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ソニー銀行の住宅ローンを検討している
住宅ローンを考えていて、各金融機関の中からソニー銀行を検討している人も多いのではないでしょうか。
ここでは、ソニー銀行の住宅ローンについて見ていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ソニー銀行について
ソニー銀行は、個人向けインターネットバンキングの1つで、支店などの実店舗はありません。
MONEYKit(マネーキット)というソニー銀行のサービスサイトを利用して、PCやスマートフォンで取り引きや相談をしていきます。
ソニー銀行住宅ローンの特徴
ネットバンキングであるソニー銀行にも住宅ローン商品があります。
ソニー銀行ならではの住宅ローンの特徴について見てみましょう。
手続きがインターネット上で完結する
ソニー銀行はネットバンキングであるため、店舗、窓口などは存在しないので店舗へ出向くなどの手間がありません。
また、取り引きはすべてネットワーク上でおこなわれます。
住宅ローンの手続きもすべてネットワーク上で完結します。
ネットワークを利用するので営業時間などは特に決まっていなく、原則24時間いつでも申込みが可能です。
ただし、ローン契約に必要な書類などは郵送する必要があります。
住宅ローンの仮審査が速い
ソニー銀行では他の銀行と比較して住宅ローンの仮審査が早いのが特徴です。
最短で60分程度で回答が届きます。
ただし、申込みの時間帯によっては翌営業日になってしまうこともあるようです。
めぼしい物件が見つかり、ご自身が借りたい金額を借りられるのか?借りるまでの日数は?など躊躇している人、仮審査は最短60分ですから、まずは気軽に仮審査をお申し込んでみましょう。
ただし、本審査を受けるまでにソニー銀行の口座が必要となります。
現在口座を持っていない人は仮審査申込みと同時に口座開設もできますので、新規口座を開設しておきましょう。
金利タイプを変更できる
ソニー銀行の住宅ローンは借り入れ後にいつでも金利タイプの変更が可能で、変更手続きの翌日から適用されます。
金利タイプについて見てみましょう。
金利タイプは「変動金利」、「固定金利」の2種類あります。
この金利タイプはいつでも変更が可能となっています。
変動金利から固定金利へ変更する場合は、手数料無料、無条件で変更できますが、固定金利から変動金利、固定金利から新たな固定金利へ変更する場合は、下記条件により手数料が発生することがあります。
1. 固定金利適用期間満了の場合
手数料無料、変動金利もしくは新たな固定金利を選択できる。
ただし、期間満了時に選択されない場合は自動で変動金利となります。
2. 固定金利適用期間中の場合
変動金利もしくは新たな固定金利へ変更可能ですが、変更手数料が発生する場合があります。
変更手数料が発生する場合は、金利タイプ変更の手続きと同時に普通預金口座から自動引き落としされます。
また、金利動向などにより手数料の金額は上下しますので、変更手続きの画面上で金額を必ず確認しましょう。
保証料が無料
住宅ローンを利用する場合には、借入金額にもよりますが通常、保証料が諸費用の一部として発生します。
保証料というのは、ローンが返済できなくなったときに、保障会社がローンを肩代わりして銀行へ支払います。
銀行にしてみれば、保険代みたいなものです。
ただし、ローンが無くなるわけではなく保障会社へ返済をすることになります。
ソニー銀行の場合は保障会社を利用していないため0円(普通は借入金額の0.5%~2%)となっており、大幅に初期負担が減ります。
団体信用生命保険料はソニー銀行が負担
住宅ローンを利用する場合には、借入金額にもよりますが通常、団体信用生命保険料が諸費用の一部として発生します。
団体信用生命保険料というのは、住宅ローン専用生命保険のことで、銀行系の住宅ローンではほとんどが、団体信用生命保険への加入を条件としています。
団対信用生命保険に加入することにより、住宅ローンを借りている人が死亡や高度障害状態になっても、住宅ローンの残高分の保険金が銀行に支払われますので、残高をすべて清算することができます。
団体信用生命保険の保障期間は、住宅ローンの返済期間と同一となっており繰り上げ返済などで期間が短くなれば、保障期間も短くなります。
団体信用生命保険とは、貸主の銀行と借主の両方を守る保険となります。
ただし、保険が適用されるには条件がありますのでしっかり理解したうえで選択しましょう。
ソニー銀行の場合は団体信用生命保険料は銀行が負担してくれますので0円となっており、大幅に初期負担が減ります。
繰り上げ返済は手数料無料で10,000円から
繰り上げ返済とは、月々の返済とは別に借入金額の一部、もしくは全てを前倒しで返済することです。
月々の通常返済では、利息額が返済額に含まれていますが、繰り上げ返済では返済分が全て借入金の返済に充当されますので、利息軽減にもつながります。
繰り上げ返済には以下2種類のパターンがありますので簡単に説明します。
- 期間短縮型:月々の返済額は変更されませんが、返済期間が短くなるため、利息が軽減されます。
- 返済額軽減型:返済期間は変更されませんが、月々の返済額が引き下がります。
通常、繰り上げ返済は手数料がかかります。
ただし、金融機関により異なります。
窓口や電話で手続きした場合は、5,000~16,000円ほどかかりますが、インターネットで手続きした場合は、無料の場合があります。
繰り上げ返済を頻繁に行う予定人は、手数料についても注意しましょう。
ちなみに、ソニー銀行では手数料無料、繰り上げ返済額10,000円から受け付けてます。
また、繰り上げ返済の回数制限は無く何回でも返済可能となっています。
おまかせ入金サービスで入金手数料が無料
ソニー銀行では、住宅ローンを契約すると優遇プログラム Club Sがランクアップされて付帯されます。
優遇プログラム Club Sとは、銀行が顧客に一定の優遇特典を提供するサービスで、そのサービスの中に「おまかせ入金サービス」というものがあります。
おまかせ入金サービスは一度設定してしまえば、他銀行の口座からソニー銀行の返済口座へ、月々自動で指定金額を入金(資金移動)してくれるサービスで、手数料も無料です。
おまかせ入金サービスの詳細は以下となります。
- 利用金額:10,000円以上1,000円単位
- 利用手数料:無料
- 引落金融機関での引落日:毎月5日または27日
- ソニー銀行普通預金口座への入金日:引落金融機関での引落日の4営業日後
- 利用上限件数:5件
- 利用可能な金融機関:三井住友銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、ゆうちょ銀行、ジャパンネット銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、イオン銀行、セブン銀行、新生銀行、じぶん銀行、地方銀行、信用金庫、労働金庫
専任アドバイザーによるサポートを受けられる
ソニー銀行はネットバンキングですので、全ての手続きがインターネット上で行われます。
しかし、「顔が見えないから不安」などと思う人のために専任のローンアドバイザーが、借り入れ当日までメールや電話でサポートしてくれます。
さらに、対面での相談を希望する人のために、東京・銀座に相談窓口「CONSULTING PLAZA(コンサルティングプラザ)」が用意されており、事前予約制で、個別ブースで相談をすることができます。
ソニー銀行の住宅ローン商品
住宅ローンと一口にいっても色々と種類があります。
ソニー銀行では「変動セレクト住宅ローン」、「住宅ローン」の2つの住宅ローン商品があり、金利タイプは、市場金利の動向次第で金利が変更される「変動金利」、期間中は同じ金利の「固定金利」の2タイプがあります。
ソニー銀行の住宅ローン商品の詳細(契約条件等)は以下となります。
- 融資金額:500万円以上1億円以下(10万円単位)
- 融資期間:1年以上35年以下(一カ月単位)
- 資金使途・取り扱い物件:本人が住居とする新築物件、中古マンションの購入、住宅の新築、増改築のための資金。
借り換えにも利用可能。
マンション以外の中古物件の購入は対象外。 - 取り扱い地域:取り扱い地域は日本国内全域の市街化区域。
市街化調整区域、(非線引き区域)および離島は対象外。 - 利用できる人:以下の条件をすべて満たす人に限る。
1. ソニー銀行に普通預金口座を持っている人
2. 申し込み時の年齢が満20歳以上満65歳未満かつ、最終返済時が満80歳の誕生日までの人
3. 前年度の年収(自営業のかたは申告所得)が400万円以上の人
4. ソニー銀行指定保険会社の団体信用生命保険に加入が認められる人
5. 日本国籍、永住権のある人
6. 資金使途の対象物件にソニー銀行第一順位の抵当権を設定できる人
それぞれの住宅ローンについて見てみましょう。
変動セレクト住宅ローンについて
ソニー銀行が扱う商品の1つに「変動セレクト住宅ローン」という住宅ローンがあります。
変動セレクト住宅ローンは、変動金利からのスタートとなり、その後の金利タイプの変更は自由に行えます。
ただし、「変動金利から固定金利」への変更手数料は無料ですが、「固定金利から変動金利」への変更手数料は所定額がかかる場合があります。
また、同一商品内での金利タイプ変更は可能ですが、「変動セレクト住宅ローンから住宅ローン」など、商品そのものの変更はできません。
変動セレクト住宅ローンでは、取り扱い手数料が「借入金額 X 2.16%(消費税込み)」となっており、借入金額に応じて高くなります。
しかし、新規購入(ローン契約)では変動金利が「住宅ローン」より低いため、62%の人が「住宅ローン」ではなく、「変動セレクト住宅ローン」を選択しています。
変動金利が「住宅ローン」より低いため、変動金利中心に返済を考えている人におすすめの商品ですが、金利タイプも含めてよく考えて選択しましょう。
住宅ローンについて
ソニー銀行が扱う商品の1つに「住宅ローン」という住宅ローンがあります。
住宅ローンは、変動金利、固定金利のどちらからでもスタートでき、その後の金利タイプの変更は自由に行えます。
ただし、「変動金利から固定金利」への変更手数料は無料ですが、「固定金利から変動金利」への変更手数料は所定額がかかる場合があります。
また、同一商品内での金利タイプ変更は可能ですが、「変動セレクト住宅ローンから住宅ローン」など、商品そのものの変更はできません。
住宅ローンでは、取り扱い手数料が「43,200円(消費税込み)」となっており、「変動セレクト住宅ローン」とは違い一律同一金額となっており、取り扱い手数料が低いため、借り換えに利用する人の85%が「変動セレクト住宅ローン」ではなく、「住宅ローン」を選択しています。
固定金利が「変動セレクト住宅ローン」より低いため、固定金利中心に返済を考えている人におすすめの商品ですが、金利タイプも含めてよく考えて選択しましょう。
住宅ローンの金利タイプ
住宅ローンの金利タイプには「変動金利型」と「固定金利型」、「固定金利期間選択型」の3つのタイプがあります。
それぞれの金利タイプについて見てみましょう。
変動金利型について
住宅ローンの金利タイプの1つ「変動金利型」について見ていきましょう。
変動金利型とは
住宅ローンを選択する際に重要なポイントである金利。
変動金利型について説明します。
変動金利型は、返済中にその時々の金融情勢に左右され、金利が変更される金利タイプです。
変動金利型は、半年ごとに金利の見直しが行われますが、月々の返済額の見直しは5年ごとに行われ、見直し後の返済額は、見直し前の返済額の1.25倍を限度とするのが一般的です。
変動金利型のメリット
変動金利型の一番のメリットは、金融情勢により市場金利が低下すれば、返済額が大幅に減少する可能性があることです。
また、一般的には金利が固定金利などの金利タイプよりも低いこともメリットといえます。
変動金利型のデメリット
変動金利型の一番のデメリットは、金融情勢により市場金利が上昇すれば、返済額が大増に増える可能性があることです。
また、将来どのように金利変動するのか分からないため、月々の返済額が不確定になり、返済計画が立てにくく、さらに、市場金利が急上昇してしまった場合には、「未払利息」の発生する可能性があることもデメリットといえます。
全期間固定金利型について
住宅ローンの金利タイプの1つ「全期間固定金利型」について見ていきましょう。
全期間固定金利型とは
住宅ローンを選択する際に重要なポイントである金利。
全期間固定金利型について説明します。
全期間固定金利型は、全借入期間にて金利が借り入れたときから変わらない金利タイプです。
全期間固定金利型は、契約成立時点の金利が返済完了まで、市場金利が変動しても変わらず確定されているのが一般的です。
全期間固定金利型のメリット
全期間固定金利型の一番のメリットは、金融情勢により市場金利が上昇しても、月々の返済額が固定されているため、市場金利の影響を受けず増加することはないことです。
また、返済期間全期間の月々の返済額が確定しているので、返済計画が立てやすいのもメリットといえます。
全期間固定金利型のデメリット
全期間固定金利型の一番のデメリットは、金融情勢により市場金利が低下しても、月々の返済額が固定されているため、返済額が減少することはないことです。
また、一般的には金利が変動金利などの金利タイプよりも高めに設定されていることもデメリットといえます。
固定金利期間選択型について
住宅ローンの金利タイプの1つ「固定金利期間選択型」について見ていきましょう
固定金利期間選択型とは
住宅ローンを選択する際に重要なポイントである金利。
固定金利期間選択型について説明します。
固定金利期間選択型は、固定金利タイプと変動金利タイプを合わせた金利タイプです。
固定金利期間選択型は、一定期間の間、契約成立時点の金利が市場金利の変動に影響されず確定されていますが、期間終了後に変動金利タイプか、固定金利タイプを選択することになり金利も新たに再設定されるのが一般的です。
固定金利期間選択型のメリット
固定金利期間選択型の一番のメリットは、一定期間の間は金融情勢により市場金利が上昇しても、月々の返済額が固定されているため、市場金利の影響を受けず増加することはないことです。
また、固定金利期間が短いほど当初の金利が低く、期間内の返済計画も立てやすく、一定期間の金利固定が終了後、市場金利が低下すれば、返済額が大幅に減少する可能性があることもメリットといえます。
固定金利期間選択型のデメリット
固定金利期間選択型の一番のデメリットは、一定期間の間に金融情勢により市場金利が上昇した場合、期間終了後に月々の返済額が増加する可能性があることです。
また、固定金利期間終了後の金利の変化が分からないので、返済計画が立てにくくなること、金利変動幅や返済額の上限設定が無いのもデメリットといえます。
ソニー銀行住宅ローンの金利について
ソニー銀行の住宅ローン商品における、金利タイプ別の金利の特徴について見てみましょう。
変動金利は変動セレクト住宅ローンが低い
ソニー銀行では、変動金利タイプの金利は「住宅ローン」と「変動セレクト住宅ローン」で比較した場合、変動セレクト住宅ローンの方が0.3%低く有利な設定となっています。
ただし、借り入れ額の少ない人、借り入れ期間の短い人は、取り扱い手数料が借り入れ金額の2.16%となりますので、その分も含めて検討しましょう。
固定金利は住宅ローンが低い
ソニー銀行では、固定金利タイプの金利は「住宅ローン」と「変動セレクト住宅ローン」で比較した場合、住宅ローンの方が0.1%低く有利な設定となっています。
ただし、借り入れ額の少ない人、借り入れ期間の短い人は、取り扱い手数料が43,200円となりますので、その分も含めて検討しましょう。
自己資金10%以上で金利引き下げ
借り入れ金額が、購入する物件の購入価格、建築される物件の建築請負価格(諸費用、取り扱い手数料を除く)の合計額に対して自己資金が10%以上ある場合は、金利がさらに0.05%引き下げられます。
ただし、住宅ローンを新規で借り入れする人が適用対象となり、借り換えは対象外となります。
金利タイプを組み合わせる部分固定金利特約
変動金利タイプを利用時に希望する割合で固定金利に切り替えることができる「部分固定金利特約」という特約があります。
部分固定金利特約とは、変動金利タイプを利用中であれば、いつでもWebから設定が可能であり、借り入れ後に金利水準を見て設定できるメリットがあります。
また、変動金利と組み合わせて設定できる固定金利は最大3つまででき、設定手数料は0円です。
1つの部分固定金利に設定できる割合は10%~100%で5%単位となり、設定期間は2、3、5、7、10、15、20年、20年超(全期間)から選択でき、さらに適用中の部分固定金利の割合を下げることが可能です。
ソニー銀行住宅ローンの契約成立までの流れ
ソニー銀行における住宅ローンの申し込み、審査、契約成立までを流れにそって見てみましょう。
審査を受ける前に
ソニー銀行にて住宅ローンを契約するにあたり、事前審査をされます。
審査を受ける前にやっておいた方が良いことについて見ていきましょう。
住宅ローンシミュレーションで返済額を調べる
ソニー銀行のインターネットサイトであるMONEYKitにて、住宅ローンのシミュレーションをすることができます。
借り入れ額、借り入れ期間、ボーナス返済の割合、住宅ローン商品の選択、金利タイプなどを入力して計算することにより、月々の返済額から、年間の返済額、ボーナス月の返済額、諸費用まで、審査を受ける前に返済の目安として知ることができます。
対面で相談がしたい場合
住宅ローンについて対面して相談がしたい人は、ソニー銀行の「CONSULTING PLAZA」および全国各地点の銀行代理業者を利用しましょう。
相談窓口では個別ブースで経験豊富なアドバイザーが相談にのってくれます。
ソニー銀行の口座を持っていなくても利用できますので、ネットだけでは不安な人は活用して相談してみましょう。
ただし、個別相談は完全予約制ですので事前に電話予約をしておく必要があります。
ソニー銀行の口座を開設する
住宅ローンを契約するにあたり、本審査完了までにソニー銀行の口座開設が必要となります。
ソニー銀行の口座を持っていない人は、仮審査の時に口座開設も同時に申し込めますので、申し込んでおきましょう。
仮審査の申し込みと結果の受け取り
住宅ローンを契約するにあたり、本審査の前に仮審査という審査があります。
仮審査はサービスサイトから24時間いつでも申し込みできますので、審査を受けるときは収入のわかる資料と購入予定の物件情報の資料を用意しておくとスムースに入力できます。
申込み完了後、最短60分ほどで電子メールにて仮審査が完了したことを知らせてくれますので、サービスサイトの取り引き画面より、仮審査結果を確認しましょう。
仮審査結果は、借り入れの可否について保証するものではなく、実際の借り入れについては、申し込み書を送付した後の本審査で確定します。
また、仮審査結果には有効期限が60日となっており、期限切れになると再度仮審査を受ける必要がありますので注意しましょう。
本審査の申し込みと結果確認
仮審査終了後にソニー銀行より、本審査に必要な書類の案内が届きますので、必要な書類を準備してソニー銀行へ郵送します。
本人確認のため、勤務先や自宅に電話連絡がありますので必ず出るようにしましょう。
本審査完了後、電子メールにて本審査が完了したことを知らせてくれますので、サービスサイトの取り引き画面より、本審査結果を確認しましょう。
このとき、すでに手元にソニー銀行のキャッシュカードが届いている必要があります。
本審査結果画面にて、金利タイプ、ボーナス月の返済、返済日を決め、「住宅ローン契約書」の郵送を依頼してください。
また、本審査結果には有効期限が60日~90日となっており、期限切れになる前に必ず手順にしたがった処理をしておきましょう。
住宅ローン契約書の作成と返送
本審査終了後に、担当のローンアドバイザーから契約時に必要な書類について事前に案内があります。
手元に「住宅ローン契約書」が届いたら、必要書類を用意しましょう。
主な必要書類は以下となります。
- 印鑑登録証明書 原本:発行日が借り入れ日より3ヶ月以内のもの、本人および担保提供券連帯保証人のそれぞれ
- 完済金額の確認できる資料:借り換えの場合に必要
- 最終代金の確認できる資料:借り換え以外の場合に必要
契約内容の確認と金利タイプの决定
ソニー銀行より契約内容の確認が電話および電子メールにて連絡されてきます。
サービスサイトの取り引き画面より、借り入れ日、振り込み先を確認しましょう。
また、同画面にて、金利タイプが最終決定されますので、変更したい場合は必ず変更しておきましょう。
契約成立と入金
住宅ローンの契約が締結され、借り入れ日に借り入れ金額が指定の口座に入金された段階で、契約成立となります。
翌月より、指定の返済日にて返済開始となります。
ソニー銀行住宅ローンの返済について
一般に住宅ローンの返済方法は「元金均等返済」と「元利均等返済」があります。
ソニー銀行における住宅ローンの返済方法について見てみましょう。
返済は元利均等返済
住宅ローンの返済方法は、「元金均等返済」と「元利均等返済」がありますが、ソニー銀行の返済方法は「元利均等返済」となります。
元利均等返済とは、月々の返済額を一定額に設定し、借り入れ元金と利息を均等に払う計算方法で、月々の返済額が同一ですので返済計画が立てやすいのが特徴です。
ただし、「部分固定金利特約」を利用している人は、部分固定金利適用期間中における月々の返済額は均等にはなりません。
繰り上げ返済について
繰上返済とは、月々の返済とは別に、借入額の一部(あるいは全額)を途中で追加返済することです。
月々の返済では、利息が返済額に含まれていますが、繰上返済では、全ての額面が元金の返済にあてられますので、利息軽減をすることができます。
また、繰り上げ返済には「期間短縮型」と「返済額軽減型」があります。
期間短縮型の繰り上げ返済
期間短縮型とは、繰上返済をしたことで、月々の返済額に変更はありませんが、繰り上げ返済した額面分元金が減りますので、返済期間が短くなり、短縮された期間の利息軽減にもなります。
住宅ローンではローン前半は返済額に対して利息が占める割合が高いため、利息軽減効果が大きい期間短縮型で繰り上げ返済しましょう。
返済額軽減型の繰り上げ返済
返済額軽減型とは、返済期間に変更はありませんが、月々の返済額を引き下げることができます。
繰上返済をした場合の、利息軽減効果は「期間短縮型」の方が大きいですが、実質的に月々の返済額が下がるので、住宅ローンの負担が軽くなり、家計を安定させることができます。
固定金利選択型の住宅ローンを契約している人は、金利見直しの時に金利が上昇した場合は、返済額軽減型の繰上返済を行って返済額が上がるのを軽減することもできます。
繰り上げ返済時に発生する経過利息について
ソニー銀行における繰り上げ返済は、返済した「繰り上げ返済元金」の他にも前回返済時(繰り上げ返済前)の残高に対し、繰り上げ返済日までの利息分を同時清算するようになっています。
この前回返済時から繰り上げ返済までの利息を「経過利息」といい、繰り上げ返済を行うタイミングによって、清算する利息が変わってきますので、タイミングを考えて繰り上げ返済をしましょう。
また、約定返済日に繰り上げ返済を行うと「経過利息」が発生しないので、約定返済日に繰り上げ返済が行える人にはおすすめのタイミングです。
返済計画にあった住宅ローンの選択をする
住宅ローンを契約する場合は、どの金融期間でもほとんどが同じ流れで申し込みから契約まで行います。
ただし、金利や各住宅ローンの特徴、各種手数料などは各金融機関により違いがありますので、しっかりと比較してからご自身の返済計画に合った住宅ローンを選択するようにしましょう。
各金融期間の中でも、ソニー銀行は仮審査のスピードが速い、手数料や保証料が無料、金利変更手数料が無料などサービスが良く、ネットワークでほとんどの手続きが完了、24時間対応などと利便性も良いため、おすすめの銀行です。