UKANO家計のクリニック

金券ショップでクオカードを売却|使わないものは現金に変える

お金を数える人

使いきれずに眠っているクオカードはどうする

もらったけれど使わないからといって財布の中や引き出しの中など、放置されがちなクオカード。
クオカードはコンビニやファミレスなどで使えて便利な反面、金額が300円券・500円券など少ないと使いづらいというデメリットもあります。
使いきれずに眠っているクオカードの利用法について見てみましょう。

金券ショップでクオカードを買取してもらおう

クオカードがあっても使わないということであれば、金券ショップでクオカードの買取依頼をしましょう。
クオカードの需要は多いため、全国のさまざまな金券ショップが買取を行っています。

換金率については店舗によって異なりますが96%から98%と高めに設定されていることが多く、例えば1,000円分のクオカードを使わずに持っているのならば960円から980円の現金に変えてしまったほうがお得になります。

ただし、この換金率については主要都市の金券ショップのデータを元にしているため、地方では少し低下。
しかし、需要の高いクオカードなので90%を下回ることは滅多にありません。
もしも90%を下回る換金率のときは、ほかの金券ショップを探しましょう。

金券ショップでクオカードを買取してもらう方法

では、金券ショップでクオカードを買取してもらうにはどのようにしたらよいのでしょう。
金券ショップでクオカードを買取してもらう方法について見てみましょう。

店舗で買取してもらう

近くに金券ショップがあるなら、店舗で直接買取依頼することができます。
店舗での買取はすぐに現金を受け取りたいときもおすすめ。
また、クオカードが大量にある場合には交渉次第で換金率がアップすることもあります。

ただし、郵送での買取と比べわざわざ店舗まで赴かなければいけないことと、換金率が郵送買取よりも低いというデメリットがあります。
さらに、買取価格が10,000円を超える場合、運転免許証などの身分証明書の提示が必要。
店舗での買取を依頼する際は、あらかじめ身分証明書も持参しておきましょう。

郵送して買取してもらう

クオカードは、金券ショップに郵送して買取してもらうこともできます。
店頭での買取と比べ、店舗の家賃や人件費を必要としないため換金率も高めに設定。
インターネットなどで調べた換金率の高い金券ショップに送るだけで、銀行振り込みなどでお金を受け取ることができます。

ただし、郵送での買取はお金を受け取るまでの時間が長く、急いで現金にしたいときには適していません。
また、クオカードを送る送料や買取価格を振り込んでもらうための手数料は自己負担となるため、クオカードの枚数が少ないと店舗買取よりも損になる可能性があります。

クオカードを買取してもらう際の注意点

クオカードの買取はどのようなものでもOKなのでしょうか。
クオカードを買取してもらう際の注意点について見てみましょう。

買取が不可能なクオカードもある

クオカードには買取不可能のものもあります。
コンビニ発行のクオカードや途中まで使用されたクオカードなどは、買取を拒否される可能性が高くなります。
なぜ、買取不可能なのか見てみましょう。

コンビニ発行のクオカード

クオカードには、コンビニが発行しているものもあります。
コンビニ発行のクオカードは、00クオカードや00Aクオカードと呼ばれクオカードの裏面に記載されている番号が「00」もしくは「00A」から始まっています。

このコンビニ発行のクオカードは一般のクオカードとは仕組みが異なり、コンビニのレジで入金処理をすることで初めてクオカードの利用が可能になるタイプ。

この仕組みは、不正に持ち出されて転売や金券ショップでの換金を防止するための措置。
そのため、コンビニ発行のクオカードは全国どの金券ショップに持ち込んでも買取を拒否されます。

途中まで使用されたクオカード

途中まで使用されたクオカードは、買取の対象から除外されます。
クオカードを使ったことがある人なら分かりますが、クオカードを使ってしまうと残高は機械を通さない限り見ることができません。
金券ショップにはクオカードの残高を確認する機械はないため、買取の対象からは除外されます。

また、インターネットやアプリなどを利用して売却しようと思ってもなかなか売れないようです。
途中まで使ったクオカードは、コンビニなどで使い切ってしまいましょう。

有効期限が設定されているクオカード

金券ショップでは、有効期限に余裕のあるものの買取を行います。
そのため、有効期限が設定されているクオカードや有効期限が切れてしまって使用できないクオカードの買取は行いません。
現在では有効期限付きのクオカードは発行されていませんが、古いクオカードには有効期限が設定されているものもあります。

ただし、クオカードを使うことが目的ではなく収集することを目的としているコレクターもいます。
アイドルやアニメなど状態のよいクオカードは、コレクターに買い取ってもらえる可能性もあるので探してみましょう。

クレジットカードの現金化には利用しないこと

クレジットカードでクオカードを購入することはできますが、最初から換金目的で購入した場合カード会社の規約違反になります。
そのため、最初から転売目的の購入は最悪の場合、カードの利用停止の措置をされる可能性があります。
特に、新幹線の回数券や百貨店の商品券など換金率の高い商品はカード会社も警戒。

換金目的での購入が発覚した場合、クレジットカードの残債を一括請求されることもあります。
ただし、クレジットカードの返済が終わっていれば商品の換金は自由。
しかし、一度でも転売行為が発覚してしまうと後々クレジットカードの使用に制限がかかる可能性があるので転売目的での購入は控えましょう。

金券ショップでクオカードをお得に購入できる

ギフトやキャンペーンなどでもらうことがあるクオカード。
クオカードは金券ショップで買い取ってもらうだけでなく、コンビニやファミレス、ドラッグストアなどで利用するのもおすすめ。
クオカードは金券ショップで換金率が高い反面、割安で購入できるメリットもあります。

2,000円や3,000円のクオカードは比較的入荷が多く、だいたい1%から3%ほど安く販売されています。
仮に2,000円のクオカードを1,980円で購入したとしても、使える金額は2,000円分なので20円の得。

購入金額が安ければ安いほどお得になります。
コンビニやファミレスなど、クオカードで支払いができる店舗利用が多い場合は金券ショップでクオカードをお得に購入しましょう。

金券ショップを活用してクオカードを節約術に取り入れよう

ギフトやキャンペーンなどでもらうことがあるクオカード。
コンビニでのちょっとした買い物に便利なクオカードは、利用できる店舗が限られているためコンビニやファミレスなどを普段使わない場合、不要なカードになります。

しかし、日常で使う店舗がある場合、金券ショップでお得に購入できるクオカードは節約におすすめ。
金券ショップを活用してクオカードを節約術に取り入れましょう。