海外で利用できるクレジットカードを知る。その選び方と注意点も公開

海外で利用できるクレジットカードを知る。その選び方と注意点も公開

カード 2018.09.14

海外でクレジットカードを使おう

海外旅行先でお土産を購入したり、美味しいものを食べたり、景色の良いところへ観光に行ったりするときの支払いはどうしていますか?現金派ですか?それともカード払い派でしょうか?通常、海外では治安の関係上どんなに少額でもカード払いが通例となっています。
世界で通用するカードを持っていることが信頼の証明にもなっています。しかしカードといっても、さまざまなカードがあります。ここでは、世界中で使えるカードについて掘り下げてみていきます。

国際ブランドを選ぼう

海外旅行ではお金に関するトラブルには巻き込まれたくないですよね。そのためにも信頼のできるカードを持っているのが一番安心できます。国際ブランドとおばれているカードは世界各国で利用でき、カードを持っていることが信用される証明としてとても大切なアイテムになります。

国際ブランドとは

クレジットカードの国際ブランドとは、世界各国で通用する大手のクレジットカード会社発行のカードを指します。世界中で使えるだけではなく、世界共通のレートで取引されますし、国際ブランドを扱う店舗は正式に認められた店舗であるという証明にもなっています。

国際ブランドを選ぶ理由

国際ブランドと呼ばれるクレジットカードは、日本国内だけではなく、世界各国でも使えるのでクレジットカードとしての認知度も高いです。また、日本で発行されたカードでも、国際ブランドとされているカードは、海外で使用する時には海外通貨のレートで取引されますし、日本国内で利用するのと同じ使い方で利用できます。

国際ブランドの種類

現在、国際ブランドと呼ばれているものには7種類あります。

  • VISA(ビザ)
  • MasterCard(マスターカード)
  • JCB(ジェーシービー)
  • American Express(アメリカンエキスプレス)
  • Diners Club(ダイナースクラブ)
  • エポスカード
  • 横浜インビテーションカード

以上の7種類です。いずれも世界各国で使用できます。どれもがどこかで必ず目にしたり耳にしたりしているほど有名な会社ばかりですね。

使い勝手のよいVISAとMasterCard

7種類の国際ブランドを挙げましたが、中でも使い勝手が格段に良いのがVISAとMasterCardではないでしょうか。この2大カードは全世界シェアが90%とカード利用者のほとんどがこの2大カードを利用しています。このカードの特徴は、独自のカードはなく、提携会社のカードに付帯する形をとっています。
現在、多くの人が持っているクレジットカードの多くは、VISAやMasterCardのマークが入っているのではないでしょうか。

出発前に注意すべきこと

国際ブランドのクレジットカードはそれぞれサービス内容が違いますので、初めてカードを持つ人にはどれが自分に向いているか迷うのではないでしょうか。その選択方法としていくつかありますので、ここで海外旅行で手軽に使用できるカードの選び方をいくつかご提案いたします。

海外傷害保険の確認

海外旅行などで不意の体調不良やけがを負った時に現地の病院や診療所にお世話になることがあるかもしれません。日本国内では健康保険制度が充実していますので、国内のどこの病院にかかっても3割ほどの診療費だけで済みます(一部保険適用外もあります)。
しかし、海外ではこのような健康保険制度はなく、全額自己負担が普通です。少しのケガや腹痛などでも多額の診療費を払うことになります。ちなみに、アメリカでの一例では、原因不明の体調不良で地元のクリニックに検査や治療、処方などをお願いしたところ、10万円以上の治療費を請求されたということもあるようです。さらに、入院や手術となると高額の医療費を自腹で払うということになるのです。
このように日本と同じ感覚で病院に行くと、膨大な治療費を請求されることを理解しておきましょう。しかし、事前に旅行者用の傷害保険に加入しておけば、通常の治療程度でしたら保険適用内で済みます。つまり実質治療費は0円で済むのです。
海外旅行傷害保険はほぼ全ての会社が掛け捨てです。損をすると思って加入しない人も多いようですが、海外では何が起きるのか予測は尽きませんので、自分へのお守りとしてもぜひ加入しておくことをおススメします。このような海外障害保険に会員割引で加入できるクレジットカードもあります。
通常、最高で3カ月ほどの適用期間しかありませんが、観光目的の旅行程度であれば十分ではないでしょうか。この保険の補償額などもクレジットカードによって違いますので、カードを選ぶ際の選択肢にもなるのではなると言えるでしょう。

サポートの日本語対応の確認

海外に行くと一番不安になるのが「言葉」の問題。英語をある程度できる人でも、いざという時に上手に対応できなくなるものです。そういう人のために役立つのが現地のカード会社、さらに日本語が通じるスタッフのいる支店などです。
このような海外の現地支店では、カードに関係のない観光地案内や困ったときの道案内、その他の困りごとの相談などにものってくれます。できれば日本語の通じるスタッフがいるカード会社を選ぶのもいいでしょう。

ICチップカードを選択

海外ではほとんどがカード払いですが、セキュリティ面や身分証明としてもICチップカードタイプを持っているべきではないでしょうか。最近のカードはほとんどがICチップが埋め込まれていますので、国際ブランドはこの点に関してはどこのカードでも大丈夫でしょう。

支払方法は一括かリボ払いのみ

カード払いは利用金額にかかわらず原則として一括払いかリボ払いです。支払いを考えてリボ払いを低額に設定してしまうと、支払い期間が長くなるだけではなく、その分手数料も余計にかかってしまいます。カードを申し込む際にリボ払いの金額を設定しますが、月々の支払額を考えて申し込みされることをおススメします。なお、後日設定を変更することも可能です。

トラブル対策に2枚以上がオススメ

カード払いは慣れてくると、とても便利でつい使いすぎてしまうことがあります。また、お金を使っているという実感が薄れるのか、紛失しても気づかないことが多くなります。盗難などで紛失してしまった場合は特に不正に利用されることがほとんどです。
もし、紛失してしまった場合は、すぐにカード会社に届けを出してください。カードの中には紛失後の不正使用を防止する補償もついているカードもあります。それでも、盗難にあってしまった場合、届け出を出した時点ですでに多額に利用されることも十分に考えられます。
そのため、カードを申し込む時に利用限度額を低めに設定し、カードを複数枚持っていると被害を少なく抑えられます。また、普段使い用と旅行用などと用途別にカードを持つのもいいかもしれません。

旅行中の使い方

クレジットカードは商品購入の時だけではなく、購入しなくてもいろいろなサービスが受けられます。便利な使い方を事前に知っておくと、いざというときにも活用できます。

空港ラウンジ利用

国際ブランドと言われている大手のカードは、大抵空港内のラウンジを使用できます。空港内のラウンジには「航空会社のラウンジ」「カード系のラウンジ」「有料ラウンジ」の3タイプがあります。このうちカードを保有している人が使えるのが「カード系のラウンジ」です。
このラウンジはカードを提示するだけで無料で使用できます。同行者も無料で利用できますので、飛行機搭乗までの時間を静かなお部屋で過ごすのもいいでしょう。

支払いは基本カードで

盗難の被害を最小限に

海外ではほとんどカード払いが原則です。現金を持ち歩いたとしても、チップ程度の金額だけにするべきです。たとえ少額でも、人前で現金を見せない、クレジットカードとお金の入っているおサイフは必ず別にして常に手放さずに携行するなど細心の注意が必要です。日本のようにどこででもおサイフを出して支払いをするのは危険です。お金どころか命さえ盗まれかねません。

両替手数料が安い

カードの良い点は、いろいろなことで現金取引よりも有利だということです。例えば、日本円からドルやユーロなどに両替する時などがそうです。いくらカード払いといっても、チップ程度は現金で持っている必要がありますが、事前に準備しておこうと日本国内で両替すると手数料が多くかかってしまいます。
この点では、現地でカードを利用してキャッシング利用をすると、日本国内での1/2から1/5の手数料で済みます。

支払い時の選択通貨とチップ

日本で発行したクレジットカードを海外で使用すると支払いの際に日本円と現地の通貨の2種類で提示されるようになっています。日本円の方が分かりやすいからと円建てを選択すると損をすることがあります、それは円建てで表示されている金額は、カード加盟店ごとに設定されているからです。
その点、現地のレートの場合、請求金額もレートを元に請求金額が合算されますので、余計に支払うことは絶対にありません。どんなに少額の支払いでも現地通貨を選択してください。
海外では現金でというイメージが強い「チップ」もカードで払えるのをご存知でしょうか?何度も海外へ旅行をしている人には常識かもしれませんが、ある程度大きいレストランなどでは特にカードでのチップ払いが慣例となっています。料金支払いの際に、伝票(Check)を受け取った後、金額を確認して一緒にカードを手渡します。
そしてそのカードをもとに支払い手続きを行います。カードとともに請求金額の入ったレシート(領収書及び控え)を渡されます。チップ(Tip)を記入する欄がありますので、そこにチップ代を記入します(通常代金の10~20%でしょうか)。カードは渡さずに伝票だけを渡して、終わりです。このように現金を一切使わずに済みますので、より安全な使い方と言えます。

海外にオススメのカード2枚

最近では、世界中で使えるカードも、それほどの違いはなくなりつつあります。年会費無料だからといって、全部のカードを持つ必要はないのです。そこで次の3つの点を踏まえて、おススメしたいカードを2枚ピックアップしてみました。

  • 世界シェアの高いカード
  • 海外旅行傷害保険が自動付与
  • 年会費無料

まず、世界中どこででも通用するカードとしてVISAやMasterCardが使えるカードであることが大事でしょう。いずれも世界シェア90%以上ですので、世界中で使えない所はほとんどありません。それから海外旅行傷害保険が付いているカードも必要です。
適用期限は大体3カ月程度となっていますが、旅行に利用する場合、自動的に付帯しているカードで十分です。そして何よりうれしいのが年会費無料のカードです。カードでも受けられるサービスの内容が多ければ多いほど年会費が高いものです。旅行用として使うのなら、年会費無料のカードでも十分に使い勝手があります。

エポスカード

エポスカードは国内で発行されているカードです。年会費無料で、ケガやちょっとした治療にも200万円まで補償される保険が自動付与されています。また、海外旅行だけではなく、国内の多くのお店でいろいろなサービスが受けられるなど、普段使いのカードとしてもおススメできるお得なカードです。

横浜インビテーションカード

ジャックスが発行している国際向けのカードで、MasterCardが利用できます。年会費無料で、海外旅行傷害保険が自動付帯しています。保険補償額は海外で最高2,000万、国内旅行でも最高1,000万円補償されます。さらに、カードが盗難にあってても、届出前60日から121日間の補償される盗難保険も付帯しています。18歳以上であればだれでも持つことができますので、とても使い勝手がよいカードです。

使い勝手と保険で選ぼう

クレジットカードはどれも同じようですが、よく較べてみると違いがあります。旅行に行くためだけに使うとか普段使いもできるカード、ポイント付与率の高いもの、保険が手厚いもの、いろいろなサービスが受けられるものなど、自分の目的に合わせたカードを持つことをおススメします。
また、盗難にあうことを常に意識して、できる限り被害を少なくするための対策として複数枚のカード用意するなどや、1枚当たりの利用限度額を少なめに抑えるなど、普段から気を付けておくのも大切なことでしょう。

この記事のライター UKANO 編集部

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