投資に挑戦、投資に活用できるアプリの紹介

投資に挑戦、投資に活用できるアプリの紹介

家計の知恵 2019.01.10

投資の種類と投資に活用できるアプリの紹介

これから投資を始めてみよう、と思い立った方にとっては、市場に出回っている投資商品のあまりの多さを見ると戸惑ってしまうかもしれません。特に増えることよりも失ってしまう怖さのほうが強い、という方も多いのではないでしょうか。
ここでは「初心者でも分かりやすい」代表的な投資の種類と、投資を行う上でもはや欠かせないものとなってきている、便利なスマートフォン向けのアプリについて紹介します。

投資とは

新聞や雑誌、テレビやインターネットなどで「投資」という言葉は毎日のように目にし、取り上げられる機会が多くなってきています。少し前までは「投資」というと、資金が多く必要なのではないか、手続きが煩雑だったり、ギャンブルなのではないか、大損をしてしまうのではないか、といった、一歩身構えてしまうような雰囲気もありました。しかし、インターネットの普及や、金融自由化などによって、今では手軽に行えるイメージに変わってきつつあります。
周囲の人たちなどの影響で、これから投資を始めてみたい、でも何から手を付ければ良いのか分からない方に向けて、投資の基本から説明します。

投資の基本

基本的なことながら、意外と分かりづらいのが「投資」という言葉です。投資とは、一体どういった意味があるのでしょうか。一般的には、投資とは資金を投じて金融商品の売買を行うことで差益を得ること、金融商品の配当を期待すること、といった定義がされています。
投資というと、まとまった金額が必要なものと思われていましたが、最近では、ごく少額からでも投資をすることができる金融商品が次々と登場してきました。そのため、誰でも手軽に行える、身近なものという印象に変わってきています。
少額の資金でできると言っても、投資にはメリットだけではなく、当然デメリットもつきまとってきます。そのため、投資を行う際には、メリット、デメリットを抑えておくことが必要です。

投資と資産運用の違い

これから投資を始めようと思った方が、金融関連の雑誌の特集を読んだり、投資商品の紹介をしているホームページなどを見ると「投資」と「資産運用」と2つの言葉が存在していることに気づいている方もいるでしょう。
この「投資」と「資金運用」は、目的が同じですので、同じ意味合いで用いてもあまり不自然ではありません。そのため、2つの言葉が混在している雑誌やホームページも少なくありませんが、厳密には、この2つの言葉には違いがあるのです。
まず「投資」は「利益を得ることを目的として、株式や債権、不動産などの金融商品に資金を投入すること」を指します。そして、「資金運用」は、自分が所有している資産を、目的を持って増やすことを目的として投資を行ったり、預貯金を行うこと」を指します。つまり「投資」は「資産運用」のひとつの手段という考え方が正しいのです。

  <目的> <手段>
投資 利益を得る 株式などの金融商品に資金を投入する
資産運用 所有資産を増やす 投資や預貯金を行う

投資の基礎知識と種類をおさらい

銀行に預金をしておくだけでは、金利はほとんど付かない時代となっていますので、将来のことを考えて、資産を増やすために投資をしているという方も少なくありません。手軽に始められるようになって身近になった投資ですが、間違った知識で投資を行ったために、資金を増やすどころか減らす可能性もあります
改めて投資というのはどういった意味なのか、という基礎知識と、投資にはどんな種類があるのか、じっくりおさらいをしてみましょう。

基礎知識

投資というと、ある程度の資金を持っていないと始められないイメージが強いものでしたが、最近は少額から投資ができる金融商品も多数登場し、敷居が低いものとなってきています。
以前は銀行に定期預金をしておけばよい、と考える方も多かったのですが、今ではゼロ金利などで、金利がほとんど付かない時代になってきています。そして、人生100年時代と呼ばれる程、仕事を退職した後の生活資金について考える必要が生じてきており、インターネットや雑誌などで、投資に関する特集が多く組まれています。
雑誌などの特集を読んだり、職場の人たちの投資の話などを聞いて、自分もはじめてみようと考える方も増えてきていますが、資金が増えるというメリットだけではなく、デメリットもあることも念頭に置いておく必要があります。

株式投資

投資と言うと、真っ先に思い浮かぶ代表的なものが、株式投資です。株式会社は、会社を運営したり、事業を拡大するために必要となる資金を調達するための手段のひとつとして、株式を発行しています。この株を売買することによって、利益を獲得することが株式投資です。
株式投資は、株式を安く購入し、購入した値段よりも値が上がった時に売却をして、その差益を得る方法がまず挙げられます。そして、株主として配当金や株主優待を得る方法があることが大きな魅力です。株価が購入時より下がると損が出たり、会社がなくなったり、上場が廃止されると株式の価値がなくなることがデメリットだと言えます。

ロボアドバイザー

最近登場した投資の方法が、「ロボアドバイザー」を利用して行うことです。ロボアドバイザーとは、近年話題となっているAI(人工知能)を利用したもので、自分の考える投資の目的や、リスクに関する考え方などを事前に登録しておくことで、ピッタリ合っていると思われる投資の方法やプランの提案してもらえたり、助言を受けられるというサービス全般の事を指します。
これまでは、助言や提案は、証券会社や投資会社の担当者が行っていたのですが、その分手数料が必要でした。人で行っていたことをAIが全自動で行うことによって、人的な費用が抑えられるために、手軽な料金でアドバイスを受けられるのです。
また、全自動ということで、投資をしたいけれども、なかなか株価や為替チャートに張り付いてチェックするのは難しい、といった多忙な方でも、任せられることがメリットです。資金に対して、年間1パーセントほどの委託手数料がかかることが、ロボアドバイザーのデメリットと言えます。

投資信託

投資信託とはファンドとも呼ばれる投資商品で、証券会社や投資会社のファンドへ投資家から資金を集め、ファンドの専門家がさまざまな金融商品へ投資し、運用することで出た利益を投資家へ分配する金融商品です。
投資家にお任せしたい、どの金融商品を選べば良いのか分からない、一つの株式だけでは心もとない、株価の乱高下が気になる、といった方におすすめですが、元本割れをする可能性もあるというデメリットもあります。

FX

FXとは、外国為替証拠金取引の略称で、担保となる「証拠金」を元に、外国の通貨を売買することです。外国の通貨で預金をすることではなく、外貨を取引することで利益を得る投資です。
証拠金を担保とすることで、担保した金額の10倍から25倍もの金額を取引することができるので、少額の証拠金で、為替相場の動き次第で、ごく短期間でとても大きな利益を得られることが特徴です。しかし、その分、大きく損する可能性があることがデメリットです。

仮想通貨

ニュースなどで知られるようになったのが、仮想通貨です。ドルや円といった実際の貨幣ではなく、インターネット上の電子データだけで取引が行われる「バーチャル(仮想)」の通貨の事を指します。
投資をするためには仮想通貨取引所に登録する必要があります。通貨は海外でも使用することができ、送金も行えること、ハイリターンが期待できることがメリットです。一方で、値動きが大きいためハイリスクであること、セキュリティ対策がしっかりされていないとデータが流出したり、紛失してしまうというリスクがあります。

不動産投資

不動産投資とは、マンションやアパートなどの不動産を、利益を得るために購入をすることです。物件を賃貸することで家賃収入を得ることや、物件を買値より高い価格で売ることで差益を得ます。駐車場や倉庫、太陽光発電パネルなども不動産投資にあたります。
長期的に利益を見込まれる、賃貸にすることで安定した一定額の定期収入が得ることができるのがメリットですが、投資のためにはまとまった金額が必要であることや、入居者が見つからなかったり、災害などで建物に損害を受ける可能性、そして将来的に資産価値が下落する可能性などのデメリットがあります。

投資に活用できるアプリ

今では、投資を行うためにはスマートフォンは手放せないものとなっています。アプリも種類が大変多く、今では、どのアプリを使っていけばよいのか迷うほどです。数ある投資関連アプリの中でもおすすめのアプリを紹介します。

情報を収集するアプリ

まず、情報収集に活用できるアプリを紹介します。限られた時間の中で、いかに効率よく情報を得られるのかが、投資をする上で欠かせないスキルといえます。そんなスキルを最大限生かすためにも、アプリの活用を検討しましょう。

俺の株ニュース

「俺の株ニュース」は、自分が保有している株式の情報が入手できます。また、気になった会社を登録しておくことによって、所有している銘柄の情報はもちろん、経済ニュースまで効率的に見ることができます。
株取引を行っている人や所有している銘柄の最新情報を知りたい人、経済に関する知識、掲示板やSNS上での意見を幅広く取り入れたいと思う人にとって、とても有益なアプリになっています。様々な媒体の経済ニュースを閲覧でしたい人にお勧めの「株」、「銘柄情報」をいち早く手に入れられる経済アプリです。

ロイター

世界の最新ニュースを日々発信していることでおなじみの、国際的に有名なニュース通信社のひとつであるロイターからも、スマートフォン用アプリがリリースされています。国内、海外の経済や政治状況、社会情勢、テクノロジー等のニュースを日本語で閲覧することができる他、通貨レート、企業のマーケティング、市場データのニュースを受け取ることができます。

BitNews

仮想通貨の取引に特化したニュースアプリ。取り扱っている仮想通貨は約1,400種類で、仮想通貨に関するニュースをチェックすることができます。今話題となっているニュース、最新ニュースの他、それぞれの通貨のチャートを見ることができます。仮想通貨に特化されているので、これから仮想通貨取引にチャレンジしてみたい、興味がある方向けのおすすめアプリです。

資産を管理するアプリ

いろいろな銀行や証券会社などに口座を複数所有していると、自分が所有している資産はトータルでどのくらいか、利益、損益はいまどのぐらいなのか、把握するのが難しいこともあります。資産を一元化して管理できるアプリを取り入れると、一目で資産の状況が分かります。

マイトレード

マイトレードは、複数の証券会社や銀行などに口座を所有している方が、一元して投資の状況を管理することができ、損益の記録や、株式情報を行いたい方向けの便利なアプリです。無料と有料があり、通常の売買取引が非常に多く管理が大変な方には有料プランを選ぶことがおすすめです。

Money Forward ME

Money Forward MEは、家計簿を自動で作成するアプリです。現在の資産状況、株式やFXや株の資産管理、銀行口座やクレジットカードの使用状況、年金やポイントなども簡単に把握することができるのでとても便利です。

投資をシミュレーションするアプリ

これまで投資の経験がない方にとっては、いきなり自分自身の資金を投入して投資を行うことは勇気がいるかもしれません。実際の取引を始める前に、まずはゲームで架空の資産を増やしていく、投資シミュレーションを行うゲームアプリで事前に練習をしておくことで、イメージトレーニングにもなりますし、実際の金融商品で行うので投資の勉強にもなります。

あすかぶ

ゲームをしている気軽な感覚で株式投資のシミュレーションができるアプリです。1日1銘柄の株価を指定されて、次の日に上がるか、下がるかをみんなで予想します。上がるか、下がるかですので簡単ですし、他のユーザーのコメントなどを見ながら楽しく株の事を学ぶこともできます。これから株式投資をしてみたい、興味がある方におすすめです。

iトレ

iOSのバーチャル株取引ができるゲームアプリです。最初に100万円の資金が手渡され、株取引を行いながら資金を増やしていきます。現物の売買だけではなく、信用取引やIPOなども体験できるので、実際の株式投資の取引と非常に近く、勉強として最適のアプリだといえます

トレダビロイド

株取引をバーチャルで楽しめる、Android版のスマホゲームアプリです。1,000万円を元手として、株価チャートをチェックしながら、上場されている実際の株式の売買を行いながら、資金を増やしていきます。ランキング形式となっているので、ライバルと競うことで張り合いがありますし、チャートなどの見方、予想の仕方を学ぶことができるゲームです。

各銘柄を分析するアプリ

株式取引を行える銘柄は非常に多くあるので、ある程度銘柄の数を絞った上で、分析し、投資を行う方が良いとされています。銘柄の分析のために、アプリを利用して必要な情報を入手することと、効率よい分析が行うことができます。

会社四季報ONLINE

会社四季報ONLINEは、株式分析を行う方必携の会社四季報の内容を、スマホで閲覧できるアプリです。無料、有料とあります。無料でも最新の株式ニュースを閲覧でき、気になっている銘柄の情報をすぐに検索することができます。

アナリストレポートライブラリー

アナリストレポート・ライブラリは、証券アナリストによって調査分析された「アナリストレポート」をPDFで閲覧することができるアプリです。気になる銘柄の充実したプロならではの情報を無料で読むことができます。Android、iOSどちらのバージョンもリリースされています。

各証券会社等の提供するアプリ

ほとんどの証券会社もしくはFX業者では、それぞれの会社ごとにオリジナルの取引アプリをリリースしています。どこにいてもスマホさえあれば、入出金や簡単な操作で株式の取引注文を行えます。
さらに、FXやオプションの取引、スクリーニングやニュース、マーケット情報の閲覧もできたり、アプリの画面を自分にとって使いやすいようにカスタマイズできる等、それぞれの会社ごとに独自の特色を打ち出しています。
証券会社やFX業者のアプリは、その会社に取引口座を持っていない方でも使えるというものが多いです。たとえば、実際の取引は口座を持っている会社のアプリを使うものの、ニュースや最新情報のチェックは、他社のアプリで行うなど、複数のアプリを使い分けることもおすすめです。
資産運用

賢くアプリを活用して投資に挑戦

投資を行うためには、スマートフォン用のアプリは欠かすことができないツールです。投資の勉強からシミュレーション、情報のチェック、そして取引までさまざまな種類のアプリが提供されてます。
投資をしたい金融商品の種類や、投資の目的やスタイルは、人によって違ってきますので、必要な情報、使い勝手なども異なります。まずは評価や口コミなどを参考に、いろいろなアプリを使ってみましょう。自分にぴったりあったアプリを見つけて使いこなしていくことで、納得のいく投資を行うことができるでしょう。

この記事のライター UKANO 編集部

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