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nanacoポイントは移行して使う
セブンイレブンやイトーヨーカドーなどで使うことができるnanacoカードは、自然とポイントが貯まる便利なカードですよね。
しかし、貯まったポイントを有効に利用できている方は案外少ないのではないでしょうか。
なかには、せっかく貯まったポイントを使わずに失効させてしまう方がいるかもしれません。
そのような残念なことにならないために、電子マネーや他のカードへの移行を検討するのがおすすめです。
そうすることで、有効期限が延びたり、ポイントがアップする可能性があるからです。
ここでは、nanacoポイントのお得な使い方について詳しくみていきましょう。
nanacoポイントの有効期限を伸ばすには
nanacoポイントを有効に使うために押さえておきたいのが、有効期限がいつまでなのか、という点です。
有効期限を過ぎてしまうとポイントが失効し、その分のポイントが使えなくなってしまうからです。
ここでは、nanacoポイントの有効期限とその確認方法、さらには有効期限を延ばす方法について解説します。
nanacoポイントの有効期限は年度ごと
nanacoポイントの有効期限は年度ごとに到来します。
具体的には、ポイントが加算された年の翌々年の3月までが有効期限です。
たとえば、2018年4月からnanacoカードの利用を始めた場合、2019年3月末でその年度のポイント加算期間は終了します。
その加算期間に貯まったポイントは、次年度2020年3月まで有効に使うことができるのです。
しかし、2020年4月以降は、年度が変わってしまうので、2018年4月から2019年3月までに貯まったポイントはそのままだと失効してしまうこととなります。
そこでおすすめしたいのが、失効前に貯まったポイントを電子マネーnanacoや他社のポイントに交換することです。
そうすることによって、ポイントを活かすことができます。
ポイントの残高や有効期限の確認はnanacoポイントを使える店舗のレジやセブン銀行のATM、さらにはスマホのアプリなどで行うことができます。
ただし、店舗のレジで確認する場合には、あらかじめレジの店員にその旨を申し出る必要があるのでご注意ください。
nanacoポイントは移行すると有効期限が変わる
nanacoポイントは他社のポイントや電子マネーnanacoに移行することで、有効期限を延長することができます。
他社のポイントへ移行した場合には、移行先の有効期限が適用されるので、その分有効期限の延長ができるのです。
特におすすめなのが電子マネーnanacoへの移行です。
電子マネーnanacoには有効期限がないため、無期限にポイントの利用ができます。
他社ポイントでの利用を積極的に検討していないのであれば、電子マネーnanacoへの移行がお得です。
他社ポイントから移行してnanacoを使う
nanacoポイントは他社ポイントから移行させて使うことができます。
ANAマイルや各種クレジットカードポイント、さらには銀行や証券会社のポイントなど、移行させることができる他社ポイントはいくつもあるので、検討するのもよいでしょう。
ANAマイルをnanacoポイントに移行
nanacoポイントをメインで貯めている場合には、ANAマイルをnanacoポイントに移行して使うことを検討することもよいかもしれません。
移行手続きは、ANAのサイトから行います。
申請手続を行うと、10日後に貯まったポイントがnanacoポイント口座に移行されます。
この時に注意しなければならないのが、ANAから利用者のnanacoへ自動的にチャージされるわけではないという点です。
移行されたポイントは、一旦nanacoセンター預かり分として処理されます。
ポイントの利用者はnanacoセンター預かり分として処理された分を、あらためてセブンイレブンなどの所定の場所で残高確認やチャージなどの手続きを行ったうえでなければ利用することができません。
クレジットカードポイントからの移行
セブンカード、セゾンカードなどのクレジットカードのポイントをnanacoに移行することもできます。
移行方法はクレジット会社ごとに異なるので、それぞれの会社のHPをチェックして確認しましょう。
また、ポイントが移行される期間もクレジット会社によって異なります。
短ければ2日、長ければ1カ月と、クレジット会社によってかなりの開きがあるので、こちらもそれぞれの会社のHPをチェックが必須。
さらに交換レートもクレジット会社の定めるポイントによって異なるため、あらかじめ、それぞれの会社のHPのチェックが必要です。
なお、ポイントを受け取るためにはレジやnanaco専用の端末でチャージなどの手続きをする必要があり、さらに使用するためには電子マネーnanacoに交換しなければなりません。
銀行や証券会社のポイントからの移行
銀行や証券会社のサービスを利用して貯めたポイントもnanacoポイントに交換することができます。
しかし、こちらも利用する会社によってポイントを申し込んでから反映されるまでの日数が1カ月から2カ月かかったり、また、月末で締めて、翌月中旬頃に反映されたりするなど様々です。
そのため、ポイントの移行をする場合には、交換レートの確認と併せて、各社のHPをチェックする必要があるでしょう。
おこづかいアプリなどネットサービスからの移行
nanacoポイントは、アンケートに答えるだけでポイントが貯まるキューモニターや、ネット上でゲーム、ショッピングなどをすることでポイントが貯まるモッピ―などのネットサービスのポイントも移行させることができます。
対象となるネットサービスには、先述したサービスのほかに、LINEポイント、ドットマネーby Ameba、モラタメポイント、colleeeポイント、PeXポイント、お財布コイン、ネットマイル、Gポイントがあります。
ポイントの交換方法や交換レート、さらに申し込みから交換手続きが完了するまでの期間は各社ごとに異なるので、利用に際しては各社のHPのチェックが必要です。
電気やガスサービスのポイントからの移行
電気やガスといった公共サービスを利用することによっても、ポイントを貯めることができ、貯めたポイントはnanacoポイントに移行させることができます。
貯めたポイントをnanacoポイントに移行できるのは、東京電力や関西電力、東京ガスや東邦ガスなど一部の会社です。
こちらのポイント移行に関わる条件も他のサービスと同じく、会社によって異なるため、利用に際して各会社のHPの確認が必要となります。
nanacoを他社ポイントに移行して使う
nanacoで貯めたポイントを他社ポイントに移行して使うこともできます。
他社ポイントの利用を検討しているいる方にはメリットがある使い方です。
旅行好きな方にANAマイルに移行
旅行が好きでANAマイルを貯めている方には、nanacoで貯めたポイントを移行させることをおすすめします。
nanacoポイントは2ポイントで1マイルと交換することができます。
たとえば、nanacoポイントが500あれば、250マイルと交換することができるのです。
ただし、交換できるポイントは500ポイント以上で、かつ500ポイント単位での交換となるのでご注意ください。
手続きはnanacoポイントのサイトから行うことができます。
ポイントの移行は手続きが終了した後、2~7日で完了します。
お買い物にもANASKYコインに移行
ANAの航空券や旅行商品への支払に利用できるANAスカイコインにもnanacoポイントを移行して使うことができます。
レートは1ポイントを1コインとして交換することができます。
しかし、ANAマイルと同じく500ポイント以上でなければ交換はできず、さらに交換する単位も500ポイント単位となるので注意しましょう。
交換手続きはnanacoポイントのサイトから行います。
nanacoポイントを電子マネーとして使う
nanacoポイントは、イトーヨーカドー、西武、マクドナルド、デニーズ、スギ薬局といった全国のスーパー、飲食店、ドラッグストアなど32万店以上の店舗で電子マネーとして使うことができます。
nanacoポイントの電子マネーへの移行方法
nanacoポイントを電子マネーに移行させる方法は次の通りです。
レジか専用端末でnanacoカードからの移行
nanacoカードにポイントがチャージされている場合には、nanacoポイントを使える店舗のレジに申し出たり、専用の端末機を使って電子マネーに交換することができます。
どこでも手軽にnanacoモバイルでの移行
店舗まで行ってポイントの交換をするのが面倒な方は、nanacoのアプリをスマホに入れておけば、その場で、自分で操作して電子マネーに交換することができます。
ただしこの場合、nanacoモバイルバージョン:2.00以上がスマホに入っていなければなりません。
バージョン:1.00では店舗での交換手続きが必要なので注意してください。
通販サイトオムニ7ならそのまま使える
セブン&アイホールディングスが展開している通販サイトオムニ7では、電子マネーに交換することなく、そのままnanacoポイントを利用することができます。
交換レートは1ポイント=1円とわかりやすいので便利です。
また、オムニ7では、電子マネーを利用して買い物をすることはできますが、その場合にはパソコン上からの支払操作はできず、スマホ上からの支払となるので注意しましょう。
生活スタイル次第で効率的に使えるポイント
nanacoポイントは様々な場面で使うことができます。
生活スタイルを考えて、より効率的な使い方を工夫してみましょう。
貯まったポイントを使わずに失効させてしまうことがないように、電子マネーや他のカードへの移行を検討してみましょう。