「エアコン代を節約する方法」暑い夏を上手に乗り切るテクニック

「エアコン代を節約する方法」暑い夏を上手に乗り切るテクニック

家計の知恵 2018.02.09

エアコンの電気代を節約して夏を快適に過ごしたい

暑さの厳しい季節になると、大きな悩みとなるのが月々の電気代ですが、夏は電気代が上がってしまい、明細を見るのも嫌という方も少なくないのでは。「また先月より上がってしまった」と悲しい思いはしたくありませんし、少しでも節約して上手に家計をやりくりしたいものです。

特に夏を乗り切るための家電といえば、エアコンです。今や、その夏に欠かせないエアコンですが、一番電気代が気になります。快適に夏を過ごすためにも、エアコンの電気代節約方法を確認していきましょう。

エアコン代の節約テクニック

自動運転に切り替える

エアコンを使用するときに、「節約になって効率がいい設定は何なのか?」と話題になることが多いですね。そこで、弱運転にして節約している気になっている方も、結構いるのではないでしょうか。しかし、弱運転をすると、逆に電気代が多くかかってしまうことをご存じでしょうか。これはどうしてかというと、設定温度に達するまでに、かえって長い時間がかかってしまうからです。

エアコンの自動運転は、部屋の温度が設定温度になるまで、効率良く運転してくれるので、節約になっているというわけです。エアコンは、運転を開始するときが一番多くの電気を使います。

そのため、節電を考えて電源をこまめに切ったり、弱運転にしたりするよりも、自動運転にすることをおすすめします。そして、部屋が十分冷えたと感じたら、設定温度を調整して冷えすぎを防ぎましょう。

窓を断熱して節約

真夏の太陽がさんさんと降り注ぐ窓、この窓をそのままにしておいた場合と、断熱シートや遮熱カーテンを使った場合では、節約にかなりの差が生まれてきます。これらは、暑さの原因である直射日光をさえぎり、部屋の温度上昇を抑えてくれるのです。

断熱シートには、窓を濡らして貼り付けるタイプや、シールのようにはがして、そのまま貼り付けるタイプなどがあります。断熱シートで人気のあるのは、オールシーズン用のもので、季節ごとに張り替える手間が省けることが人気の理由のようです。

しかし、断熱シートと相性の悪い、凹凸した窓もありますので、購入の際にはチェックが必要です。また、断熱シートや遮熱カーテンは、冬の寒さ対策にも有効なのです。外からの寒さを防ぎ、部屋の温まった空気を逃がさないという役目もしてくれます。

遮熱カーテンは、ただかけておけばよいわけではありません。季節に応じて適切な使い方をして、節約効果をあげましょう。たとえば、暑い夏の場合、温度上昇を減らすため、昼間に遮熱を行うことが重要です。遮熱カーテンは、メーカーによって価格もさまざまなので、長く使えるものをよく吟味して購入するとよいでしょう。かわいいデザインのものもあるため、選ぶことも楽しく感じられるかもしれません。

サーキュレーターで空気循環をする

サーキュレーターとは、風を循環させることを目的とした機器のことで、風の直進性が高く遠くまで届くので効率良く空気循環を効率よく行えます。はたして、エアコンとサーキュレーターの併用は、節約につながるのでしょうか。

実は、エアコンの空気の流れを助けるようにサーキュレーターを置くと、むだな温度の上げ下げが防止できて、電気代が節約できるのです。暖房にも冷房にも使えますし、扇風機としても使用可能で、使い方次第でとても役に立つアイテムです。

では、冷たい空気をうまく循環させるには、どのようにしたらいいのでしょうか?冷たい空気というのは、基本的には床のほうに溜まりがちなのです。そして放っておくと、この状態が加速します。つまり、床の冷たい空気を循環させるように、空気の流れを作り出せばよいのです。このとき、サーキュレーターはエアコンを背にして置くことがポイントです。

さらに言えば、サーキュレーターを使うことで空気の流れが生じ、体感的にはより涼しく過ごすことにもつながります。また、サーキュレーターは扇風機のような見た目なので、夏場のものととらわれがちですが、冬の部屋の上部にたまった温かい空気を、循環させることにも使えるのです。余談ですが、室内干しの洗濯物にあててあげると、乾きも速くなります。

定期的にフィルターを掃除する

エアコンのフィルター掃除というのは、意外と面倒なものです。しかし、そのままにしてしまうと、フィルターにはものすごいほこりがたまってしまいます。結果、空気の吸い込みをするために、余計な電気代がかかってしまうのです。面倒くさがらずにフィルターの掃除をすれば、むだな電力を使うこともなく、節約につなげられます。

いつのまにかほこりがたまるフィルターは、掃除をするだけでパワーも復活し、電気代も最大約7~10%も節約できるのです。だいたい2週間に1度を目安にして、掃除をするとよいでしょう。自動掃除機能が付いているエアコンでも、フィルターだけはチェックするようにしたいです。

掃除方法は簡単です。まずはフィルターを外して、掃除機でほこりを吸い取ります。さらに、水洗いすればよりきれいになります。水洗いしたあとは、日陰で十分に乾かしてからセットしましょう。

衛生面を考えても、ほこりだらけにしていることは、体にも悪影響を及ぼす可能性があるので、清潔な状態で使用することをおすすめします。フィルターをきれいな状態に保ち、空気の吸い込みの妨げを予防して、気持ちよく節約しましょう。なにごとも、きれいにしておくと気持ちがいいものです。

使用する機会のない春秋などはコンセントを抜く

エアコンは、春や秋などのオフシーズンには、コンセントを抜いておくことで、ある程度節電が有効となります。なぜなら、エアコンのように、リモコンからの信号を受信するために、常に待機状態になっている電化製品は、待機電力がかかるためです。

その待機電力は、機種によっても差はありますが、約2.4w消費しているというデータがあります。そのため、数カ月使用しない場合は、コンセントを抜いておくことで、節電効果が得られるのです。

ただし、再起動する際は、コンセントを挿したらすぐに運転せず、4~8時間通電状態で待機させてから、運転させるということを覚えておきましょう。長時間使われていなかったエアコンを、コンセントを挿し込んですぐ運転させてしまうと、機械に負担を与えてしまい、故障の原因になってしまいます。待機電力を節約したつもりが、故障の原因になってしまわないように注意が必要です。

エアコン代節約のためにしてはいけないこと

室外機周りにものを置かない

室外機というと外に設置してあるため、ほとんど目にすることはないかと思います。室外機は、外の空気を取り込んだり、室内の空気を排出する熱交換という重要な働きをしています。電気料金を節約するには室外機周辺の温度も重要です。室外機周りにものを置いた場合とそうでない場合では、吸い込み温度と消費電力に大きな差がでてしまいます。

なぜなら、室外機周りにものがあると排気した暑い熱を循環して吸い込んでしまい、吸い込み温度が高くなり、消費電力が高くなるからです。ものがあるために排気した熱い空気の逃げ場がなくならないようにしたいですね。

ものを置いているために通気性が悪いと、エアコン効率が落ちてしまうので、ものは置かないようにしましょう。室外機に日陰を作ることも有効です。1mほど離れた場所に植木を植えたり「すだれ」を立てかけるなどの工夫もしてみましょう。庭にある場合は雑草などが伸びていないか定期的に点検もしましょう。

弱運転は電気代がかさむ原因になる

エアコンは、弱で運転したほうが静かな風が出るので、節約のためになると思いがちかもしれません。しかし、弱運転にすると、設定温度に達するまでに時間が余計にかかってしまうので、その分電気代が多くかかってしまうのです。

弱運転でゆっくりと設定温度にするよりは、短時間のうちに一気に設定した温度に下げてしまったほうが、電気代を安く抑えられるのです。エアコンの自動運転機能は、室温が設定温度になるまでは、強風運転します。その後は、一番電気代が抑えられる効率がよい運転を行います。こうしたことから、自動運転でつけたほうが、節約効果があるといえるのです。

こまめに電源のオンオフは逆効果

少しでもエアコンの稼働時間を減らそうとして、こまめに電源をオンオフしていませんか?しかし、その努力が電気代を上げてしまっているかもしれません。

なぜなら、短時間でスイッチを入れたり切ったりすると、せっかく部屋が設定温度となり、安定した状態で運転していたものが、停止したことで部屋の温度が上昇してしまいます。その状態で再び運転すれば、大きな電力がかかってしまうということなので、これを繰り返し行うことは、節電とは逆効果になってしまいます。

したがって、自動運転で適温を保っているほうが、まめにオンオフするよりも電気代はかからないのです。ちょっとそこまでと出かけるたびに、こまめにオンオフしていたという方は、少しの外出ならば、そのままのほうが節約になるのです。

就寝時はつけっぱなしにせずタイマーを設定

湿気が多くて寝苦しい夏場には、就寝時に暑さで起きてしまうこともあります。そこで、一晩中エアコンを弱運転に設定して、つけっぱなしにして寝るという方も多いのではないでしょうか。

しかし、就寝時には、エアコンのタイマーを設定してつけるようにしましょう。だいたい3時間くらいがよいとされています。タイマーをうまく使用して、不要なときはつけないようにすることが大切です。

また、「クーラー病」という言葉があるように、エアコンで体を冷やしすぎると、朝起きたときに体がだるくなってしまいます。このようなことから、体調面のことを考えると一晩中つけっぱなしはおすすめできません。しかし、暑さで起きてしまうと体を十分に休めることができません。特に夏は、しっかりと睡眠をとらないとバテてしまいます。そういった観点からは、寝る前の体調を考慮して、上手にタイマーを使うようにしましょう。

自動運転で一定温度を保って節約

遮光シートや遮熱カーテンを使用して、窓からの温度上昇を抑える。フィルターをこまめに掃除して、空気の取り込みを円滑にする。サーキュレーターを併用して、部屋の空気を循環させて涼しさをアップさせるなど。エアコンの節約術は、すぐにでもできることばかりです。

自動運転で一定温度を保つことが、一番の節約になるという部分はうれしいです。弱運転での優しい風なら、電気代がかからないだろうという考えは、捨ててしまいましょう。こまめにオンオフすることをやめる、そして少しの外出ならつけっぱなしでOKです。

普段、目につかない室外機もたまに点検し、邪魔なものは置かず、なるべく日陰をつくる。これらははすべて簡単に行えます。さっそく実行して、快適に夏をお過ごし下さい。

この記事のライター UKANO 編集部

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