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クーラーの費用はどのくらい
夏の冷房の平均額
夏は部屋の冷房としてクーラーが活躍する季節です。
夏の冷房にかかる月額平均は1,400円といわれています。
冷房にかかる費用は外気が暑いほど高くなります、そのため、冷房費用は、沖縄や九州など夏の気温が特に高い地域の方が平均が高くなる傾向があります。
一方、北海道のような地域では、クーラーをほとんど使用しないためこの費用の平均は低くなります。
また、設定温度によっても冷房にかかる費用が変わってきます。
冷房の温度設定を低く設定することで費用は低くなります。
クーラーではなく、扇風機を使う、窓を開けて調節する、服装で温度調節をすると、冷房にかかる費用は安く済みます。
冬の暖房にかかる平均額
冬の暖房にもクーラーは使われます。
夏の冷房よりも冬の暖房にかかる平均の方が高いです。
冬の暖房にかかる月額平均は1,600円といわれています。
夏の冷房にかかる費用の平均よりも200円高いですね。
クーラーは冷房の機能を使う場合よりも暖房の機能を使う場合の方がエネルギーを多く使うので、平均額も高くなります。
冬の暖房にかかる費用は夏の冷房にかかる費用と同じように外気との差が大きいほど、部屋を暖めるのにエネルギーが必要であるため高くなります。
冬の暖房にかかる費用は東北でもっとも平均が高くなります。
北海道では灯油を使って部屋を暖めるため、クーラーによる暖房にはあまり費用が掛からず平均は東北よりも低いです。
電気代の消費が大きいタイミング
クーラーを使用する中でも、最も電気代の消費が大きいタイミングはクーラーを立ち上げるときです。
これは立ち上げることに電力がかかるからです。
加えて、クーラーを立ち上げるときには、部屋の中の空気と設定温度との差が最も大きい状態です。
この温度差を縮めるために、大きな電力が必要になってくるため、立ち上げ時が電力の粗油日が大きいタイミングであるといえます。
一方、一度裁ち上げた後に維持をするために必要な電力は、立ち上げ時よりも小さく済みます。
電気代を多く使うNG行動
電気代を節約するためには、クーラーをこまめに入り切りするのはよくないです。
これは、クーラー使用の中で、最も電力を使うタイミングがクーラーの立ち上げ時であるからです。
ずっとつけっぱなしにしていると電気代がかかるからとこまめに入り切りをしていた方は注意しましょう。
クーラーをつけっぱなしにしていることで部屋が暑くなりすぎたり、寒くなりすぎるということがないように、設定温度を低めにしておくとよいでしょう。
ただし、クーラーのつけっぱなしは条件によっては節約にならない場合もあります。
それについては次に確認していきましょう。
クーラーの付けっぱなし
つっけぱなしで節約になる理由
クーラーは立ち上げ時に最も大きな電力消費が行われます。
そのため、電気代を節約するためには、こまめに電源を入れたり、切ったりせずつけっぱなしにしておく方がよいです。
クーラ―は温度差を縮めたり、立ち上げたりといったことには大きなエネルギーを使いますが、一度温めた、もしくは冷やした空気を維持することは。
比較的小さなエネルギーで行うことができます。
そのため、継続してクーラーをつけておくことで、部屋の温度をキープし、温度差を生まないようにするのがよいでしょう。
クーラーがつけっぱなしで節約になる理由は、立ち上げや部屋の空気を温めるのにかかる大きなエネルギーを節約できることです。
つけっぱなしで安くならない条件
部屋のクーラーをつけっぱなしにすることで、クーラーを入り切りするよりは電気代を節約することができます。
しかし、条件によってはつけっぱなしにしていることが節約にはならない場合もあるので注意しましょう。
特に、外気との差が大きい場合は部屋の温度を維持するために大きなエネルギーがかかります。
これは部屋の空気と外気との間に温度差があるためです。
また、省エネの機能などがなく古いクーラーを使用している場合には、クーラーをつけていることによってかかる消費電力が大きく、つけっぱなしにしているとその分電気代が高くなってしまうこともあります。
つけっぱなしお得になる方法
クーラーをつけっぱなしにしていた方がよりお得になる条件としては、部屋の向き、部屋の材質、広さなどが挙げられます。
部屋の温度を維持するためには、部屋の大きさが小さい方が、部屋の大きさが大きいよりも小さなエネルギーで済みます。
部屋が大きいとすぐに部屋の気温が外気に近づいてしまいます。
また、部屋の温度を維持する上では、部屋の材質も影響します。
温度を維持しやすい保温効果のある材質の場合、部屋の温度が保たれやすいのでクーラーの消費エネルギーが小さくて済みます。
部屋の向きによっては、日が当たりやすいことによって部屋の温度が上がりやすかったり、また日が当たらないことで部屋の温度が上がりづらかったりします。
このような条件がクーラーの消費電力とも関わってくるのです。
間違いクーラーの節約方法
風量を少なくする
クーラ―にかかる電気代を節約するために、風量を調整してもあまり効果はありません。
むしろ風量を少なく設定した方がより電力がかかる場合もあります。
風量を弱運転にすると、より少ない風量で部屋の空気を冷やす、または温めるためにより冷たい、もしくはより暖かい空気を作る必要があります。
そのため、より消費電力が高くなる可能性もあります。
風量を調整するのではなく、設定温度を下げることでクーラーを節約できるので、意識してみましょう。
設定温度を外気と差が少ない
クーラーでかかる消費電力を節約するために、設定温度を外気とあまり変わらない温度で設定する方もいるでしょう。
しかし、これもクーラーの効果をあまり活かせていないため、節約の効果はないといえます。
設定温度を外気とあまり差がない温度に設定するのならば、クーラーをつけないという選択を取るべきです。
クーラーを消しても、設定温度が外気と差が少ない場合には、体感はあまりかわりません。
クーラーを消して、窓をあける、衣服で調節するといった手段をとった方がより節約になります。
エアコン代の節約術
扇風機でエアコンの効率をアップ
エアコン代を節約するためには、エアコンと一緒に扇風機を使うことでより効率よく部屋の空気を冷ますことができます。
これは、夏の冷房としてエアコンを使用しているときに使える節約術ですね。
扇風機を一緒に使うことで、空気を回すことができ、冷たい空気を部屋中に行き渡らせることができます。
扇風機でなくサーキュレーターのようなものをつかって、部屋の空気をサーキュレーションさせることも同じ効果を生むます。
扇風機の電力消費はエアコンよりもかなり小さいので、併用しても節約効果を生むことができるでしょう。
自動運転で効率が最適に
エアコンに自動運転機能がついている場合には、その自動運転を使うことで、より最適な温度を保つことができます。
そうすることで、無駄なエネルギーを消費することがなくなるため、結果としてエアコンの電気代を節約することができます。
自動運転機能を使うと、エアコンの設定を部屋の状況に合わせて自動で変えてくれます。
風量の強弱なども最適なものに設定してくれるので、設定を迷う必要もなくなりますね。
自動運転機能がついているエアコンを持っている場合には、ぜひ使用してみてください。
節約のためだけでなく、操作にかかる手間も省けますね。
エコに特化したエアコンを使う
エコに特化したエアコンを使うことでエアコンにかかる電気代を節約することができます。
エアコンの中には、省エネ機能のあるものもあり、省エネ機能を使うと電力消費を抑えた状態でエアコンを使用できるようになります。
一般的なエアコンよりも省エネエアコンの方が総電気量も少なくて済むので、同じように使用していても電気代を節約することができますよ。
また、古いエアコンになればなるほど、最新のものよりも消費電力量が大きくなる傾向があります。
古いエアコンを使っているという場合には、最新のものに買い替えるなど検討してみるとよいでしょう。
家にいないのにつけているのは損
エアコンはこまめに入り切りするよりもつけっぱなしにする方が電気代の節約になりますが、家にいないのにつけているのは、部屋を暖めている意味がないので損になります。
買い物などで長時間部屋を空ける場合には、忘れずにエアコンは切りましょう。
仕事などで家を空けるときも、帰るまでエアコンをつけっぱなしにしておくのは電気代の無駄になります。
部屋にいるときはつけっぱなしにする方がよい場合もありますが、外出中は忘れずに電源を切っておきましょう。
帰ってきたときに部屋が温まっていないと嫌だという方は、タイマー機能を使うなど工夫をしましょう。
窓の断熱で効率が上がる
部屋の保温効果はエアコンにかかる電気代の節約に影響を与えます。
その中でも窓は外気との距離が近く、温かい、または冷たい空気が外に出ていってしまう場所です。
窓の断熱効果を上げることで、エアコンの効率が上がり、電気代を節約できます。
窓の断熱効果を上げるためには、熱を遮断するカーテンをつけるといったことが効果的です。
カーテンを変えるだけなので、大きな費用もかからず簡単にできますね。
また、カーテンの長さが短すぎてしまう場合にも、部屋の断熱効果を下げる原因となるので、注意しましょう。
窓のサイズにあったカーテンを使うことが重要です。
こまめな掃除が節約への道
エアコンの効率を上げるためには、こまめな掃除をすることが効果的です。
フィルターなどはほこりが溜まりやすい場所でもあります。
フィルターはエアコンを分解しなくても簡単に掃除ができるのでこまめに行いましょう。
エアコンの風口から掃除機でほこりを吸ってあげるだけでもこまめにやることで効果があります。
フィルターの掃除は面倒に感じてしまう場合もあるかもしれません。
その場合には、自動でフィルターを掃除する機能があるエアコンを利用するのもよいです。
自動で掃除してくれる機能がある場合には、綺麗なフィルターを維持しやすいので、エアコンの効率が維持でき、電気代の節約につながります。
室外機の周りもきれいにする
エアコンを綺麗に、効率よく機能できる状態を維持するためには、フィルターだけでなく室外機も掃除する必要があります。
室外機はエアコンの空気を入れ替える機能に大きな役割を果たしています。
室外機の周りの物が多かったり、掃除が行き渡っていないと、室外機の機能が阻害されて無駄なエネルギーを使ってしまうことになりかねません。
室外機の掃除まで気が回らないという方も、まずは近くにものをできるだけ置かないように気を付けてみてください。
そして定期的に掃除をするように心がけましょう。
エアコンを上手く使って節約
エアコンは消費電力が高いというイメージがありますが、使い方次第で節約することも可能です。
エアコンそのものの使い方に少し気を使ってみたり、扇風機など他の電化製品と併用することで効率的に使うこともでできます。
また、エアコンの機能が最大限に発揮される状態に維持するために、掃除も欠かせません。
今回確認したことを意識しながら、できる範囲で取り入れていってみてくださいね。
今すぐ簡単に始められることも多いです。
ぜひエアコン代の節約を始めてみましょう。
節約は小さな努力の積み重ねです。
まずはできるところから取り組みましょう。