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残高が少なくなったVプリカのチャージはできるのか
クレジットカードのかわりとして使用でき、ウェブ決済もスムーズに行えるⅤプリカ。
プリペイド方式のため使っていくうちに残高が減っていきますが、Ⅴプリカにはあとからのチャージが可能なのでしょうか。
また、チャージすることでカードの有効期限は延長されるのでしょうか。
Ⅴプリカの利用方法と合算方法について詳しくまとめました。
Vプリカについておさらいしよう
クレジットカードの代替品としてのイメージが強いⅤプリカ。
クレジットカード情報を入力しなくてもウェブ決済などで利用できるのは便利ですよね。
「待たずに使える」、「審査なしで使える」ということでも評判ですが、Ⅴプリカには具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
まずはⅤプリカの概要について見ていきましょう。
Vプリカはインターネット専用プリベイトカード
Ⅴプリカはウェブ上でのみ使用できるプリペイド方式の電子マネーです。
クレジットカードの代替品としての位置づけではありますが、クレジットカードにあるような審査が必要なく、収入の少ない学生や主婦でも即日発行することができます。
インターネット専用のカードということで、実体としては固有のカード番号のみが記録に残るかたちとなり、カード番号を認証させることでウェブ上での決済が可能になります。
国際ブランドはVISA
Ⅴプリカの国際ブランドはVISAのみとなります。
VISAはクレジットカードの国際ブランドとしても世界規模で通用するブランドであり、日本国内はもちろんのことアメリカ、イギリス、フランスなど主要国では問題なく決済手段として利用することができます。
VISAブランドのクレジットカードが利用できる加盟店であればⅤプリカの決済も受け付けており、通常のクレジット決済と同じようにⅤプリカの番号を入力して認証を行えばカード残高から代金が差し引かれ、決済が完了する仕組みになっています。
クレジットカードの国際ブランドはVISA以外に、MASTER、アメックス、ダイナースなどがあります。
ⅤプリカはVISA以外のブランドしか選択できないということで初心者の方にとっては不便に思われるかもしれませんが、VISAは国際的なシェア率の面でトップをキープしている一流ブランドであり、国内外問わず幅広いウェブサイトで利用することができるため安心です。
本人確認がなく審査は不要なので主婦でも持てる
クレジットカードとは異なり、面倒な収入審査が一切必要ないことがⅤプリカの大きな魅力です。
したがって、充分な定期収入がないためクレジットカードの審査に通過しない学生や主婦の方でもⅤプリカであれば何枚でもつくることができ、個人情報を登録する必要もありません。
審査が不要のため申し込みから2、3週間待たされることもなく、発行手続きが完了した時点から利用することができるため、クレジットカードをもつことができる人でも「とにかくすぐにプリカがほしい!」という理由でⅤプリカをつくるケースが多いようです。
Vプリカは審査なしで即日発行することができますが、現時点では18歳以上の人しか申し込むことができません。
それは、Ⅴプリカが非常に匿名性の高いカードであるためで、利用にあたっては厳密な個人情報管理など、最低限のメディアリテラシーがもとめられます。
リアルカードは発行されない
ⅤプリカのⅤはVISAカードのⅤですが、同時に「バーチャル」という意味もふくんでいます。
Ⅴプリカにはカードとしての実体はなく、ユーザーの手もとに残るのはⅤプリカのカード番号とセキュリティコードのみです。
バーチャルカードの扱いに慣れていない方にとっては「紛失リスクが大きいのでは?」と思われるかもしれませんが、後述するようにバーチャルカードにはさまざまなかたちで厳重なセキュリティ対策が施されていますので、カードデータの紛失、あるいは盗難などのリスクは低いと考えられます。
実体はありませんが、ウェブサイト上にはイメージとしてⅤプリカのカードデザインが設定され、そのデザインはユーザーが自由にきめることができます。
実体はありませんが、ウェブサイト上にはイメージとしてⅤプリカのカードデザインが設定され、そのデザインはユーザーが自由にきめることができます。
Vプリカの有効利用期限
Ⅴプリカには発行してからの有効期限が定められています。
具体的には、カードを発行してから13カ月経過すると残高に関係なく無条件で有効期限切れとなり、それ以降は一切利用できなくなります。
有効利用期限はⅤプリカのウェブサイトから手軽に確認できますので、せっかくの残高を無駄にしないよう、有効期限をこまめにチェックしておきましょう。
Vプリカは購入時に手数料がかかる
Ⅴプリカの発行そのものには手数料はかかりませんが、ネットバンキングやクレジットカード経由の購入の際には一定の手数料がかかります。
ネットバンキング、クレジットカード経由の購入では一律200円の手数料がかかり、さらにギフトカードの場合はその額面に応じて購入手数料が発生します。
ギフトカードの額面が3000円(購入金額3250円)であれば250円、5000円(購入金額5290円)であれば290円が手数料分として徴収されていることになります。
Vプリカのメリット
審査なしで手軽につくれるⅤプリカ。
即日発行ですぐに使えるという以外にもⅤプリカのメリットはたくさんあります。
Ⅴプリカをつくるメリットについて具体的に理解したうえで、よりかしこい利用方法について検討していきましょう。
年会費が無料
年会費が完全無料であることもⅤプリカをつくるメリットのひとつです。
クレジットカードにも年会費の無料が謳われているものはありますが、「年間で利用額が3万円以上」などと条件がもうけられているものがほとんどで、「不定期の買い物にしかカードを使わない」 という方は年会費の分が無駄になってしまう、というケースも少なくありません。
その点、年会費が完全無料であるVプリカであれば、たとえば年間で数千円分しか使わない場合でもよけいなコストを支払うことなく、使いたいときに使いたい分だけ利用することができます。
クレジット決済よりもセキュリティが高い
「Ⅴプリカはセキュリティ面でクレジットカードよりも有利である」といわれる大きな要因は、すぐれたセキュリティロック機能です。
Ⅴプリカのセキュリティロック機能を設定することで、カードを利用するとき以外はカード番号を完全にロックすることができ、万が一悪意のある第三者からの不正アクセスを受けたとしてもカード情報が盗み出されることはありません。
Ⅴプリカはウェブ上でのみ利用できる実体のないカードですので、利用する際には必ずセキュリティロックを設定し、不正アクセスのリスクをゼロに近づけておきましょう。
ライフカードでVプリカを購入するとお得
Ⅴプリカを購入するのであれば、ライフカード経由で決済を行ったほうがお得です。
ライフカードからⅤプリカを購入することで通常は必要となる手数料をゼロにすることができ、その分だけ実質の購入金額をおさえることにつながります。
また、ライフカードのほうにはポイントが加算されていきますので、すでにライフカードを保有している方はぜひカードを経由してⅤプリカを発行してみましょう。
入金したその場から使える
クレジットカードは日本全国の加盟店やウェブ決済で利用でき、非常に便利ですが、審査期間として3週間ほど待たされる、というデメリットがあります。
「クレジットカードの簡易版」としても知られるⅤプリカであれば原則として審査不要のため、Ⅴプリカを発行して入金した時点から利用が可能になり、クレジットカードと同じようにカード番号を入力することで決済が完了します。
日常の買い物は基本的にネットショッピングがメインである、という方にはⅤプリカのほうが便利かもしれません。
Vプリカの残高を余らせたままにしておくと
Ⅴプリカのデメリットとして、「有効期限が比較的みじかい」という点があります。
残高を使いきっていない状態で有効期限が切れてしまった場合、どのようなペナルティが用意されているのでしょうか。
Ⅴプリカを継続利用するうえでの注意点についてまとめました。
有効期限が過ぎた場合
Ⅴプリカの有効期限は、原則として「購入した時点から13カ月以内」となっています。
有効期限をただの1日でもすぎてしまうと、たとえまだ残高が残っていなかったとしてもその残高は無条件で一切利用できなくなります。
Ⅴプリカの残高を無駄にしないためには、残高を有効期限以内にきっちり使いきるか、あるいは期限切れの前に新しいVプリカと残高を合算する、などの方法が考えられます。
未利用期間が3ヶ月を超えた場合休眠カード維持費がかかる
Ⅴプリカの有効期限は原則13カ月ですが、3カ月間連続して利用していない期間がつづいた場合、「休眠カード維持費」としてそれ以降は毎月125円がカード残高から差し引かれる仕組みになっています。
まったく使わないのにカード維持費だけを支払うのはもったいないので、一度つくったVプリカはできるだけ定期的に利用し、使う予定のなくなったカードについては3カ月以内に破棄するようにしましょう。
残高が少なくなったVプリカにチャージしたいけれど
プリペイド方式である以上、Ⅴプリカも残高が少なくなったらその都度チャージすればいいと考えるのが普通です。
Vプリカも通常のプリペイドカードと同様、残高を自由にチャージすることができるのでしょうか。
公式サイトにはチャージという言葉が出てこない
Vプリカの公式サイトを調べてみても、チャージ方法がヒットすることはありません。
それは、Ⅴプリカにチャージという概念そのものがないためで、通常のプリペイドカードのように「残高が少なくなったらチャージして半永久的に使いつづける」ということができないようになっています。
同じカードにチャージをすることはできない
結論として、ひとつのⅤプリカにあとからチャージすることは許されません。
チャージできない、というのはプリペイドカードとしては不便であるようにも思えますが、ウェブ限定で利用するVプリカはその性質上固有のカード番号の寿命を永遠にのばすことができず、一定のスパンでカード番号を更新していくことによってセキュリティを保つ必要があるのです。
Vプリカはチャージではなく残高合算
追加のチャージができないかわりに、Ⅴプリカでは「複数のカード残高を合算する」というシステムが採用されています。
残高を合算するプロセスと合算の上限について詳しく掘り下げていきます。
追加合算できる上限枚数
Ⅴプリカをあとから合算できる上限枚数は5枚となっています。
ただ、異なるアカウントによって発行されたVプリカは上限枚数に関係なく合算することができないので注意しましょう。
同一アカウントによって発行されたVプリカの枚数情報はⅤプリカのマイページから確認することができますので、定期的にチェックして情報をチェックしておきましょう。
残高合算の上限金額はいくらか
Vプリカで残高合算ができる上限金額は10万円となっています。
枚数上限のほうは5枚までとなっていますから、ひとつのアカウントで同時に利用できるVプリカの総額は50万円ということになり、その後も新規カードを合算していくことで半永久的にⅤプリカを使いつづけることができます
Vプリカの残高合算の手順
Ⅴプリカを継続的に利用するうえで、カードの合算手順を把握しておくことは必須のプロセスと言えます。
ウェブサイト上から行うⅤプリカの残高合算の手順について詳しく解説していきます。
マイページで合算する
Ⅴプリカの残高を合算するにはまず、Ⅴプリカのアカウントからマイページにアクセスし、画面上のレイアウトにしたがって残高合算のメニューを選択する必要があります。
マイページでは残高合算以外に新規カードの購入やカード情報の照会などさまざまな処理が実行できますので、マイページの利用方法についてできるだけ早い段階で把握しておきましょう。
カード情報画面の右上にある「残高合算」ボタンへ進む
Ⅴプリカマイページのカード情報画面の右上に「残高合算」ボタンがありますので、それをクリックすると残高合算に必要な情報を入力するフォームが表示されますので、さらに新規カードの発行に進みましょう。
新しいカードを選ぶ
Ⅴプリカは、「既存のカードに新規カードを合算することで半永久的に使いつづける」システムになっています。
残高合算の際にはその都度チャージしたい金額分の新規カードを発行する必要があり、それらをもともとのカードに合算することでチャージしたのと同じ意味になります。
カード購入時に合算する
新規カードを発行した時点ではカードの合算は完了しません。
カードを購入し決済を行った時点でその分の代金が既存カードに合算される仕組みになっており、その際にカード番号などの情報がすべて更新されます。
Ⅴプリカにチャージの概念がなく、カードの合算というやや複雑なシステムが採用されているのはクレジットカード以上に強固なセキュリティシステムを実現するためであり、カード情報をその都度更新することによって不正アクセスのリスクを最小限におさえています。
残高合算するためにVプリカの購入方法についておさらいしよう
一般的なプリペイドカードとは異なり、新規カードを発行する機会が多いのが特徴のVプリカ。
購入方法にもいくつかのパターンがありますので、Vプリカを効率よく利用するためにもカードを買える場所をしっかり把握しておきましょう。
コンビニで買える
Vプリカはセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど、全国のコンビニチェーンで購入することができます。
購入方法はコンビニによって異なり、ローソンであればLoppiの端末からⅤプリカの購入を選び、Ⅴプリカと引き換えられるレシートをレジに持っていって代金を支払えばカード番号が発行されます。
それだけではⅤプリカを買ったことにはならず、発行されたカード番号をあらかじめ設定したアカウントに登録することではじめてプリペイドカードとしてウェブ決済に利用できるようになります。
公式サイトで購入する
コンビニにわざわざ足を運ぶ時間がない方にとっては公式サイトからの購入が便利かもしれません。
Ⅴプリカの公式サイトにアクセスし、画面のガイダンスにしたがって購入金額を入力していけば簡単にカードが発行されるシステムになっています。
Ⅴプリカをはじめて購入する際にはアカウントの開設が必須になりますが、クレジットカードとは異なり厳密な審査もなく、匿名でも発行可能なためクレジットカードの入門編としても安心して使うことができます。
クレジットカードでも可能
クレジットカードをすでにお持ちの方は、クレジットカードからⅤプリカを購入するとよりお得になります。
「クレジットカードを持てないからⅤプリカをつくるのでは?」と思われるかもしれませんが、Vプリカは必ずしもクレジットカードの代替品ではなく、「クレジットカードで購入してポイントをこつこつ貯める」という使い方も主流になりつつあります。
セキュリティ面で安心のⅤプリカをオンラインショッピングで使い、店頭決済ではクレジットカードで支払う、というように上手に使い分けているユーザーも少なくないようです。
一部店舗で購入可能
Vプリカはコンビニ以外に、提携を結んでいる一部店舗でも手軽に購入することができます。
「WonderGoo」や一部のネットカフェなどの店頭で購入可能ですので、対象店舗をよく利用する方はぜひともチェックしておきましょう。
また、Vプリカはさまざまな業種と幅広く提携を進めており、「モバトコ」などのサービスを利用している場合、Vプリカに累積したポイントをそれぞれのサービスで提供しているポイントに交換することができます。
コンビニではVプリカギフトの購入も可能
Vプリカギフトを購入するのであればコンビニが便利です。
Vプリカギフトには3000円と5000円の2種類があり、贈る相手や用途に合わせて選ぶことができます。
購入手数料もチェックポイントで、3000円のⅤプリカギフトであれば250円、5000円のカードであれば290円の手数料が発生します。
Vプリカの券種についておさらいしよう
購入するルートによっても、選択できるⅤプリカの額面が異なります。
希望の券種が購入できない、ということにならないように、購入場所によって異なる券種のバリエーションについてあらかじめ把握しておきましょう。
インターネットから購入する場合
インターネット上の専用サイトからⅤプリカを購入する場合、選べる券種は、500円、1000円、2000円、3000円、5000円、10000円、20000円、30000円となっています。
コンビニ端末よりも券種のバリエーションが幅広くなっていますので、「細かい単位でⅤプリカを購入したい」という方にはこちらのほうがおすすめです。
コンビニ端末から購入する場合
コンビニ端末の場合、Ⅴプリカの券種は2000円、3000円、5000円、7000円、10000円となっています。
一部の店舗では2000円、10000円の券種が取り扱い不可となっていますので、あらかじめ確認しておきましょう。
ポイントサイトでVプリカに交換してから残高合算することも
Ⅴプリカ単体で購入しても非常に便利ですが、ポイントサイトで貯めたポイントと連動させることによってカードをさらにお得に使いこなすことができます。
「モバトコ」など、おもにオンラインゲームやネットショッピングの分野との提携が進んでいますので、提携しているポイントサイトをチェックし、ポイントを無駄なく利用する方法を考えましょう。
お小遣い稼ぎのポイントサイトでポイントと交換
アンケートサイトなどでは、一定以上のノルマを達成するとポイントが加算される仕組みが広がっています。
Ⅴプリカと提携しているサイトであればこつこつ貯まったポイントをVプリカの残高に組み入れることができ、ちょっとしたお小遣い稼ぎのついでにVプリカに交換、というお得な利用方法を実現させることができます。
Point Exchangeのようなポイント交換サイトを利用する
Ⅴプリカと提携を結んでいるサイトを利用していなかったとしても、「Point Exchange」などのポイント交換サイトを利用すれば他のサイトで貯めたポイントをVプリカの残高として交換することができます。
「ポイントを貯めれば貯めるほどVプリカがお得に使える」ということですので、ポイントを普段からこつこつ貯めている方におすすめです。
残高が余ってしまうときは
Vプリカは有効期限が比較的みじかく設定されているため、有効期限切れの間際に中途半端に残高が余ってしまう、ということが起こり得ます。
Vプリカの残高がどうしても余ってしまう場合の対処法についてお伝えしていきます。
残高を合算する
Vプリカの有効期限が切れる前に新規カードを発行し、残高を合算することでカードの期限が延長されます。
この方法を繰り返すことでひとつのVプリカを継続して利用することができ、カード番号などの情報は合算のたびに更新されるためセキュリティ面でも安心です。
Amazonギフト券に交換できる
どうしても余ってしまい、今後も利用の予定がないVプリカの残高は、Amazonギフト券に交換することで利用範囲を広げることができます。
Amazonギフト券に交換すればAmazonでのオンラインショッピングはもちろんのこと、知り合いのアカウントにプレゼントすることもでき、文字通り贈り物としても喜ばれます。
Vプリカはチャージできないが残高合算で賢く活用しよう
チャージできないという特徴をもつVプリカ、チャージできないかわりに新規カードと残高を合算することで継続して利用することができます。
提携サイトとのポイント交換サービスも充実していますので、よりかしこく活用していきましょう。