主な投資方法のやり方を理解し自分に合う投資を探してみよう

主な投資方法のやり方を理解し自分に合う投資を探してみよう

家計の知恵 2019.01.04

投資を始める前にやり方を知っておこう

投資を始めてみたいけれど、種類が多すぎてどれがいいかわからないとすでに諦めモードの方も多いと思います。投資の世界はどんどん新しい金融商品が登場していますので、専門家や投資を始めて多くの経験がある方ならまだしも、初心者がすべてを把握するのはほぼ不可能です。そのため、初心者が投資を始めるときには、まず投資のおおまかな種類と始め方、投資の流れにおけるポイントについて押さえておくようにしましょう。

投資を始めるまでの流れ

投資を始めるまでの流れについて紹介します。周りがしているからと流されるままに投資を始めてしまうと、後で大きな損失やトラブルが発生する可能性があります。大切なお金を投じて運用を行いますので、失敗しないためにもできる準備はきちんとしておくことが大切です。投資の準備段階として重要な知識となりますので必ず押さえておきましょう。

投資方法を選ぶ

主な投資には、株式投資、投資信託、FX、債券、不動産、仮想通貨などがあります。他にもたくさんの種類があり、投資を始めるにはまず自分がやりたい投資を選ぶ必要があります。それぞれに投資方法が異なりますので、後述の説明を読んで、ある程度理解を深めておきましょう。
投資方法の選び方は、まず自身が何のためにお金を貯めるのか、投資をする目的や目標を明確にして、目指す投資のあり方によって決定します。投資をお金目的にしてしまうと、儲けることに必死になってマネーゲームになってしまいがちです。投資はあくまで資産を増やす手段として捉え、その先の目標のためにモチベーションを維持してがんばりましょう。

きちんと勉強してから投資を始める

投資には様々なスタイルがありますが、ほぼすべての投資にリスクが伴います。きちんと勉強をしてから始めなければ、リスクが発生したときに上手に対処できません。王道な勉強方法として、投資本を教材テキストに勉強する方法がおすすめです。投資にまつわる書籍は大量に出版されていますが、定評があり、きちんと成果を出している投資家が書いたものを選ぶと説得力があって安心です。
もちろん、本を読んだだけで成功できれば良いのですが、実際に始めてからは、投資経験を積んで実践から学ぶことの方が多くなります。投資の基本知識を習得したら、経験を積んで投資のノウハウを身につけましょう。

どの投資をするか選ぼう

ここでは、主な投資方法である株式、仮想通貨、FX、不動産投資、投資信託について紹介します。それぞれの特徴を踏まえて、どの投資方法にするかを選びましょう。選ぶ投資によって、必要になる運用資金もそのリターンも大きく異なります。また投資に伴うリスクの大きさも左右されますので、自分にとってどの投資が向いているのか、慎重に検討する必要があります。

企業の株を売買する株式投資

株式投資は投資家から人気があるメジャーな投資方法の1つです。株式とは、企業が資金を調達するために発行している株を売買して利益を得る投資となります。株価は常に変動していますので、安い時に購入し、高い時に売って利益を得ることが株式投資の基本です。
株式を保有すると株主となり、その企業に出資するオーナーの一員になることができます。株主総会での議決権を持ち、配当金や株主優待を受ける権利も手に入ります。

インターネット上で使える仮想通貨を使った投資

近年急激に商品が増えている仮想通貨とは、インターネット上で使うことができる新しい電子通貨のことです。不正アクセスによる流出や規制などでニュースを度々賑わしていますので、名前は聞いたことがあるかと思います。
仮想通貨は次に紹介するFXのように、通貨の価値の変動により利益を得る投資方法となります。一時期値下がりをしていましたが、ここへきて仮想通貨が盛り上がりを見せています。日本では法律できちんと定められており、仮想通貨はきちんと法で認められた投資方法となります。

外国の通貨の売買をするFX

FXとは、外国の通貨を売買することで利益を得る投資方法です。日本円をはじめ、各国の通貨の価値は変動制となっているため投資対象となります。例えば、1ドルが100円のときにドルを購入し、120円のときに売りに出せば差益が20円出るという仕組みです。
FXには、レバレッジという制度があり、自分の資金を担保にして数倍のお金を投入できますので、効率的に運用することが可能です。このように、FXの大きな魅力は少ない元手でも大きなお金を運用して投資ができる点にあります。

不動産を購入する不動産投資

通常、自分が住むためにマンションやアパートを購入しますが、利益を得ることを目的に不動産に投資することを不動産投資と言います。不動産投資の利益は、家賃収入や物件の価値が上がったときに売却して得ることができます。不動産投資は長期運用して安定した家賃収入を得るために投資することがメインとなっています。
株式や仮想通貨、FXのような金融商品との違いは、節税対策ができる点と何十年という長期スパンでの投資が可能である点です。そのため、老後のための不労所得として不動産投資でサラリーマン大家になる人も増加しています。

投資の専門家に投資を任せる投資信託

投資信託とは、投資家からお金を集めて、ファンドマネージャーと呼ばれる運用のプロが投資家に代わり運用する投資システムです。投資が成功した場合、投資額に応じて投資家に報酬が分配されます。ファンドマネージャーに託して投資を行いますので投資家本人には専門的知識は不要となるため、投資信託は初心者向きの投資方法と言えます。
投資信託は1000円や10000円といった少額から始めることができることも大きな魅力です。ただし、元本保証がないため、元本割れのリスクがありますので注意が必要です。

      投資の種類         特徴
      株式投資 企業が資金を調達するために発行している株を売買して利益を得る投資
       FX 外国の通貨を売買することで利益を得る投資方法
     不動産投資 利益を得ることを目的に不動産に投資すること
      投資信託 ァンドマネージャーと呼ばれる運用のプロが投資家に代わり運用する投資システム

株式投資のやり方

具体的な株式投資の方法について紹介します。株は怖い、失敗するなどのイメージが強い投資ですが、古くから多くの投資家から支持されている投資方法です。正しい方法で、常にアンテナを張って情報収集するなど、初心者でも上手に運用すれば安全にお金を増やすこともできますので、ぜひ挑戦してみてください。

取引口座の用意をする

株式投資を行うには、まず売買に利用する証券会社の口座を作るところから始めましょう。店舗型証券とネット証券の2つに分けられます。どこの証券会社にするかという時点でつまづきそうになったら、現代ではパソコンやスマホアプリから株取引する人が多いため、ネット証券の利用がおすすめです。
ネット証券なら株価の変動にすばやく対応できる上に、手数料が安いというメリットがあります。店舗型証券も窓口で直接相談できるというメリットがありますが、手数料が高いことと注文時間に制限があることがデメリットとなります。証券会社の口座を開設したら、投資のための資金を入金しておきましょう。

買い注文を行う

証券会社の口座と運用資金を入金して準備が整ったら、買い注文を行いましょう。買い注文のために、まずは投資したい銘柄を選ぶ必要があります。ネット証券では、企業を検索して選ぶこともできますので、すでに銘柄を決めている場合は活用するとよいでしょう。
株式投資の買い注文は、価格を指定して買い注文する「指値注文」と、価格を指定しない「成行注文」のどちらかの方法を使って取引を行います。指値注文の場合は希望の指値以下になるまで取引が成立しませんので、最初はすぐに取引できる成行注文で買い注文を出し、ある程度慣れてきたら指値注文を利用するとよいでしょう。

売り注文を行う

株式投資の売り注文を行う場合は、売りたい銘柄と売る株数、指値注文と成行注文のどちらの方法にするかを選び、売り注文を行います。基本的な流れは買い注文とほぼ同じとなります。
売りに出す株数は、持ち株全部を売る必要はないため、まだ値上がりする可能性があり迷うようであれば、半分だけ売るということもできます。状況に応じて判断する力が必要となります。なお、慣れるまでは買い注文、売り注文共に成行注文がおすすめです。

仮想通貨のやり方

今話題の仮想通貨を購入してみましょう。購入方法については以下の流れを確認してください。購入手順は、まずアカウントを作成し、運用資金を入金したら、好みの仮想通貨を購入できます。仮想通貨は新しい商品もどんどん登場していますので、多くの人が参入していない分大きな伸び幅が期待できます。手順そのものはいたって簡単ですので、怖がらずに正しい方法で進めていきましょう。

取引所を選んでアカウント登録を行う

仮想通貨の取引を始めるには、取引所のアカウント登録をして口座を開設する必要があります。なお、仮想通貨取引所は国内だけではなく海外にも数多く存在しますので、どこの取引所にするか悩むところですが、初心者の場合はまず国内の大手取引所で登録することをおすすめします。
仮想通貨の種類によっては取引所との相性の良し悪しがありますが、初めての仮想通貨取引でそこまで判断することは困難です。経験を積んで慣れてきたら、取引したい仮想通貨の種類によって取引所を使い分けていくとよいでしょう。

取引所への入金をする

初めに取引所に入金をすることで、仮想通貨を購入することができるようになります。取引所への入金方法としては、銀行振込が一般的ですが、コンビニからでも入金は可能です。最近では、投資家のほとんどの人がネットバンキングを利用して取引所への入金を行っています。今現在ネット銀行の口座がないという方は、ネット取引が行えるようにネット銀行の口座を作っておくことをおすすめします。

仮想通貨の売買を行う

運用資金の入金が完了したら、仮想通貨の売買を行いましょう。仮想通貨の売買は、取引所の取引画面から行うことができます。FXや株式投資のような他の金融商品と同じように、価値が下がっているときに購入し、価値が上がっているときに売却を行うことが基本です。
仮想通貨の売買はいたって簡単で、ネットだけでも始めることが可能です。仮想通貨は1000円でも売買できますので、初心者の方が始める場合には、最初は少額から始めましょう。

FXのやり方

次にFXの始め方について紹介します。FXに成功するためのスキルやノウハウは、投資を行っていく過程で少しずつ身についていきます。そのためにも、本番と同じようにFX体験ができるデモトレードを行い、基本的なFXの考え方を習得していきましょう。

FX会社を選び口座を開設する

FXを始めるためには、FX口座を開設する必要があります。FX会社は国内だけでも50以上ありますので、初心者の方が最適な会社を選び出すのは簡単ではないはずです。FX会社の相性は人それぞれのため、実際に利用しないとわからない部分がありますので、可能なかぎり入手できる情報から判断していきましょう。
選ぶポイントとしては、少額単位でできる1000通貨単位の取引に対応していること、デモトレードを提供していること、サポートの有無などを基準にするとよいでしょう。FX会社が公開しているホームページをチェックしたり、実際に使ってみたりして、自分に合ったものを選定していきます。

証拠金を入金し通貨の取引を行う

FX会社を選んで口座開設ができたら、口座に証拠金を入金することで通貨取引を開始できます。FXの場合、レバレッジという仕組みを用いて少額の資金でも大きな取引が可能となるため「証拠金」と呼ばれます。FXの取引は、円とドル、ユーロとドルというように通貨を交換することで成立しますので、どの通貨ペアにするかを選んで売買を行います。初心者の場合は、FXの基本である米ドルと円での取引から始めてみましょう。

不動産投資のやり方

不動産投資の始め方について紹介します。他の投資方法と違い、不動産投資には大きなまとまった資金を必要としますので、銀行の融資を受けるところから考えていく必要があります。投資そのものに不慣れな方には初めてのことばかりかもしれませんが、老後のために今から貯蓄を考えるなら、不動産投資は非常におすすめです。

銀行の融資を受ける

不動産投資には大きなお金が必要となります。マンションやアパートを買えるような資産がないという場合には、銀行から融資を受けてローンを組む必要があります。どの銀行や金融機関なら融資が可能なのか、いくらまで受けることができるのかを知り、具体的な事業計画を立てていきます。
ほとんどの人が不動産投資の会社に依頼されると思いますので、その会社に相談し、提案を受けるとスムーズです。金利や準備する自己資金、ローンの返済計画などが明確になれば、投資の具体的な計画を立てていくことができます。

物件を選び購入する

次に、投資する物件選びを進めましょう。投資専門の不動産サイトを利用したり、不動産会社、管理会社から良い物件を紹介してもらって購入を検討します。良い物件になればなるほど高額になりますので、最初に立てた資金計画にみあう物件かどうかを判断する必要があります。物件を選んで銀行や金融機関の審査に通過できたら、ようやく物件の所有者となります。
所有者となった後は、本格的に不動産投資が始まります。不動産投資をする人の中には、再投資を視野にいれている方もおられます。物件を購入することは、その後のステップの1つとなりますので、中長期スパンの投資計画として将来を見据えて行動することを心がけましょう。

物件の管理と経営を行う

物件を購入して引き渡しが完了すれば、正式なオーナーとなり、物件の管理と経営が始まります。賃貸マンションの経営において、入居者募集や家賃の集金、クレーム対応、設備の更新など、様々な業務を行う必要があります。他にも、家賃が下がらない努力をしたり、運営コストの見直し、ローンの借換・金利の引き下げ交渉など、総合的に運営していく必要があります。
このように自分で経営することもできますが、投資目的の場合、多くの方が管理会社を利用して物件管理を行っていますので非常に便利です。

投資信託のやり方

投資信託の始め方を紹介します。投資信託は、株式や債権などを組み合わせた金融商品を扱い、投資家が直接運用を行いません。そのため、銘柄選びなどの作業も不要で、投資の中でも初心者が始めやすい金融商品となります。手間もほとんどなく少ない資金で始めることができる、人気の投資信託を進めるステップについて理解しておきましょう。

投資信託を選んで購入する

投資信託は、証券会社や銀行により取扱っている金融商品の種類、数が大きく異なります。同じ投資信託であっても、手数料や投資対象、運用方針などが違いますので、できるだけ自分がしたい投資信託に有利な条件のものを選ぶことが大切です。特に、店舗型の証券会社よりもネット証券の方が手数料が安い傾向にあり、多くの人がネット証券を選択しているようです。
選ぶときのポイントとしては、長期運用で大きな負担となるコスト、分配金に対する方針、リスク回避のために分散投資がされているかなどをチェックしましょう。

口座を開設して投資信託を購入する

投資信託選びができたら、購入のための銀行や証券会社の口座を開設しましょう。口座開設はゆうちょ銀行でも可能ですが、取り扱うファンドが多い証券会社がベストです。ファンドには一括購入と積立購入の2種類の購入方法がありますが、初心者におすすめの方法は購入のタイミングを考える必要がない毎月決まった日に積立てる積立購入となります。積立購入であれば、強制的に貯蓄できるメリットもあります。

投資のやり方から自分にできそうなものを選んでみよう

投資は複雑で難しいイメージがありますが、資産運用の手段として近年非常に人気が高まっています。投資を始めるにあたり、口座開設をしてどの金融商品にするかを決め、売買を行うというのが基本の流れです。いきなりすべてを理解することは不可能ですので、投資のやり方を理解し、自分にもできそうな方法があれば少額から始めてみることをおすすめします。

この記事のライター UKANO 編集部

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