UKANO家計のクリニック

その投資ちょっと待って!「手数料までちゃんと見てますか?」

みなさんおはようございます。
川畑です。

投資で失敗してしまうパターンのひとつに
目先の「損」を重視してしまうことがあります。

価格が下がると怖くて売却していない?

例えば、長期投資のつもりで購入した銘柄で
購入後に価格が下がってしまうと
暴落が恐ろしくなって、売却してしまう。

そんなことありませんか?

実は株価は、企業の業績が良くても
何らかの理由で、暴落してしまうことがあります。

長期保有すると決めたのでしたら
まず、なぜ暴落したのを調べ、
次に財務状況を調べて、しばらく保有していても
財務的に問題がないのでしたら
様子を見て保有を続けることです。

投資信託の場合に気を付けること

これは、投資信託でも同じなのですが

投資信託の場合は、
自分で選んでなく、金融機関の人に選んでもらった場合
手数料を調べてみてください。

手数料が割高な場合は、保有を続けていると
リターンを手数料が帳消ししてしまうのです。

統計によると、リターンが高くても
手数料の高い投資信託を5年以上保有していると
手数料が安いインデックス型の投資信託と比べ
リターンが悪くなってしまいます。

ご自身で選んだ銘柄でも、
一度手数料を確認しておくといいですね♪

手数料は、複利効果で保有年数が長くなれば
長くなるほど、ジワジワときいてきます。

住宅ローンと一緒

住宅ローンと同じですね。

長く借りれば借りるほど、返済額がかさみます。

60歳か65歳までに、返済することを
予定して、定期的に繰上げ返済することです。

最近では70歳になっても住宅ローンが完済にならない人も増えています。
みなさんの所は大丈夫でしょうか?
住宅購入時に組んだ住宅ローンより、
金利が低いプランも出ている可能性もあるので、一度見直ししてみましょう!

銀行預金の金利よりも、住宅ローンの金利は高いので
預貯金するよりも返済した方が「得」します。

ただし、必ず使う時期がくる子どもの教育費などは
試算して、事前に確保することが前提です。

始める前にライフイベント表を作ろう!

なので、投資をはじめる前は、
ご自身のライフイベントをしっかり確認することです。
一度ライフイベント表など作っておけば、
家族の今後のお金の流れも把握もできますよ♪

ここまでお読みいただきありがとうございます。

ライフイベント表の作り方など分からなければ、
日本FP協会が解説と、テンプレートを用意していますので、ぜひ一度ご覧ください♪

日本FP協会・便利ツールはこちら