学生専用のJALカードがあることをご存じですか。
学生専用の「JALカード navi」について基本から特典まで知っておきましょう。
学生専用の「JALカード navi」とはどのようなカードなのでしょうか。
特徴や特典について見てみましょう。
学生専用のクレジットカード
JALカード naviは、JALカードの学生専用版のクレジットカードです。
18歳以上、30歳未満で学生(高校生除く)であればだれでも持つことができます。
年間維持費0円、国際ブランド「JCB、VISA、MasterCard」と提携、電子マネー「WAON、QUIC Pay」が付帯と、かなりのハイスペックなカードであり、クレジットカードを持ちたい学生にはかなりおすすめのカードです。
ただし、利用限度額は100,000円となっており少々、少なめな設定となっています。
マイルが貯まるカード
JALカード naviは、普通のJALカードと同じようにJALマイレージ(マイル)がたまります。
マイル、よく耳にする単語だと思いますが、マイルとはどういうサービスなのでしょうか。
マイルについて知っておきましょう。
マイルとは何か
マイルとは共通ポイントカード(Tカードやポンタカードなど)でたまるポイントと同じようなもので、航空会社が発行しているポイントをマイルと呼んできます。
では、マイルをためることで何の特典があるのでしょうか。
ポイントカードのように買い物の代金の代わりに使えるものではなく、航空券と交換できます。
主にマイルサービスを行っているのは、JAL(JALマイレージバンク)とANA(ANAマイレージクラブ)で、マイルは航空会社ごとに行っているサービスなので共通化はできません。
100円で1マイルが貯まる
JALカード naviのクレジット払いを利用して買い物などの支払をすると100円につき1マイルがたまります。
毎月の生活に欠かせない公共料金、インターネット使用料や毎日の買い物や外食の支払いにJALカード naviを使用しましょう。
100円につき1マイルがたまりますので、生活しているだけで自然とマイルがたまっていきます。
3つの国際ブランドから選べる
JALカード naviは学生専用のクレジットカードとはいえ、普通のJALカードと同じように国際ブランドと提携しています。
提携している国際ブランドは、「MasterCard」、「Visa」、「JCB」の3種類があり、お好きなブランドを選択できます。
身近で使える、ネットショッピングで使えるなど、自分のライフスタイルに合ったブランドを選びましょう。
世の中の色々なクレジットカードと同じようにJALカード naviにもメリットとデメリットがあります。
メリット、デメリットについて知っておきましょう。
メリット
JALカード naviはメリットが多いカードといえます。
数あるメリットを把握して有効に使用しましょう。
学生専用なので審査のハードルが低い
JALカード naviは学生専用のクレジットカードのため、申込みできる条件(審査基準)が下記のように限定されています。
- 18歳以上30歳未満の学生(高校生を除く)
- 日本在住
- 日本国内にて支払いが可能
- 未成年者は親権者の同意が必要
また、JALカード naviの申込みは、学校を卒業見込みの3カ月前までとなっています。
在学中は年会費が無料
通常クレジットカードといえば年会費がかかってきます。
しかし、JALカード naviは学生専用クレジットカードとはいえ、特例で在学中は年会費が無料となります。
(大学生が在学4年間にJALカード naviを使用していると、普通のJALカードの年会費21,600円分お得)
年会費が無料にもかかわらず、マイル還元率は高く、マイルの期限も無期限、フライトボーナスや初回搭乗ボーナスもためられます。
さらに、JALカードツアープレミアムも無料となり、申し込まない方が損といえるほど豪華なカードとなっています。
特典航空券は通常の半分程度で交換できる
JALカード naviは、普通のJALカードに比べ、少ないマイルで特典航空券の交換ができます。
減額マイルキャンペーンといわれている特典の利用となりますが、JALカードの場合、片道6000マイル、往復12000マイルのところをJALカードnaviの場合、2区間6,000マイル、1区間3,000マイルと半分のマイルで特典航空券と交換できます。
国内外の旅行保険は最高1000万円までついている
学生専用JALカード navi、JALカード以上に特典が充実していると言っても過言ではないでしょう。
しかし、さらにカード付帯保険で下記内容を補償してくれてれので、安心して旅行にも行けてしまします。
- 海外、国内旅行傷害保険(傷害死亡、傷害後遺障害):最高1,000万円
- 海外旅行時救援者費用(年間限度額):100万円
語学検定ボーナスマイルがもらえる
学生専用JALカード navi、普通のJALカードより特典が充実しているバージョンといえますが、その他にも「語学検定ボーナスマイル」という専用特典があります。
語学検定ボーナスマイルとは、JALが指定している語学検定に合格することでボーナスマイルとして500マイルもらえるというものです。
語学検定ボーナスマイルでJALが指定している試験は以下の通りです。
- 英語:実用英語技能検定準1級/1級、TOEFL 500点以上(ネット形式は61点以上)、TOEIC 600点以上
- その他の言語:外国語検定A級、外国語検定1級
(対象:外国語検定1級[イタリア語、スペイン語、中国語、ドイツ語、ハングル語、フランス語、ロシア語]、同A級[インドネシア語])
マイルをもらうには、合格証(TOEFL、TOEICの場合は点数票)の写しと、語学検定マイル申請書を提出する必要があります。
また、1言語につき1回のみのボーナスとなり、JALカード navi会員以前に合格した試験は対象外となります。
引っ越しサービスでも得点がもらえる
JALとは関係なさそうな「引っ越し」。
引っ越しの際に「サカイ引越センター」もしくは「日本通運」を使用すると料金割引の特典があります。
どちらの会社もJALカード特約店ですので、JALカード naviでカード払いするとマイルがたまり、さらにJALカード navi会員であることを伝えると料金を割り引いてもらえます。
ただし、3月24日~4月6日の期間は引っ越し繁忙期ですので特典の対象外となりますので注意してください。
マイルの有効期限が無期限に
JALに限らず、ANAも含めてマイルには有効期限が3年に設定されています。
マイルを利用せずに放置してしまうと延長などの救済処置はなく、失効してしまいます。
しかし、JALカード navi会員の場合は、3年で失効してしまうマイルの有効期限が無期限になる特典があります。
ただし、在学中は無期限ですが卒業時に有効期限が設定されますので、忘れないように注意してください。
デメリット
JALカード naviはメリットばかりが目立つカードですが、デメリットは多少ですがありますので、注意して使用しましょう。
JALカード naviは学校を卒業すると同時に普通のJALカードに自動で切り替わります。
卒業後、新たに普通のJALカードが手元に届くようになっており、届くまではJALカード naviをそのまま利用できます。
マイレージ会員サービスも普通のJALカードに変更になりますのでマイルの積算などが違ってきますので注意してください。
ただし、普通のJALカードへ継続することで特典として「祝卒業!JALカードご継続ボーナスマイル」2,000マイルがプレゼントされます。
卒業祝いのようで最後までお得なカードです。
留年や編入など学生続ける際の手続きが煩雑
留年してしまったり、編入することになったなど、卒業前に学生を続けることが決まっている人は、「JALカード navi」の入会時に申請している、卒業予定年月までに「JALカード navi諸変更届(学生継続連絡用)」と
JALが指定する証明書類を合わせて、JAL宛に必ず提出しましょう。
提出を忘れたり遅れると自動的に普通のJALカードへ切り替わってしまいますので注意しましょう。
入会特典もある
学生専用JALカード navi。
普通のJALカードに比べても特典が多いのにさらに入会特典もあります。
入会特典について見てみましょう。
学生専用JALカード navi入会キャンペーンとして、最大1,600マイルをプレゼントしています。
この入会キャンペーンは2019年1月31日までに、JALカードに入会、キャンペーンの参加登録が必要となります。
カードが届き次第必ず参加登録の手続きをしましょう。
ちなみに入会キャンペーンの内訳は以下となっていますので、できる限り実施しましょう。
- 毎月の支払いでたまるマイルを試算するショッピングマイルシミュレーションへの入会:500マイル
- 入会後、JMBマイル積算対象の運賃にてJALグループの航空機に搭乗:1,000マイル
- JALカードアプリをダウンロードし、ログインする:100マイル
航空機搭乗特典は実際に支払いが発生しますので、貰えるマイルと比較して選ぶようにしましょう。
学生限定で発行してもらえる「JALカード navi」、普通のJALカードを利用している人にとってはお得すぎる!と羨ましがられるくらい本当にお得です。
現在学生であり、クレジットカードを作るならJALカード naviを作ってお得に使用しましょう。