UKANO家計のクリニック

「auウォレットをコンビニで活用しよう」便利に使える方法とは

auウォレットの使い方を再確認する

携帯電話の大手キャリア、auが運営している電子マネーサービスのauウォレット。
コンビニでの使い方を詳しく知って、もっと有効にauウォレットやポイントを使えないかと考えている方も多いことでしょう。

この記事では、まずは使い方を再確認し、有効に使う方法やauウォレットのデメリットについてもみていきます。
ポイントをおさえて、お得に利用していきましょう。

ウォレットについて

auは「Mastercard」と提携しているプリペイドカード「au WALLET(auウォレット)」のサービスを実施しています。
auウォレットは、プリペイド式の電子マネーカードで、「auウォレットカード」とも呼ばれており、クレジットカードやじぶん銀行、auショップなどで、事前にチャージが必要です。

ほかの電子マネーのnanaco、楽天Edy、Suicaと同じように、チャージした範囲内の金額ならば、Mastercard加盟店にて、クレジットカード同様に使用できます。
また、auの携帯電話、auひかりなどのau契約者であれば、どなたでも作成できます。

申込みは、auショップ、PiPit、au取扱い店、au WALLETサイト、au WALLETアプリで行えます。
auウォレットは、Mastercard加盟店での買い物やアプリ・ゲームの課金に使え、利用に応じたWALLETポイントがたまります。
さらに、プリペイド電子マネー「WebMoney」が使えるインターネットサイト(Amazon.co.jp、iTunes Store、au ショッピングモール)でも利用できます。

ただし、au ウォレットはチャージ残高が10万円までとなっているため、10万円を超える買い物などには利用できません。
幅広く利用が可能なau ウォレットですが、公共料金等、使用できないものもあります。
また、有効期限がカード発行から5年間なのでチャージ残高など注意してください。

auウォレットのカードが届いたら、au WALLETのサイトやアプリで利用開始の手続きが必要になるので、忘れずに利用登録手続きを必ず行ってください。

auウォレットが使える主なコンビニ

身近な買い物先であるコンビニエンスストア、auウォレットが使えるコンビニエンスストアについて見ていきましょう。

auウォレットポイントがアップするセブンイレブン

業界大手のセブン・イレブンの店舗にて、auウォレットを使用して支払ができます。
ただし、auウォレットへのチャージはできません。
支払いについても10,000円以下のauウォレット支払いについては、サインは不要ですが、10,001円以上の場合は、「クレジット売上票カード」にサインが必要となります。

また、「au WALLETカード」と以下の支払い方法は併用できないため、注意してください。

セブン・イレブンにてauウォレットを使用すると、auウォレットポイントが0.5%増量されるので、ほかのコンビニエンスストアに比べてお得です。

チャージができるローソン

セブン・イレブンを追従しているローソンの店舗では、auウォレットを使用しての支払いや、auウォレットへのチャージができます。
チャージできる金額は1,000円以上で、1回のチャージにつき最大45,000円までで、1円単位でチャージできます。

「ナチュラルローソン」や「ローソンストア100」の店舗でも、チャージすることができます。
チャージ方法は以下のとおりなので、利用の際は参考にしてください。

1. ローソンの店頭にて、店員へau WALLETプリペイドカードのチャージを申しこみ、チャージする金額を伝えます。

2. レジのカードリーダが点灯したら、au WALLETプリペイドカードを、カードリーダにてスライドさせます。
(カードリーダにてスライドさせるときは、カードの向きに注意してください。
)
3. チャージ金額を確認したのち、レジの承認ボタンをタッチします。

4. チャージ金額を現金にて店員へ支払います。

5. 店員よりレシートがもらえるので、レシートにてチャージ金額を確認します。

auウォレットポイントがつくその他のコンビニ

セブン・イレブンでは、auウォレット使用でauウォレットポイントが0.5%増量します。
ローソンではauウォレットポイントは通常ですが、auウォレットへのチャージができます。

その他のコンビニエンスストアは、auウォレットが使用できて、auウォレットポイントがもらえたり、チャージができるのでしょうか。
ファミリーマートやサークル・K・サンクス、ミニストップでは、auウォレットが使用できてポイントがつきますが、チャージはできません。
また、その他のコンビニエンスストアでは、使用もできないようです。

auウォレット利用時の注意点

auウォレットを利用するにあたり、注意点があります。
注意点について見ていきましょう。

支払いできないサービスがある

何にでも使用できる電子マネーの「auウォレット」ですが、支払いに利用できない店舗およびサービスがあります。
利用できない主な項目は、以下となるため注意してください。

支払い時はクレジット払いと伝える

auウォレットはプリペイドカードであり、事前チャージした金額しか使えない電子マネーですが、支払い方法はクレジット払いと同じ方法になります。
auウォレットで支払いを行うときには、必ず以下の手順で行ってください。
「auウォレット支払いで」と伝えると、支払方法を勘違いされる店員さんが多いそうです。

1. auウォレットカードを店舗の店員へ渡し、「カードで払います」と伝える。

2. 支払い回数は、「1回払い」と必ず伝える。
(支払い回数は1回払いのみのため)
3. 支払い確認のサインをする。
(店舗によってはサインが不要の場合もあります)

残高不足時の支払い方法

auウォレットを使用していて、支払時に残高不足の場合は、店舗によって対応が異なります。
不足した残高分を、現金と併用して払える店舗と、払えない店舗があります。

したがって、残高不足になりそうな場合は、事前にチャージをしてから支払をしたほうが確実です。
残高不足にならないように、利用する前には必ず残高を確認しておきましょう。

au解約時にデメリットがある

auウォレットを使用している人は、auの携帯電話、auひかりなどのau解約時にデメリットがあります。
デメリットについて見ていきましょう。

ポイントがつかなくなる

au WALLETカードは、有効期限が5年間で設定されていますので、解約した回線にてau WALLETカードを発行している場合は、au解約後は有効期限まで利用可能となります。
au解約後は、カード発行元のウェブマネー社が発行している「WebMoney Card」と同様の扱いになるため、問い合わせなどサービス関係は、全てウェブマネー社に移行されます。

au WALLETは、WebMoneyのインフラを利用しています。
そのため、本アプリで残高を確認できるau WALLETポイントのポイント数は、au携帯電話などの利用料金、MasterCardプリペイドとして、ショッピングで利用した金額に対してたまります。
しかし、au WALLETポイントシステム自体は、au IDを対象としているので、au解約後にはau WALLETポイントはたまりません。

auショップでしかチャージができない

au WALLETプリペイドカードは、au解約後も引き続きプリペイドカードとして利用できます。
しかし、auショップにて現金によるチャージのみ対応しているため、かんたん決済、じぶん銀行、クレジットカード、ポイントなどによるチャージはできなくなります。

残高確認について

au解約後は、au店頭、au WALLETサイト、au WALLETアプリを使用してのau WALLETプリペイドカードの残高確認はできなくなります。

したがって、解約をした場合は、直接ウェブマネー社へ電話で問い合わせをするか、ウェブマネー社のアプリ「WebMoneyカードケース」を利用して、残高を確認することになります。

auウォレットを使い切る方法

auウォレットを利用していて、auの携帯電話、auひかりなどのau契約の解約を検討している人は、解約する前にauウォレットを使い切りましょう。
auウォレットを、確実に使い切る方法について見ていきましょう。

Amazonで使い切る方法

Amazonを利用して、au解約前にauウォレットの残高を、使い切る方法についてお教えします。
Amazonギフト券には数種類のギフト券がありますが、1円単位で金額を決められる、チャージタイプのギフト券を購入します。

購入時の支払いオプションで「その他のお支払いオプション」の「カードを追加」を選択し、au WALLETカードを追加します。
追加したau WALLETカードにて、支払い手続き(全額を指定)を済ませたあと、Amazonギフト券のチャージ残高を確認して、auウォレットと同額がチャージされていることを確認します。

また、au WALLETポイントが残っている場合、ポイントを使用してauウォレットにチャージしておき、au WALLETポイントも、端数以外はすべて使い切りましょう。

楽天市場で使い切る方法

楽天市場を利用して、au解約前にauウォレットの残高を使い切る方法をみていきましょう。
楽天市場においても通常の店舗と同様に、「カード払い」と「現金払い」を併用して使用することはできません。
しかし、「楽天ポイント払い」と「カード払い」は併用して使用できるので、「楽天ポイント」を保有しているか確認してください。

楽天市場にて、auウォレットの残高以上の金額の商品を選択して、注文します。
注文画面にて、商品の金額からauウォレットの残高を引いた額を、楽天ポイントで支払うようにします。
注文画面のポイント利用欄で、「一部のポイントを使う」を選択し、商品の金額からauウォレットの残高を引いた額のポイントを指定します。

次にお支払い方法欄で「別のカードを使う」の「その他のカードを使う」を選択し、au WALLETカード情報を入力します。
注文を確定させて、auウォレットの残高が0円になっていることを確認します。
もしもau WALLETポイントが残ったら、ポイントを使用してauウォレットにチャージしておき、au WALLETポイントも端数以外は使い切るようにしましょう。

実店舗で使い切る方法

実際の店舗を利用して、au解約前にauウォレットの残高を使い切る方法を紹介します。
「Tポイントカード」や「pontaカード」のポイント払いと、「カード払い」は併用できるので、共通ポイントカードのポイントを保有しているか確認してください。

身近な店舗では「Tポイントカード」はファミリーマート、「pontaカード」はローソンでポイント支払いができます。
購入商品の金額から、auウォレットの残高を引いた額のポイントを使用して、残りをauウォレット払いとして買い物し、auウォレットの残高が0円になっていることを確認します。

au WALLETポイントが残ったら、ポイントを使用してauウォレットにチャージし、au WALLETポイントもすべて使い切りましょう。

au契約者にとってはおすすめの電子マネーカード

au契約をしている人にとっては、契約をしているだけでau WALLETポイントがたまり、そのポイントをauウォレットへチャージすることによって、電子マネーとして利用できる、たいへんお得でおすすめのカードといえると思います。
まだ、カードを持っていない人は早めにカードを発行してもらい、お得に利用しましょう。