ETCカードの作り方を知ろう。 タイプ別メリット・デメリットも公開

October, 02, 2018

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ETCでスムーズに進もう

昔はインターチェンジで必ず停止して、入るときに手にしたチケットと現金またはハイウェイカードと一緒にゲートのスタッフに渡して高速料金を支払っていました。
そのため特に混雑する年末年始やお盆ではゲートを先頭に長い渋滞の列ができ、貴重な休日を消費してしまっていました。

今ではゲートを通過するだけで自動的に料金を支払える「ETC」があります。
ETCとは、電子料金収受システム(Electric Toll Collection System)の略で、高速道路をはじめ有料道路利用する際に料金所で停止することなく通過できる高度交通システムの一つです。

ETCを利用するためには、自動車に「ETC用の車載器」と「ETCカード」が必要です。
便利なETCカードの概要を学び、ICをスムーズに進むなどその快適な利用方法を見てみましょう。

ETCカードの使い方と特徴

ETCシステムの最大のメリットは、有料道路の利用の際に現金が必要ない「キャッシュレス」とICでの支払いが無線で自動的に行われる「ノンストップ」です。
以前のICでの一旦停止と現金での支払いに比べ非常に便利になりましたが、それらはどんな仕組みで成り立っているのでしょうか。
その使い方と特徴を探ってみましょう。

ETCカードの目的と機能

確かに便利なETCカードですが、一方で高速道路を運営する道路公団にとっては大幅な経費削減が期待できる、一石二鳥の優れたサービスでもあります。

高速料金を自動で決済

もしETCがなかったら、高速道路を利用するにはその距離に比例した現金もしくはクレジットカードが必要です。
クレジットカードを持っていないなら、先にどこまでの利用かを定め、必要な現金を用意してから利用しなくてはなりません。
またICで一旦停止して料金を支払う作業も時間がかかります。

ETCカードは、高速道路を含む有料道路の決済に特化した、そのためだけに作られたカードです。
一旦停止することもなく無線で情報を読み取り、正確に料金を請求してくれます。

利便性の向上

TECによる利便性の向上は計り知れません。
まず現金を持たずに有料道路を利用できるのは、計画していた旅行だけでなく、急に思い立っての遠出や突然の必要による利用には非常に助かります。
キャッシュレスだけでも大きな利便性といえます。

また自動車一台当たりのIC通過にかかる時間が大幅に短縮されます。
昔のICでの渋滞の理由のほとんどが「支払いにかかる時間」でしたから、その渋滞が緩和されるだけで自由に使える時間は大幅に増えます。
ただでさえ忙しい現代人にとってはこの「時間の短縮」は特にありがたい効果です。

ETCカードの使い方

ETCカードは、車載器と併用してはじめて機能します。
ETCカードを手に入れたら、利用するために以下のようなものを準備しましょう。

ETC車載器を用意する

まずは自動車に取り付ける「ETC車載器」を手に入れます。
車載器にはそのハードウェア形式で分けると大きく2つのタイプに分けられます。
一つはETCカードと車載器本体それにアンテナの3つから成り立つ「3ピース(アンテナ分離型)」、もう一つはアンテナを車載器本体に内蔵した「2ピース(アンテナ一体型)で、どちらもETC機能に違いはありません。

ただし、ソフトウェアで分けると、カードの入れ忘れなどを知らせる方法が「ブザーだけ」のものと「日本語で案内する」ものがあったり、カーナビゲーションと連動して案内してくれたり利用履歴が管理できるものもあります。

セットアップに必要な書類を用意する

ETC車載器を自動車に取り付けるだけではETCは機能しません。
ETCシステムは、ICのゲートを通過するわずかの間に車載器にある情報をゲートが読み取ることで機能します。
その料金精算に必要な自動車の情報はあらかじめ登録しておかなくてはなりません。

その登録作業を「セットアップ」と呼びます。
車載器は自動車一台につき一台だけ設置できます。
逆にいえば自動車二台で一台の車載器を設置することや、自動車一台に二台以上の車載器を設置することはできません。

セットアップには、自動車の所有者やナンバーなどの確認のため「車検証」と、設置を希望する本人の本人確認書類が必要で、ETCシステムを管理する一般財団法人「ITSサービス高度化機構(ITS-TEA)」に登録したセットアップ店でしかセットアップできません。
専門知識のある車載器の購入店やディーラーなどに依頼するとよいでしょう。

ETC車載器をセットアップ

ETCシステムで車載器が担当するのは、ゲートとの「通信」と「自動車の情報の提供」です。
それらを正しく登録するのは専門的な知識が必要なのはもちろんですが、決まった項目を誤ることなく正しく登録することが求められるため責任は重大です。
そのためのITS-TEAへの登録制となっているのです。

セットアップには短時間で利用できる「オンラインセットアップ」と、郵便やFAXで申し込む「オフラインセットアップ」があります。
オンラインセットアップはITS-TEAとオンラインで情報を送受信するためETCカードがあれば当日から利用できますが、オフラインセットアップは登録完了まで約1週間ほどかかります。

セットアップはおよそ次のような流れで行われます。
まずセットアップ店で「セットアップ申込書」を記入してITS-TEAに申請し、ITS-TEAがセットアップ情報を生成してセットアップ店に伝えます。
その情報が書き込まれた「ETCセットアップカード」を車載器に読み込ませた後、セットアップ証明書が渡されて完了です。

ETC車載器にカードを挿入する

正しくセットアップが完了し、車載器が設置されたらETCカードを車載器に挿入すれば準備完了です。
セットアップ店を出ればすぐにでも有料道路のETC専用レーンを通行できるようになっています。

普段利用する上で注意したいのはこの「ETCカードの挿入」です。
車載器のタイプにもよりますが、カードを差し込むスロットは、カードを取り出しやすくするためのボタンがついているものがあります。
そのボタンを足や腕で押してしまい、意図せずETCカードを取り出してしまうとゲートを正しく通過できません。

その場合は有料道路に入るときに警告音が鳴りますが、それに気づかず出口に入ると読み取れずスタッフに処理してもらうしかありません。
車載器のほとんどに、カードが正しく挿入されているかどうかを示すランプがついています。
せっかくの便利なETCですから、利用する際にはそのランプを確認する習慣をつけるとよいでしょう。

ETCカードだけでも料金所は通行可能

万が一、車載器が故障してETCシステムを利用できなくても、ETCカードがあれば料金所を通過することはできます。
その場合はETCカードによる「クレジット払い」の扱いとなり、システムを利用していませんからポイントはつかず、時間帯割引といった特典も適用されません。

ETCカードの種類と申し込み方法

実はETCカードには種類がありそれぞれ使い方や発行の方法に違いがあります。
一つ一つ詳しく特徴を調べ、どのタイプがいいか考えてみましょう。

3種類あるETCカード

「料金の後払い」と考えると、ETCカードはクレジットカードと似ていますが、使える場所が限定されている点で両者は全く違うカードです。
そのETCカードにも3タイプがありそれぞれ特徴があります。

クレジットカード付帯のタイプ

クレジットカードを持っているなら、その申し込みの際に「ETCカードを申し込むかどうか」を尋ねられたはずです。
これがクレジットカードに付帯するタイプのETCカード。
今利用されているのはほとんどがこのタイプです。

クレジットカードと一体型のタイプ

クレジットカード会社によっては、主契約のクレジットカードの上にETC専用またはICクレジットと共用の接触ICチップを搭載している「クレジットカード一体型ETCカード」を発行しています。
しかし、クレジットカードはクレジットカードとして使う場面も多いため、結局はETC専用カードとして使うことが多くなるためか、あまり発行されていません。

クレジットカード機能がないタイプ

クレジットカードを持っていない、契約ができない利用者からのETCを利用したいという要望の答えて企画されたのがETC利用者識別情報カード、いわゆるETCパーソナルカードです。
これは高速道路6社が共同で発行してETC利用者に貸し出されるもので、クレジットカードが発行に必要な「審査」に代わって預託金(デポジット)を預託することで発行されます。

サイズは他のETCカードと同じで、同じ車載器が利用できETCマイレージサービスや各種割引サービスも受けられます。
年会費1,234円が必要ですが、これは通行料・デポジットには充当されません。

タイプ別ETCカードの発行の仕方

次にタイプ別にその発行の方法を見てみましょう。
ひょっとするとすぐに申し込みできるものもあるかもしれません。
自分にあったタイプを選びましょう。

持参のクレジットカードに追加発行する

今クレジットカードを持っているなら、それに付帯する形でETCカードを発行することができます。
その場合はクレジットカード会社に申し込むだけで簡単に作れます。
追加発行にも審査はありますが、主契約の審査が通過しているためよほどのことがない限り審査を通らないことはないようです。

最も簡単な申し込み方法はWebでの追加発行です。
これなら審査が通れば早ければ数日、長くても数週間ほどでETCカードが発送されます。

ほとんどのクレジットカードはETC追加発行に対応していますが、中には対応していないものもあります。
もし対応していなかったら他の方法をとるしかありません。
また対応していてもETCカードに年会費や発行手数料がかかる場合もあります。
発行する際にはそんな細かい料金も詳しくチェックしましょう。

クレジットカードにETC機能を追加する

手数料などの理由から追加発行が難しいなら、いっそのこと新規にクレジットカードを申し込み、それと同時にETCカードを申し込んではどうでしょうか。
この場合は申し込みにも厳しい審査があり、本人確認書類や引き落とし口座を指定する書類の提出など面倒な手続きが必要になり、ETCカードの到着までに時間がかかってしまうデメリットはあります。

しかし一方で、請求額によって高額のポイントがもらえたり、ガソリン代割引などがあるクレジットカードにして今よりメリットの大きなものに替えることができます。
時間が許すなら、ETCカードを作るついでに自分にぴったりな一枚を探すよいきっかけにできます。

ETCパーソナルカードを発行する

クレジットカードを持ちたくないが、ETCを利用したいという方はETCパーソナルカードを申し込みましょう。
申し込みには有料道路のサービスエリア・インフォメーションでもらえる申込書を手に入れ、必要事項を記載して切手を貼り付け、ETCパーソナルカード事務局宛に郵送します。

事務局が申し込み内容を確認後、デポジット振込の依頼を郵送します。
同封の払込取扱票を使って郵便局取扱窓口またはコンビニエンスストアでデポジットを振り込みます。
入金を確認後、ETCパーソナルカードを発送します。
カードは到着したらすぐに使えます。

このようにETCパーソナルカードの発行にはクレジットカードを必要とせず、その代わりにデポジットをあらかじめ振り込むようになっています。

タイプ別ETCカードのメリットとデメリット

ETCカードにはタイプ別にメリットとデメリットがあります。
ここまでをしっかり理解して、どのカードにするかを選びましょう。

クレジットカード付帯の場合

最も多いのがクレジットカードに付帯してETCカードを持つ場合です。

ETCカードとクレジットカード2枚セット

クレジットカードとETCカードが分かれていることは、メリットでありデメリットでもあります。
分かれているからこそ別々に使えますし、万が一車載器に挿しっぱなしにして盗難にあったとしてもこのタイプのETCカードは一般のショッピングには使えませんから被害は限定的です。

しかし一方で「2枚持つ」というのは財布にとって負担です。
ただでさえなんとかスリムにならないものかと悩んでいるのに2枚を常に持っておくのは面倒です。
しかしいざというときETCカードを家に忘れたとなれば作った意味がありません。
カード1枚分の財布のスペースを占めるのは、仕方ないのかもしれません。

クレジットカードの所持が必要

このタイプで今からETCカードを利用するためには、先にクレジットカードを持っていなくてはなりません。
今持っているクレジットカードがETCカード追加発行に対応して入れば問題ありませんが、非対応なら別のクレジットカードを新規で申し込むしかありません。
それには審査があるため、申し込めば必ずETCカードが手に入るわけではありません。

また紛失・盗難が心配だからとクレジットカードを持っていないなら、やはりこのタイプのETCカードを持つのは難しいでしょう。

一体型のETCカードの場合

もしこのタイプのETCカードを持っていたら、メリットを大いに享受しているか、タイプを変える必要があるかもしれません。
発行が多くないということは求める人も多くはないということだからです。

財布の中でかさばらない

クレジットカード一体型ETCカードのメリットは何と言っても「1枚で済む」ことです。
財布に無駄なスペースが必要なく、多少なりともスリムにできます。
日頃からよく使うクレジットカードなら家に置き忘れることもありませんし、うっかり車載器に挿しっぱなしにすることも少ないでしょう。

盗難のリスクがある

「1枚で済む」ということはデメリットにもなり得ます。
例えば車載器に挿しっぱなしにして車上荒らしに遭い、カードを盗まれてしまったら被害は大きくなる可能性があります。
またそれは普段の買い物で使うときにもあり得ます。
カードを失くしてしまったら、有料道路でも買い物でも悪用できるからです。

ETCパーソナルカードの場合

では、クレジットカードとは全く違うETCパーソナルカードにはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

審査がない

ETCパーソナルカードには、クレジットカード申し込みにおけるいわゆる「審査」がありません。
それはこのカードが「ETCカードとしてしか使えない」ということと「先に一定の金額を預託する」ためです。
預託に問題がなければ、さまざまな理由からクレジットカードを作れない・作らない人もETCを利用することができます。

年会費とデポジットが発生する

一方、このカードには必ず1,234円の年会費がかかるデメリットがあります。
また利用するには申し込み時に申告した平均利用月額の4倍をデポジットとして預託しなければなりません。
平均利用月額は5,000円単位で設定され、仮に5,000円と申告した場合のデポジットは20,000円です。

また利用額がデポジットの70%に達した時点で、登録した口座から口座振替によりデポジット20,000円を増額しなくてはならず、大きなデメリットであるといえます。

ETCカードを作る時のポイント

ETCカードは、さまざまな機器を使って初めて利用できますから、それだけ多くの手続きが必要です。
そのポイントを上手に利用しましょう。

クレジット機能付の追加発行は手続き簡単

最も手続きが簡単なのは、今持っているクレジットカードのETCカード追加発行です。
もともと審査が通っているためETCカードの審査も通りやすく、支払い方法もすでにクレジットカードで指定されているため、しなくてはならないのがほぼ「申し込み」だけだからです。

ETCカードは、ブランドや提携カードによってデザインが異なります。
よりこだわるなら、自分好みのデザインのクレジットカード会社で申し込むのもよいでしょう。
またETCカードを使うタイミングに備えて、カードが到着する時期の確認も忘れないようにしましょう。

追加でなく新規発行は時間と手間がかかる

もし今持っているクレジットカードでETCカードが追加発行できない場合は、他のクレジットカードを新規で申し込み、同時にETCカードを作ることを検討しましょう。
その場合は、全く新規の申し込みになるため本人確認書類の提出は必須、引き落とし口座の申し込みもしなくてはなりません。
審査に時間もかかりますし、場合によっては審査に通らないこともあり得ます。

クレジットカードによって費用が異なる

クレジットカード主契約が年会費無料だからといって、ETCカードも同じように年会費無料だとは限りません。
ETCカードだけには年会費がかかったり、中には初回の発行手数料がかかる場合もあります。
クレジットカードによってかかる費用が違いますから、あらかじめ確認しておきましょう。

 

ETCカードを利用した時に受けられる特典

一度ETCカードを使って有料道路を利用すると、もうそれなしではいられなくなるほど便利です。
ETC利用者がこれほど短期間で増えた理由には、ETCシステムを利用するときに得られる特典があるといわれます。
その特典の数々を見てみましょう。

休日割引が受けられる

ETCカード利用者の多くは、利用料金の割引がそのきっかけになっているでしょう。
その一つが「休日割引」です。
土・日・祝日、毎年1月1・2・3日は利用料金が30%も割引きされます。
この対象となっている日はすべて「利用が多い日」です。
まさにその日に利用する人が競ってETCカードを利用することによって渋滞を緩和し、コストを抑える意図があると考えられます。

平日朝夕割引がある

最近では、長い距離を通勤しなくてはならない人も増えています。
中には自家用車で高速道路や有料道路を利用することも多く、「休日割引」と同じ理由で利用料金が割引きされます。
東京・大阪近郊の区間以外で朝6時から9時まで、夕方17時から20時までの利用料金が30%から最大50%割引きされます。
細かな割引率や時間については各路線のWebサイトを確認してください。

深夜割引がある

逆に利用の少ない時間帯に利用を促すための施策が「深夜割引」です。
深夜の時間帯は、有料道路の利用が少なく、しかし一定のコストはかかりますから利用を増やしたいのが運営会社の本音です。
そのため午前0時から4時までの間に対象の路線を利用すると料金が30%割引きされます。
中には渋滞の少ないこの時間帯を使って帰省する人もいるようです。

ETCマイレージが受けられる

聞いたことはあっても、活用している人が多くないのが「ETCマイレージ」です。
ETCマイレージとは、高速道路・有料道路などの指定の区間を通行したときの利用料金の一部をポイントとして還元するシステムです。
入会金・年会費は無料で、登録してしまえば車種やグレードの制限がなく誰でも利用できます。

ETCマイレージで還元されたポイントは、規定のポイントに達すると「無料通行分」と交換されます。
例えば3万円の利用料金で得られるポイントは3,000ポイントとなり、2,500円分の無料通行分と交換できます。
その率実に8%強。
知らずに登録していない人には戻ってこないと考えると非常に大きなメリットです。

料金所で停止しなくてもよい

またETCはもともと「料金所で一旦停止する必要がない」ことが大きなメリットです。
しかしだからと言って高速道路を通行するようなスピードで一般道路に入れば大事故にもなりかねませんから、ゲートを設け、通過する際は時速20km程度までスピードダウンするように設計されています。

とはいえ一旦停止して現金を支払い、レシートを受け取る手間を考えるとかなりの時間が節約できます。
またそんな手間を考えることなく素通りできることは、なによりただでさえ疲れのたまるドライバーの負担をなくす実に大きなメリットです。
これがETCを一度使ったらやめられない最も大きな理由でしょう。

車内環境の向上

一旦停止の必要がないことは、それにかかる停止・発車といったムダな動作がなくその分使われるエネルギーを節約でき排気ガスを減らすことができます。
またスムーズな通貨によって料金所付近の騒音を軽減するともいわれています。

また現金払いでは必ず窓を開けなくてはなりませんでした。
それは暑い日の昼間せっかくエアコンがきいてきた車内に暑い空気を入れてしまう、雨や吹雪が降り込んでしまうということです。
ETCにすればそんなストレスなく、ただ通行するだけです。

また左ハンドル車にとってはおそらく長年願ってきた利便性になるでしょう。
現金払いでは運転席とは逆のドアの窓を通して発券機のチケットを取り、料金所で支払っていたからです。
左ハンドル車は車格の大きなものが多く、その分助手席の窓までも距離があります。
この面倒さがなくなるのは大歓迎でしょう。

年会費が無料になるクレジットカード

具体的にETCカードを作ろうとするとき心配なのがカードの年会費です。
また新しくクレジットカードから作ろうとするならそのクレジットカードの年会費も心配になります。
ここでは、クレジットカード・ETCカードの年会費がどちらも無料となるクレジットカードをいくつか見てみます。
それぞれ独自のサービスもありますからじっくり考えて選んでください。

ライフカード

ライフカードは、業界最高水準のポイントプログラムが魅力です。
入会初年度は通常の1.5倍、誕生月は3倍でポイントがもらえ、自動的にリボ払いにする「AUTOリボ」も自由に設定・解除できます。
学生限定の「学生専用ライフカード」も年会費無料で海外キャッシュバック機能がついています。

ライフカードにはさまざまなデザインのカードが用意されています。
「AKB48」とコラボしたAKB48カードや、女性に人気の「カワイイ」カードのBarbieカード、アーティスト「LiSA」とコラボしたLiSAカードなど自分の好みやスタイルに合わせて選ぶことができます。
ただ、全てが年会費無料というわけではありません。
欲しいカードが年会費無料かどうかはしっかり確認しましょう。

三井住友visaカード エブリプラス

三井住友VISAカードの一つ「エブリプラス」も、本カード・ETCカード共に年会費が無料です。
エブリプラスは利用した全てが「リボ払い」となるため、毎月一定金額以上の請求になることがありません。
その金額は5,000円から設定できるため、自分の利用と収入のバランスにあった金額を選べます。

入会資格は、高校生を除く18歳以上となっています。
ただし未成年の場合は親権者の同意が必要です。
ETCカードの年会費も無料ですから、大学入学で遠方に暮らす子供に持たせるにはぴったりなカードです。

JCBカード W

高いポイント還元率・年会費無料・39歳以下・WEB入会限定のクレジットカード「JCB CARD W」は、独自ポイントサービス「OkiDokiポイント」が貯まります。
還元率は常に2倍以上、さらにJCBオリジナルシリーズパートナーやOkiDokiランドを利用すれば貯まるポイントが大幅にアップします。

オリコカードザポイント

オリコカードザポイントも、独自のポイントサービス「オリコポイント」で常に還元率1%以上でポイントが貯まります。
入会後6カ月は還元率が2%、オリコモール利用で通常のオリコポイント獲得分にプラスして0.5%が特別に加算されるのも魅力です。
貯まったポイントは500オリコポイントからリアルタイムに交換可能ですぐに使えます。
またiDとQUICPayをダブル搭載しているため、そのどちらかにしか加盟していないショップでも安心して利用できます。

EPOSカード

EPOSカードでは「エポスポイント」がもらえます。
リアル店舗やネットショップ、月々の公共料金支払いなどVASAが使えるところで利用するとエポスポイントがどんどん貯まり、さらに会員サイトからのショッピングでポイントが2倍から最高30倍になることもあります。

ネットショッピングや海外での利用、全国の飲食店やカラオケ・イベントチケットなどの優待があり、もちろんApple Payでも使えます。
そんな利用スタイルは学生にもぴったり。
中には優待を狙って申し込む人もいるほどです。

条件付きで無料になるクレジットカード

人気の高いクレジットカードの中には、一定の基準を満たせば本カードやETCカードの年会費が無料になるものもあります。
普段の利用スタイルによっては結局年会費無料になるかもしれません。
基準をしっかり見極め検討してみましょう。

楽天カード

楽天カードは一般カードなら本カード年会費は無料です。
しかしETCカードの年会費は通常540円です。
しかし以下の基準に該当すれば無料になります。

一つは楽天PointClubの会員ランクがダイヤモンド会員またはプラチナ会員であること、もう一つは本カードが一般カードではなく楽天ゴールドカードか楽天プレミアムカードであることです。

年間を通して楽天を利用することが多く、会員ランクが今後も維持されるなら楽天カードでETCカードを追加発行してよいでしょう。
しかしゴールドカード・プレミアムカードのような上位カードに切り替えるとなるとそれぞれ2,160円、10,800円の年会費がかかりますから、それを含めてメリットがあるかを判定しなくてはなりません。

au Waletカード

auWalletクレジットカードでETCカードを追加発行すると、新規発行手数料が1,080円かかります。
また紛失・破損の場合の再発行手数料も同額がかかりますが、年会費は無料です。
auWalletクレジットカードには上位カード「ゴールドカード」がありますが、この場合は本カード年会費が10,800円になりますがETCカードにかかる費用は新規発行・再発行手数料や年会費は一切無料です。

発行期間が短いETCカード

旅行の予定があるなど、急いでETCカードを発行したい人には、発行期間が短いカードが助かります。
下のカードはすべて申込日当日に借りカードが発行されたり、発行まで数日程度といったカードばかりです。

イオンカード(WAON一体型)

イオンモールやマックスバリュといったイオングループでメリットの大きなイオンカードは、オンライン申し込みで最短30分の審査、申し込み当日に店頭で仮カードを受け取ることができます。
その日が20日・30日のお客様感謝デー、15日のG.G感謝デーならその日にサービスを受けることができます。

セゾンカードインターナショナル

セゾンカードインターナショナルは、オンラインで申し込むと最短で即日カードを発行することができます。
郵送での受取りなら審査結果メールが到着した日の翌日から数えて最短3営業日後にカードを発送します。
その他のクレジットカードが3週間から1カ月かかることを考えると非常に短い期間で発行できるとわかります。

しかしETCカードは本カードとは別に発行されるため、即日受け取ることはできません。
それでも本カードの審査がこれほど早ければETCカード発行手続きに入るのも当然早くなります。
1日でも早く受取りたい人にとってはとてもありがたいサービスです。

ETCをつかって快適なドライブを楽しもう

最近ではETC搭載車だけが利用できる「スマートインターチェンジ」も導入され、さらに高速道路の利用が手軽になるなど、ETCは車を使ってレジャーを楽しむ人には必須のサービスです。

時間帯による利用料金の割引だけでなく、そもそも現金を用意しないで利用できるという便利さ、窓を開けないで通過できる手軽さと安全、そしてなによりETCユーザーが増えることでの渋滞の解消という実に幅広いメリットがいくつもあります。

たまの休みに遠出をしたり、季節によって変わる景色を眺めるのもいいものです。
気分転換に、がっつり温泉を楽しむために、ETCで手持ちの現金を機にすることなく快適なドライブを楽しみましょう。

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