UKANO家計のクリニック

年収に見合った車を選ぶ方法とは。おすすめ厳選車にも注目

無理なく車を買いたい

日常の生活上で車が必要になった場合や、公共交通機関が充実しているので必需品ではないけれども、遠出などや大きい買い物などのために車が欲しいという場合、車を購入する準備を始めますよね。
車は金額的に大きな買い物なので、できるだけ無理のないように購入したいところではないでしょうか。

具体的に車を購入すると決まったら、予算の計画をしていくために情報の収集がまず必要になってきます。
自分の年収を把握して、どの位までなら車のために費用をかけることができるのかをまず算出しましょう。
毎月の支出はどの位になるのか、そして年間ではトータルでどの位になるのか、など具体的に計画してみましょう。

年収と車の関係は?

自分の収入がある人は、車を購入するときに年収と車のための支出額を割り出してみましょう。
自分の年収に対してはどの位の割合まで車に支出することが望ましいのでしょうか。
そして2台必要な場合は、どの位の年収が必要になるのでしょうか。

目安は年収の半分までの値段

車を購入するときは、自分の好みの車種や色、好みの自動車メーカーなどの中から欲しい車を決定します。
では値段についてはどう判断していますか?自分の好みの車や昔から欲しかった車が、もしかなり高額なタイプである場合は、ローンを組むとしても将来的に無理が出てきてしまいます。

購入の際に重要なことは、自分の年収の範囲で持てる車を購入するということです。
おおよその目安としては、自分の年収の半分までの値段の車を選ぶことがおすすめです。
これは現金で支払うときも、ローンを組む場合でも同じです。
これ以上の値段になると、車本体の支払いだけでなく維持費に関しても行く行くは大変になってきてしまうからです。

別にローンなどがある人は年収の30%だと楽

毎月の家計で支出の内訳は人によって大きな違いがあります。
消耗品や食費、家賃以外にも買い物や他のローンを既に組んでいるケースも考えられます。
このようなケースでは、年収に対してはどの位の金額まで車に対して消費すべきでしょうか。

ローンが他にある人は、自分の年収に対して30%までの金額の車を選ぶようにしましょう。
もし車の頭金などを払う場合は、頭金を払った後の車の金額が年収の30%以下になるような形が望ましいといえます。
くれぐれも無理のない金額の設定をすることが、車の購入では必要になってきます。

2台持ちしたいなら最低でも年収400万は必要

車が必要なケースで家庭によっては複数の車が一気に必要になるケースもあります。
例えば、夫は仕事場まで車で通勤をしなくてはならないために1台を専用で使い、普段ほかの家族が買い物なので使用するのでもう1台必要というケースが考えられます。

もし2台を購入するということになった場合は、どの位の年収ならば購入が可能になるのでしょうか。
一般的には2台購入するときには、最低でも年収400万円が必要と考えましょう。
3台以上の場合はさらに上の年収が必要条件です。
2人以上の収入源があり支払うのが2人以上の場合は、合わせた収入額で計算しましょう。

ローンを組む時の目安は?

車の購入するときに、現金の一括払いも場合もありますが、一番多いのは車のローンを組んで毎月分割で払うケースではないでしょうか。
ローンを組むときには、どのような条件が必要になってくるでしょうか、そしてローンの審査はどのような手順で行われるのでしょうか。

1年の金額が年収の40%ほどまでであれば通りやすい

車のディーラーや販売店で車を購入することを決定した後は、支払いについての手続きをしていきます。
車のローンを組むときには、購入者が信販会社などの支払代行会社と車の販売会社と3者の契約を結ぶ流れです。

車のローン額を決めるときには、大体どの位の合計金額であることが望ましいでしょうか。
前に年収の半分までの金額に抑えると記載していますが、ローンを組む場合はさらに年収の40%の金額までにしておくことが望ましいでしょう。
できるだけ金額は低くしておいた方が、ローンの審査が通りやすいからです。

信用情報や仕事から払えるか審査される

ローンを組む契約をするときには、カーディーラーや販売会社で契約書を記入した後でローンを組む信販会社などに書類と購入者の情報が届けられます。
その後すぐ信販会社の方で、車の購入者の信用情報を規定に従って審査するという流れになっています。
よって契約をしてローンの審査が通るまでには時間を要するのです。

では、信販会社ではどのような審査をするのでしょうか。
まず会社が独自に所有している個人の信用状況を確認します。
そして、金融機関で共有している信用情報のデータがどうなっているかなどステイタスを確認します。
さらに車の購入者が会社員などの場合は、その会社に本当に所属しているか、年収額、会社や所属先の経営状況などもチェックして、現在の仕事で本当にローンを支払えるかどうかが審査されるのです。

車には毎月維持費がかかる

車を所有すると考えなくてはならないものは、購入するときの車の代金や諸経費以外に掛かる費用についてです。
他の買い物は大体は購入したあとは、ほとんど費用がかかりません。
一方、車に関しては購入後も毎月そして毎年、数年毎と維持費が掛かるのです。
ここでは具体的にどのような維持費があるのかについて見ていきます。

最低でも毎月2万前後かかると考えよう

車の維持費を考慮するときには、どの位の金額を考えて準備しておけばよいでしょうか。
細かく算出すると、車の車種や大きさによってもかなり変わってきます。
一般的な毎月の経費の平均を見ていると、最低でも毎月2万円はかかると見ておくとよいでしょう。

車を購入する前に、このような維持費を毎月の支出として考えた上でローンを組むことが望ましいのです。
また、使用可能な貯蓄がある場合は不足分は貯金から支出しよう、と考えるかもしれません。
しかし、維持費は毎月確実に掛かるものですので、後になって無理が出てこないように慎重に計画することが必要といえます。

毎月かかるのは燃料代や駐車場代など

具体的に毎月の車の維持費の内訳はどのようになっているのでしょうか。
まず最初に挙げられるのが、何といってもガソリン代(燃料代)です。
これは普段車をどの位の頻度で使用するのか、によって変わってきます。
毎日の通勤で使う場合と、休日にしか乗らない場合は距離も全く違います。
また定期的に遠出をする人はさらに燃料代が掛かりますので、さらにプラスして考えるべきなのです。
通勤費として経費が落ちるなどでも条件が変わります。

そして次に挙げられるのが、車の駐車場代です。
主に賃貸のマンションやアパートに住んでいる人で、駐車料金がかかる場合は別途払う必要があります。
また車を複数台持っていて、住居スペースに停められない場合は、駐車場を契約するため毎月の駐車場代が掛かります。
この金額は場所や契約する会社によっても変わってきます。

年単位でかかるのは自動車税や保険料など

上記で説明した毎月掛かる維持費用の他にも、毎年掛かる費用があります。
まず車の所有者に対して課せられる自動車税があります。
自動車税は必ず払わなければいけない税金ですので忘れずに納めましょう。

自動車税は用途や総排気量により税額が違います。
税額は1万800円~11万1,000円となっいます。
そして次に掛かる経費は車の保険料金です。
自賠責保険や任意保険がありますが、契約している保険会社によって金額が違ってきます。
年払いにするとお得になることや、インターネット申込みで割引になることもありますので事前に調べてから加入したいところです。

女性におすすめの手ごろな車は

女性が車を購入したいという場合は、どのような車種やタイプがおすすめなのでしょうか。
ここでは女性に人気のあるおすすめで、お手頃な金額の車種を解説していきます。
ぜひ次に購入するときの参考にしてみて下さいね。

スズキ ラパン

軽自動車といえばスズキというほどネームバリューがあり、そのスズキから販売されている「ラパン(Lapin)」。
何といても目に入った瞬間にかわいいフォルムが印象的な軽自動車です。
全体的なフォルムが四角いのに丸みがあるデザインです。
そしてそのカラーも全部で12色あり、好みの色が見つけやすい車です。

値段はトータルで約200万~300万円とみておくと良いでしょう。
小さい車ですが、4ドアで2WD、CVT車です。
消費燃料率は35.6Lkm / Lで車の購入時の取得税、重量税が免税となっている車です。
また、女性が乗りやすいようにさまざまな工夫がされた車で、フロントガラスの紫外線防止効果やエアコンからナノイーが出る作りなど乗ってうれしくなる車なのです。

ホンダ N-BOX

本田技研の定番の車といえば「ホンダ N-BOX」です。
ホンダの中でも人気のある車の一つとなっています。
一番の特徴はシートを自由に動かすことで、車内空間が目的に合わせた広さに変更して乗ることができることです。
ファミリーカーとしても使い勝手がよい車で、チャイルドシートから子供の乗り降りがしやすい車高になっています。

消費燃料率はターボタイプで25.6Lkm / L、i-VTECエンジンで27.0Lkm / Lとなっていて低燃費を実現しています。
また後ろのトランクがスライドタイプになり、大きい荷物の出し入れも楽に行えます。
車のカラーは全部で10色で色に合わせたキーが付いてきます。
キーはHONDAスマートキーシステムでドアを握るだけで開けられる便利なシステムを採用しています。

ホンダ フィット

こちらもホンダの人気の車の代表格のフィットです。
ハイブリッド車とガソリン車があり長年定番車として圧倒的な支持を受けています。
値段はトータルで約400万~500万で、カラーは全部で11色ありバリエーションが豊富です。

フィットはハイブリッド車として燃費がよいだけでなく、安全運転機能や快適なドライブをサポートする機能も多数ある魅力の車です。
またエンジンの位置が運転席側についているため、後部座席の空間がいっそう広くなりました。
消費燃料率はハイブリッド車で37.2Lkm / L、ガソリン車で24.6Lkm / Lとなっていてトップクラスの燃費を実現しています。

払える金額に気をつけて買おう

ここまで車をこれから購入するときの車の金額や、各種の維持費や経費について述べてきました。
そして女性が車を買うときに、おすすめしたい車の種類についてもまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
車は日常の中で必需品であると共に、趣味で乗るという意味でも生活に欠かせないアイテムといえるでしょう。

車は買い物の中でも高額なものですので、購入するときはローンの毎月の金額設定や、ボーナス時の金額でも無理なく支払える金額を設定して契約することが大切です。
お気に入りの車を見つけて、より日常生活が豊かなものになるとよいですね。