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176,796人のファイナンシャルプランナーさん
176,796人(2017年7月時点日本FP協会参照)
現在、日本全国にこれだけのファイナンシャルプランナーさんがいます。 では、その中に自分で資産運用を実践し、不労所得を得ているFPさんはいったい何人いるのでしょうか。 ファイナンシャルプランナーという資格は勉強すれば誰でも取得が可能です。 もし、あなたが家計の相談をするなら、資格だけ持っているファイナンシャルプランナーさんと投資で成功しているファイナンシャルプランナーさんどちらを選びますか?・・・
「まさか4才の娘に私立中学に行きたいって言われるなんて夢にも思いませんでした」
こう話しはじめた川畑さんは元々どこにでもいる普通の主婦。
共働きで、夫婦合わせればそれなりに収入があったので高校から私立に行かせるくらいは問題ないと思っていましたが、まさか中学からだなんて・・・それに4才ですからね。
娘に話しを聞いて見ると、友達のおばあちゃんが原因だったんです。
とても教育熱心な方で、そのお友達は3才の時にはひらがな、カタナカを書くことができ自分の名前は漢字で書けるって言ってました。
娘もそんな友達の姿を見てカッコいいと思ったんでしょう。
その友達がおばあちゃんの勧めで私立中学に進学したいと言っていたので、マネをしたんだと思います。
私は、元々仕事人間でした。
monoマガジンっていう雑誌編集の仕事をしており、朝から夜中まで働き締め切りに終われる生活をしていたんです。
でも、それが嫌いじゃなく仕事は大好きだったんです。
雑誌のテーマもよかったんだと思います。
世の中に知られていない新しいものを見つけて、自分で取材して雑誌として世の中に公開する。
反響があったときは鳥肌がたちます。
だから、子供ができても仕事は続けていくつもりでした。
子どもが生まれて仕事人間を返上しました。
そんな仕事人間でしたが、育児と両立のため転職をしました。
なかなか編集以外の仕事が見つからず2人目が生まれるまでは規模の小さい出版社での仕事でした。
赤ちゃん2人で出版の仕事は辛く、なんとか9時~5時で働ける経理の仕事を見つけ、幸せに生活していました。
そんな時に「わたし中学私立に行きたい」って言われたんです。
大好きな自分の子供ですから、できれば希望することはなんでも叶えてあげたいと思いました。
まず、学費がいくらするのかを徹底的に調べました。
元編集ウーマンですから調べるのは得意です。
そしたら私立大学まで行かせるとなると・・・1500万円・・・下の子もとなると3000万円。
あくまで学費だけですから、学習塾なんかも入れるとさらに費用はかかってきます。
完全に学費貧乏、教育貧困です。
ついていたのはまだ娘が4才だってことでした。
中学受験するまでにまだ9年近くありますから時間はある。
初めて某銀行の資産相談会に行ってみました。
某銀行の資産相談会では、金融商品の案内だけでなく変額保険の資産配分の見直しを教えてくれたりしました。
それで信頼して投資信託も購入しました。
私はインド株式の投資信託、主人は、新興国の債券の投資信託でした。
3000万円を教育費のために貯めるとなると老後資金がなくなってしまいます。
だから、普通に貯金だけではダメなんです。
わたしは投資するしかない!と思い積極的な投資信託にチャレンジしました。
それから投資の勉強もはじめたいと思いました。
そして、投資について教えてくれるファイナンシャルプランナーさんを探しました。
だけど返ってきた答えは・・・教育費を投資で準備するなんてもってのほか!絶対ダメ!危なすぎる!それもわかりますが・・・、私は納得できなかったんです。
そして、何人ものファイナンシャルプランナーさんの事務所を訪ねました。
その結果、ファイナンシャルプランナーさんからは2通りの返事しか返ってきませんでした。
ダメって言う人と、お金を預けてファイナンシャルプランナーさんが運用する。
という2つです。
私が知りたかったのはあくまで投資のやり方です。
だから自分で勉強をはじめて、投資をしていったんです。
ところが・・・リーマンショックで資産が暴落(笑)・・・次回に続く
プロフィール 川畑 明美
家政学科の短大卒業後、出版社ワールドフォトプレスに11年勤務。
結婚・出産後、小規模な出版社を経てパッケージデザイン会社の経理を担当。
ふたりの子供を抱えながらもフルタイムで働いている間に、投資信託の積立投資で2000万円の資産を構築する。
その後、投資信託を利益確定した現金とボーナスを頭金にしてアパート1棟目を取得する。
2013年にファイナンシャルプランナー資格を取得。
雑誌、WEBメディアを中心に執筆活動を行う一方、積立投資の選び方と積立設定までをマンツーマンで教える家計のコーチングサービスを展開。