節約のコツってどんなもの?誰でもできる上手なお金の貯め方とは

タグ :  / February, 09, 2018

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節約前にまずは現状を確認

資金残高を記録

お金を貯めるために、節約生活を始めようと考えたときには、現状を確認することが重要です。
現状を知るためには、まずは銀行口座などの資金残高を記録してみましょう。
資金残高を確認すると、自分が思っている以上に余計な支出が多いことなどに気づくことができます。

資金残高の記録方法はさまざまです。
表計算ソフトのExcel(エクセル)で記録簿を作成して管理することもできますし、収支を記録するための家計簿アプリもたくさんあります。
パソコンではなく、スマートフォンなどで管理したい場合には、専用アプリをインストールすることをおすすめします。

残高管理は三日坊主で終わってしまっては意味がありません。
長続きするよう、自分に合った管理方法を見つけましょう。

節約したい目標金額を決める

なんとなく節約生活を始めると、だんだん節約していることが面倒に感じるようになり、やがて、節約生活をしていることを忘れてしまいがちです。
節約生活を長く続けていくるには、いくら節約したいのかという目標金額を決めることが重要です。

「いつまでにいくら貯める」という明確な目標を定めて節約に取り組むことで、その目標金額を達成するために、収入を増やす策を検討したり、支出を減らす工夫をしたりといった具体的な努力をすることにつながります。
目標金額を意識することで、生活のなかに節約が浸透しやすくなります。

浪費や消費の無駄を見つける

お金を使うときに、そのお金の使い道は「浪費」「消費」「投資」のどれに該当するかを考えるようにしてみてください。
「浪費」は無くても困らないもの、「消費」は生活するのに必要なもの、「投資」は今後のことを考慮した自己投資や資産の運用などを意味します。

例えば、あなたにとって美容室に行くことはどれに当てはまるでしょうか。
今必ず行かなければならないものではないので、浪費と考える人もいれば、見た目を清潔に保つことが重要と考える人であれば、それは「投資」にもなりえます。
また、洋服の購入はどうでしょうか。
洋服は生活するのに必要なものなので「消費」と考えるのが一般的ではありますが、高額な洋服の購入は「浪費」にあたるかもしれません。

それぞれのお金の使い道を浪費と考えるか、消費と考えるか、または投資をするのかは、その人の価値観によって変わってきます。
自分にとっての浪費や無駄な消費を見つけることで、余計な支出を抑えることができるようになるでしょう。

不用品を整理する

「節約してお金を貯める」というと、いかにお金を使わずに生活するかということを考えがちですが、不用品を整理することも節約につながります。
あなたにとっては不用品であると感じていても、それを欲しいと思っている人がいることはよくあることです。

家を整理して不用品がたくさん出てきた場合には、自分で販売して収入に変えましょう。
不用品の売買には、フリマアプリを活用するのがおすすめです。
フリマアプリはネットオークションとは違い、売り手が決めた売価での取引が基本です。
値引き交渉の余地もありますが、金額に関する駆け引きの要素は少ないので、初めて利用する際も、身構える必要はありません。
売値が決まっているので、契約成立までの時間が短くて済み、手続きも簡素化が図られているので、売り手も買い手も気軽に利用することができるサービスです。

できるだけ高値で売りたい高価なブランド品やホビー品については、フリマアプリで固定の値段を提示するより、ネットオークションに出品して、できる限り高額で販売することも有効手段といえます。

また、自分で出品登録をしたり、不用品を発送したりする手間を省きたい場合には、出張買取サービスやリサイクルショップに買い取りを依頼しましょう。
ただし、買取を業者に依頼する場合には、業者への仲介マージンが発生するので、安価になってしまう可能性が高いことは心得ておきましょう。

大きい固定費から節約

保険料で省ける項目はないか

節約を考え始めたときは、保険の見直しをするいい機会でもあります。
保険料は万が一のときのために必要なものかもしれませんが、金額が大きいものが多く、固定費として大きくのしかかってきます。
現在、何かの保険に加入しているのであれば、加入している保険の内容について、しっかり確認しましょう。
保険会社に薦められたプランに加入したままで、プランの詳細を把握していないという人は、早急に見直しをすることをおすすめします。

無駄な保険料を払い続けないために、保障額は適切かどうか、また同じ保障内容でもっと安価なプランはないかを検討してみましょう。
毎月の固定費のなかから少しでも支出を抑えられるのであれば、地道な節約よりも大きな節約効果を得ることができます。

ネットなどの通信費を抑える

毎月かかる大きな固定費のひとつとして、インターネットなどの通信費が挙げられます。
インターネットは一度契約して利用し始めると、なかなか契約をし直す機会がないものです。
そのため、インターネットを利用するために月々いくら支払っているのか把握できていない家庭もあるのではないでしょうか。

インターネットにかかる費用が思っている以上に家計の負担となっていることがあります。
もっと安く利用できるプロバイダやプランがないか、比較検討してみましょう。
費用がかかり過ぎている場合には、思い切って契約変更の手続きをとることをおすすめします。

インターネットなどの通信費を見直すポイントには次のようなものがあります。

・契約している回線を見直す
・契約しているプロバイダを変える
・余計なオプション契約をやめる
・自宅のネット回線とスマートフォン・携帯電話の回線をまとめる

ただし、契約している回線を変更する場合には、月々の固定費が安くなっても、余分な費用がかかってしまうことがあります。
変更の手続きととるまえに、契約している業者に確認をとりましょう。

携帯代のプランを見直す

携帯電話やスマートフォンの料金も、月々の固定費として家計に大きくのしかかります。
契約した時点のプランをそのまま変更していない場合には、現在の利用状況に適さない契約プランになっているかもしれません。
自分の携帯電話の使い方を確認し、通話やインターネットの使用頻度に合わせたプランに変更することで、大幅な固定費削減につながる可能性があります。

まずは、携帯電話の請求書を確認してみましょう。
月々の支払金額が10,000円を超えているようであれば、契約プランが利用実態に適していないか、携帯電話の使い過ぎの可能性があります。
月々の利用料は、高くても10,000円以内になるように心がけましょう。

契約プランを見直す以外にも、格安スマホや格安SIMに変更することで、さらなる固定費の削減が見込めます。
10,000円どころか、5,000円以内に抑えることも可能なので、大幅に固定費を削減したいと考えている場合には、検討することをおすすめします。

食費を抑える買い物のコツ

自販機やコンビニは使わない

自動販売機やコンビニは、身近にあることが多く、24時間いつでも購入することができるので、飲み物を購入するときに、ついつい利用しがちです。
しかし、冷静に考えてみてください。
自動販売機やコンビニで160円で販売されているペットボトル飲料が、スーパーやドラッグストアで100円を切る価格で販売されているのを目にしたことがありませんか?

自動販売機やコンビニは、いつでもどこでも手軽に飲み物を購入できるという利便性があるため、販売価格が割高な傾向にあります。
同じ商品を少しでも安価に手に入れるためには、自動販売機やコンビニの利用を避け、スーパーやドラッグストアで購入するようにしましょう。

さらなる節約を考える場合には、飲み物を購入すること止めるという選択肢もあります。
少しかさばるかもしれませんが、水筒に飲み物を入れて持ち歩くことで、飲み物にお金を払う必要がなくなります。
水筒を持参すれば、ペットボトルなどのゴミも出ないので、お金の節約になるだけでなく、資源の節約にもつながります。

買い出しは週一回と決める

買い物に行くと、買うものを決めていても、ついつい他のものにも目がいってしまい、余計な支出を増やしてしまうことにつながります。
買い物に行く回数を制限することで、余計な支出をしてしまうリスクを回避できます。

また、食材については、まとめ買いした方が安くなる値段設定のものが多くあります。
野菜については1点ずつ購入するより、袋詰めやパック詰めの方が1点あたりの価格は安くなっています。
お肉についても少量パックより、1kg単位などのボリュームパックの方が100gあたりの価格が安いことが多いです。

まとめ買いをすると、1回の買い出しの費用は高額に感じるかもしれませんが、小分けで利用することで、しばらく買い足す必要がありません。
そのため、最終的には食費を抑えることにつながります。
日持ちする食材や、冷凍保存することができる食材については、なるべくまとめ買いして、食費を削減しましょう。

買い物前に献立を考える

目的を定めずに買い物に行ってしまうと、余分なものを購入してしまいがちです。
買い物にでかける前に、その日の献立を決めておくことで、使わない食材を購入することを避けることができます。

献立を考える際には、まずは冷蔵庫の中身を確認しましょう。
冷蔵庫にある食材を有効活用できるメニューにすることで、食材を無駄にすることがなくなります。
また、よく利用するスーパーの特売品を確認し、特売の食材をメインにしたメニューにすることで、食費を抑えながらも、バリエーション豊かな食事が実現します。

食費予算を決めてから買いにいく

毎月食費にかけられる費用というのは、ある程度決まっている家庭が多いです。
その月々の食費を4週間あるいは5週間で割った金額が、1週間分の食費となります。
食費の予算を意識して買い物に出かけると、余計なものを買う余裕がなく、必要なものだけを買うことができます。

買い物に行く回数を週に1回にすることで、余計な買い物が減り、節約になることをお伝えしましたが、その週に1回も買い物も、予算を決めておくことで無駄遣いが減り、より節約効果を発揮することができます。
買い物の際は、1週間分の食費の予算を超えない金額で買い物をするようにしましょう。

値段の安いスーパーをリサーチ

食費の節約を考える場合には、どこのお店で買い物をするかが重要なポイントです。
自宅から徒歩や自転車で行ける範囲にあるスーパーの価格帯をチェックしてみてください。
同じ商品でも安くより安く取り扱っているお店を抑えておくことで、食費を浮かすことができます。

ガソリン代をかけて車で遠くまで出向いたり、電車代やバス代を払ってまでわざわざ出かけたりする必要はありませんが、日常的に行くことのできる範囲で、一番値段の安いスーパーをリサーチしておきましょう。

半額になる時間を狙っていく

ほとんどのスーパーには、値引きタイムが存在します。
商品を入れ替えるタイミングや、閉店時間が近づいてくると、惣菜や生鮮食品などに値引きシールが貼られます。
消費期限が当日の場合などは、半額になることもしばしばです。
同じ商品を購入するのであれば、少しでも安く手に入れたいものです。
よく利用する近くのスーパーの値引きタイムを把握しておくといいでしょう。

ただし、商品を半額で買った分、浮いたお金で他の商品を購入してしまっては意味がありません。
狙っていた商品以外のものに手を出さないように注意しましょう。

余計なものに惑わされない

買う予定がないものに惑わされない強い心を持つことも、節約への第一歩です。
広告に掲載されている目玉商品や、レジ近くに設置してあるお菓子などは、特に心を揺るがされます。
しかし、心が惹かれてもそこですぐに買い物かごに入れず、自分が何を買うためにお店に来たのかを、自分に問い質してみましょう。

広告の目玉商品などの特売品は、買わないと損をしているような気持ちになるかもしれませんが、必要としていないものを購入する方がお金の無駄遣いです。
ついつい余計なものに心が惑わされてしまう人は、買い物にでかける前に買い物リストを作り、リストにないものは買わないというルールを作ると無駄遣いを減らすことができます。

その他小さな節約のコツ

小銭があれば貯金箱に入れる

財布にある小銭がある場合は、その小銭を貯金箱に入れる習慣をつけましょう。
小銭貯金をすることで、自宅の貯金箱にささやかな貯蓄ができるだけでなく、財布の小銭が毎日なくなることで、物理的に使うことのできる現金が減ります。

小銭貯金したお金は、貯金したとは考えず、財布から支出したという扱いにすることで、自由に使うことのできる金額が少なくなり、無駄遣いする余裕がなくなります。
財布に入っていたら、余計なものに支払っていたかもしれないお金を、自宅の貯金箱でささやかながらも貯蓄することができるので、財布にお金があると、ついつい使いたくなってしまう人にはおすすめの方法です。

銀行手数料は払わないようにする

せっかく銀行にお金を預けているのに、お金を引き出したり、お金を振り込んだりする際に、預金に対する利子より高い金額の手数料を払っていては、預金するメリットがありません。
銀行取引の際には、極力手数料の発生しない方法をとりましょう。

銀行の各種取引にかかる手数料は、銀行によって異なります。
一定の条件を満たせば、ATMの手数料が無料になる銀行や、インターネットバンキングを利用することで、手数料がかからずに取引ができるところもあります。
口座を作る銀行を決めるうえで、預金額に対する利子率が高いことも重要ですが、手数料が安くすむという点も同じくらい重視した方がいいでしょう。

ネット通販も利用する

インターネット通販と聞くと、ついつい余計なものを買ってしまうそうで、無駄遣いが増える印象があるかもしれませんが、活用方法によっては、ネット通販も節約につながります。
ネット通販では、販売員の人件費がカットされる分、店頭より安く扱っている商品も多くあります。
飲料や米、調味料など、買い物に行くと重くて持ち運びが大変な保存食品などは、送料無料の専門店を探して購入することで、時間も労力も節約することができます。

また、ネット通販のもうひとつの魅力が、ポイントが貯まることです。
ポイントが貯まってくると、ついつい嗜好品を開拓なってしまうところですが、その衝動はぐっと堪えて、貯まったポイントは、食品や生活必需品の購入資金に充てましょう。
ポイントも無駄なく使うことで、さらなる節約につながります。

衝動買いを避ける

節約を意識し過ぎて、我慢の生活を続けていると、押し寄せてくるののが衝動買いの欲求です。
その欲求に負けて衝動買いをしてしまっては、それまでの節約の努力も水の泡です。
節約生活をするうえでは、衝動買いだけは避けるようにしましょう。

性格的に衝動買いをしてしまう可能性があると自覚している人は、買いたいものがあるときには、必ず一晩考えるというルールを作るといいでしょう。
一晩冷静に考えることで、その衝動を落ち着けることができるかもしれません。
買い物をする前に、本当に必要かどうかを考える時間を持つようにしましょう。
また、節約生活には、ある程度の我慢はつきものですが、我慢し過ぎると、フラストレーションが溜まってしまいます。
無理のないところから節約を始めていきましょう。

短距離移動は自転車を活用

電車やバスと違って現金を支払わないので、車での移動はお金を使っているという実感が湧きにくいですが、どんなに短い距離でも車を使って移動すれば、ガソリン代がかかります。
徒歩や自転車で移動できる範囲であれば、車の利用は控えましょう。

車に頼らず、自転車移動することで、軽い運動にもつながり、わざわざジムに通わなくても、体を動かすことができます。
体力づくりにもつながるので、移動費のかからない自転車を有効活用しましょう。
もちろん、歩ける範囲であれば、徒歩やジョギングもおすすめです。

貯金の預け入れが面倒なら

毎月の貯蓄額を決めて、貯蓄用の口座に預け入れをしている人もいるでしょう。
毎月発生する預け入れが面倒で、貯蓄をさぼってしまうようでは、貯蓄用の口座を作っている意味がありません。
預け入れの手間を省きたい場合には、自動積立を活用することをおすすめします。

自動積立にしておけば毎月一定の金額を指定の口座に積み立てることができるので、貯蓄を意識することなく、貯蓄用の口座にお金が貯まっていきます。
自由にお金を引き出すことができる口座にお金があると、ついつい引き出してしまう人や、貯蓄額を決めても守ることができない人は、自動積立で強制的に貯蓄するのも一つの有効な手段といえます。

無理なく続くストレスにならない節約術を

節約をするには、ある程度の我慢は発生します。
ただし、我慢することが多すぎると、その反動から衝動買いなど節約とは真逆の行動をとってしまうことがあります。
節約は無理なく始められるものから少しずつ始めましょう。
できることからコツコツと、お金を貯めることに慣れていくことが重要です。
いきなりストレスが溜まるほどの節約をして、本末転倒な結果にならないようにしてくださいね。

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