度の高いカードを選ぶのがベストです。

タイムズカーシェアリングでお得に

タイムズカープラスでは、「はやかけんレール&カーシェア」というサービスを提供しており、「はやかけん」で福岡市地下鉄に乗車した方を対象に当日中のタイムズカーシェアの利用料金が206円優待されます。

個人認証もはやかけんで便利に

はやかけんを登録しておけば、毎回カーナビで操作しなくても、カーシェアリング車両のドアロックを解除できる「個人認証登録機能」が利用可能になります。
地下鉄から下車したらすぐにカーシェアリングの車両に乗れるので便利です。

ホークスファンは必見の限定はやかけん

福岡市地下鉄では、福岡ソフトバンクホークス仕様のはやかけんの販売や試合に合わせたキャンペーンなど、特典がある場合もあります。

キャンペーンは不定期ではありますが、福岡ソフトバンクホークスの応援、日本一になったことの記念など、福岡ソフトバンクホークスファンには必見です。

はやかけんで必要な注意

「はやかけん」は1カ月間の地下鉄乗車料金に応じて、基礎ポイントとボーナスポイントがつきますが、注意点があります。

まず、ポイント付与の対象となるのは自動改札機にカードをタッチした場合のみで、カード残高による利用に限ります。
カードでの乗車券の購入、電子マネーでのショッピングではポイントはつきません。
改札に清算時、場合によってはポイントが付かないこともあります。
定期券区間内での利用もポイント付与の対象外となるので気をつけましょう。

福岡市地下鉄で通勤通学ならはやかけん

交通系ICカードは自分の生活環境に合うものを選ぶのが一番です。
福岡市地下鉄で通勤・通学をする方、バスや電車よりも地下鉄の利用が多い方は「はやかけん」の利用がおすすめです。
はやかけんなら効率よくポイントを貯められて、便利に利用できます。