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dカードの利用明細を知るには
携帯電話会社”docomo”から発行されているクレジット機能付きカード『dカード』。
dカードを利用する人は、利用明細の確認法についてご存知ですか。
クレジットカードの利用額を知ることは、金銭面のマヒを防ぐことに繋がり節約をする上で必須です。
実はdカードには、通常の書面以外にもインターネット上で利用明細を確認する方法があります。
本記事を通じて、dカードの利用明細の確認方法について知っていきましょう。
dカードの明細を確認できるサービス
dカードでは、パソコンやスマートフォンからいつでも明細をチェックすることが可能な『web明細サービス』や、専用アプリ『dカードアプリ』、そして郵送で届けられる紙の明細書の3種類の方法で明細を確認することが可能です。
ここでは、それぞれの特徴について見ていきます。
スマホやpcで確認できるweb明細サービス
まず初めにご紹介するのが、お持ちのスマートフォンやパソコン、タブレットから確認する事のできる『web明細サービス』です。
こちらの方法では過去の自分の利用額、請求分を確認することが可能。
手元にスマートフォンなどがあればいつでも利用額、請求分を確認できるありがたいサービスです。
スマートフォンやパソコンなどを持ち歩く人であれば、こちらのweb明細サービスの利用が非常に便利でしょう。
dカードの明細照会案内は、紙の明細書ではなくこちらのweb明細サービスが標準となっています。
そのためもし紙の明細書が欲しい場合は、別途発行手数料がかかることを頭に入れておいてください。
機能が充実したdカードアプリ
dカードの利用明細を確認する手段として、web明細サービス以外にも『dカードアプリ』を利用する方法もあります。
こちらのdカードアプリは利用明細額だけでなく、貯まったdポイントや行われているキャンペーンの詳細も確認することができます。
このようにdカードにまつわるさまざまな情報をチェックすることができるので、dカード利用者はぜひ入れておきたいアプリと言えるでしょう。
一度ログインをしてしまえば、その後は自動的にログインできるため明細確認時の手間も省くことができます。
スマートフォンやタブレットをお持ちの方は、ぜひdカードアプリをダウンロードしてみてください。
紙で確認できる利用料金明細書
dカードではインターネット上で確認できるweb明細サービスやdカードアプリとは別に、紙のご明細書での確認も可能です。
こちらは一般的な紙の明細書として、毎月登録した送付先に届けられるサービスです。
直接自宅に届けられるため、明細の確認し忘れを避けられるというメリットがあります。
ただしその場合は、dカードセンター(0120-300-360)へ電話し申し込みを行ってください。
また、紙の明細書を発行には毎月50円+税がかかりますので、注意してください。
紙での明細書の発行・郵送をやめる場合は、公式サイトから停止手続きを行うことができます。
dカードセンターの電話対応
またdカードではdカードセンターに電話で問い合わせを行うことにより、明細金額を確認することができます。
その際、電話番号は自身の会員状況により異なるので注意してください。
dカード会員の場合はdカードデスク(120-300-360)に、dカード GOLD会員の場合はdカードゴールドデスク(0120-700-360)へそれぞれ問い合わせしてください。
ただしどちらも受付時間は午前10時から午後8時となっておりますので、時間内に行うようにしてください。
印刷が可能なetc利用照会サービス
続いて紹介するのが、『etc利用照会サービス』です。
こちらの方法では、スマートフォンやパソコンなどからいつでも確認可能。
高速道路会社6社が協力して行っているサービスですが、完全登録型であるため、etcカード番号、過去のご利用年月日、車載機管理番号、車両番号が必要となることに注意してください。
こちらの方法では利用明細書を印刷したり、パソコン内に保存できるというメリットがあります。
dカードのweb明細サービスに関する基礎知識
dカードの明細確認方法として便利なのが、web上で利用明細をチェックすることができる『web明細サービス』です。
ここではweb明細サービスについて紹介していきます。
確認できる過去の明細は15か月分
dカードのご利用明細照会サービスでは、過去15ヶ月分の利用額までさかのぼって確認することが可能です。
これにより、今まで自分がどの程度の額を利用したのかが一目で分かり、節約意識を高めることができます。
また、dカードご利用明細照会サービスでは、もちろん過去の利用分だけではなくその月に利用した未確定分の明細も確認することが可能です。
毎月の利用額は27日頃確認できる
では、その月の利用額が確認できるようになるのはいつ頃なのでしょうか?
その月の明細が確定し利用者が確認できるようになるのは、毎月27日頃です。
しかし、場合によっては遅れることがあるため注意してください。
その月のご利用明細が確認できるようになったら、登録してあるメールアドレスにご利用額お知らせメールが届けられるため、メールボックスの確認も忘れず行ってください。
明細に反映される時間は決まっていない
dカードおよびdカードGOLDを使用した場合、明細に反映される時間は決まっていません。
カードを利用した店舗からdカード側へご利用データを送信するため、カード利用直後に明細に反映されるわけではないのです。
そのため、カードを利用してからあまり時間がたっていない場合は。
その利用分は明細に反映されていないこと可能性もある事を頭に入れておいてください。
支払いが遅れるとログインできなくなる
dカードでは、利用分料金を延滞してしまうとweb照会サービスへのログインができなくなってしまいます。
その場合は、早急に延滞分を支払う必要があります。
金融講座にて引き落としの方法で返済をしている場合は、支払い日以降にdカード側より送信される通知文の案内に従い、延滞分の支払いを行ってください。
延滞後きちんと支払ったとしても、やはりクレジットカードの信用情報に傷がついてしまいます。
dカードを利用したら、延滞をしてしまわないよう口座残高には常に気を配っておいてください。
退会すると確認ができなくなる
dカードを退会した場合、それ以降はdカードにログイン不可となりますので、web明細サービスで利用分を確認することができなくなってしまいます。
dカード退会後も返済を行う場合は、後日紙の『ご利用代金明細書』が届けられますので、そちらの案内に従い忘れずに利用分を支払ってください。
dカードの明細照会を初めて行う時の流れ
dカードの明細照会を初めて行うには、ある手順を踏む必要があります。
初めて明細を確認する際は、その手順を知らないでいるとスムーズに明細照会が行えない可能性もあります。
そこで、明細照会を行うまでの手順を詳しく見ていきましょう。
dアカウントの発行
dカードの明細照会を行うには、まずはdアカウントを作る必要があります。
dアカウントを作るにはメールアドレスの語尾が『docomo.ne.jp』や『ezweb.ne.jp』などの各携帯電話会社から発行されるキャリアメールアドレス、あるいはGoogleやYahoo!Japanに登録し作ることのできるアドレスが必要です。
これらのメールアドレスをdアカウント公式サイトに入力し、空メールを送ることで地震のメールアドレスを登録することができます。
dカードのmember’s IDの登録
メールアドレスを入力しdアカウントへの登録が完了したら、続いてdカードの”member’s ID”の登録を行っていきましょう。
こちらへはお持ちのdカードの会員番号や生年月日、電話番号を入力する必要があります。
その後IDや暗証番号を入力し、dアカウントのログインに必要な情報を決定していきます。
クレジットカード番号の入力が必須となるため、dカードのmember’s IDの登録を行う際はdカード本体を手元に置いておくようにしてください。
利用明細サービスへの初ログイン
上記の工程を経て、dサービスのご利用明細照会サービスへログインすることが可能となります。
この時はdアカウントかmember’s IDどちらかでログインを行ってください。
その後カードの明細照会画面にて、ご利用明細の確認を行うことができます。
仮にdアカウントかmember’s IDのパスワードなどを忘れてしまった場合は、公式サイトの案内により再発行手続きが可能です。
お知らせメールの配信を設定する
dカードでは、さまざまな情報を利用者へ伝えるためのお知らせメールの配信が行われています。
このお知らせメールの配信を受信しておけば、毎月1回、dカード利用分が確定した際にメールにて通知してくれます。
web明細の確認をつい忘れてしまいそうな人に特におすすめなサービスと言えるでしょう。
お知らせメール停止の設定も後から行えるので、まずは受信設定をしておくと良いです。
dカードアプリをインストールする
dカードには専用のアプリが存在しますので、スマートフォン、タブレットなどをお持ちの方はこちらをダウンロードしておくと良いでしょう。
dカードアプリでは、設定したdアカウントでログインを行うことでワンタップでいつでも明細を確認することが可能となります。
非常に便利ですので、通常のweb明細照会サービスと併せて利用することをおすすめします。
dカードの明細をアプリで確認するメリット
dカードの明細をdカードアプリで確認すると非常に便利なのはもちろんなのですが、実はそれ以外にもさまざまなメリットが存在します。
ここでは、dカードアプリを利用することで発生する利点について見ていきましょう。
後から支払方法を変更できる
まずdカードアプリでは、あとから支払方法を変えることができます。
たとえ分割払いに設定していたとしても、明細を見て返済方法を変更したいと思ったら、いつでもリボ払いに変更することができます。
このため、無理のない返済を行いやすくなります。
dカードアプリを利用していれば簡単に支払い方法の変更もできるため、スマートフォンユーザーには非常に便利なアプリです。
おサイフケータイの設定ができる
dカードアプリでdカードを設定することで、おサイフケータイを簡単に利用することができます。
おサイフケータイとは、買い物などの会計時にスマートフォンをかざすだけで支払いを行うことができる、たいへん便利なサービスです。
たとえ財布が手元になかったとしても、スマートフォンさえ手にしていれば簡単に支払いを行うことができます。
もちろんおサイフケータイ分の請求はdカードに通常通り来ますので、とても使いやすいこともポイントです。
おサイフケータイの設定方法はiOS用、Android用で微妙に異なりますので、それぞれの設定手順を確認してください。
idや暗証番号の入力を省略できる
通常のweb明細照会サービスにはない特徴として、dカードアプリでは簡単ログイン設定を行うことができます。
この簡単ログイン設定をしておけば、明細確認の際にいちいちIDや暗証番号を入力しなくても自動でログインができるようになります。
IDや暗証番号などを入力するのが手間でweb明細をあまり確認していなかったという人でも、こちらの簡単ログイン設定を利用することで利用しやすくなります。
お得なキャンペーンに応募できる
dカードアプリでは、ドコモで定期的に行われているキャンペーンの概要をチェックすることができます。
また、そのエントリー状況を確認することができるため、お得なキャンペーンへの参加をし忘れることが無くなります。
また、スマートフォンの通知をオンにしておくことで、ホーム画面でさまざまな情報を知らせてくれるという点も見逃せません。
ポイントを活用できる
dカードを利用する際に、こちらのdカードアプリを提示することでdポイントが貯まります。
もちろん貯まったdポイントは会計の際に利用することができるので、お得に節約することができます。
dポイントを効率的に貯めたい人に特におすすめです。
dカードを使用する人は、併せてdカードアプリも提示するようにすると良いでしょう。
dカードのweb利用明細サービスを利用するメリット
dカードのweb明細サービスには、紙の利用明細書にはないメリットが存在します。
では、どのような場合に、紙の利用明細書を利用すると良いのでしょうか?
web明細サービスを利用することで得られる利点について迫っていきましょう。
紙の資源が無駄にならない
まず、dカードweb利用明細サービスを利用することで、紙の利用明細を発行する必要がなくなるためエコに繋がります。
紙の資源を守るために、dカードではweb明細サービスが標準となっているのです。
毎月紙の利用明細を使用すると、それを補完する場所などのスペースも必要となってきます。
その点、webの明細サービスは電子データですので、管理しておく際にもスペースが必要ありません。
紙の利用明細にこだわるのでなければ、積極的にweb利用明細サービスを利用するようにしましょう。
発行手数料の負担がない
また、web利用明細サービスには発行手数料の負担がないことも重要なポイントです。
電子データであるため、発行料・郵送料ともにかかりません。
一方で、紙の明細書を発行する場合は手数料が毎月50円かかります。
50円というと些細な額に思えますが、毎月の出費に加わると考えるとどうでしょうか。
効率良く節約・貯金を行っていくのであれば、このような小さな額であっても出費は防ぎたいものでしょう。
紙の利用明細書が必要という状況でなければ、それぞれの特徴を考慮しweb明細サービスを利用する、というのもお得にdカードを利用するための工夫です。
このような違いを抑え、自分に合った明細発行方法を選ぶようにしましょう。
いつでも確認できる
webの利用明細サービスであれば、スマートフォンやパソコンが手元にあればいつでも明細を確認できる利点も大きいでしょう。
紙の明細書の場合はいつでも手元にあるとは限りませんし、誤って捨ててしまう可能性も。
以前の分を確認する際にも、過去の分の利用名刺を保管しておかなくてはなりません。
またweb明細サービスであれば、当月の明細とは別に過去15ヶ月分の利用分野、その月の未確定分を確認できるというメリットもあります。
印刷することも可能
ときには紙の明細書が、必要となる場合もあるかもしれません。
そのような場合でも、web利用明細サービスでは簡単に紙の明細として自身で印刷することが可能です。
ご自宅にパソコンとプリンターがあれば簡単に印刷することが可能であるため、必要に応じて紙の利用明細を用意してください。
同じ紙の明細書であっても、発行手続き費用がかからないということもポイントです。
保存して管理することができる
紙の明細書の場合、あまり膨大な量となると保管しておくのは大変です。
多くの人は一定期間を過ぎたら破棄することが多いでしょう。
しかしweb利用明細サービスを利用すれば、明細分をパソコンのデータに残しておくことが簡単です。
残したデータは家計簿ソフトなどで管理をすれば、月々の利用額が一目で分かります。
dカードのweb明細サービス利用に関する注意点
dカードのweb明細サービスは非常に便利な機能ですが、一方で利用の際に注意しておきたいポイントもあります。
この点を知らなければ、詐欺被害やクレジットカードの不正利用、支払い延滞などの思わぬトラブルを生んでしまうことも。
続いて、web明細サービス利用時の注意点について解説していきます。
dカードのサイトであることを確認して利用する
近年、インターネットでは”フィッシング詐欺”と呼ばれる、偽サイトを利用した詐欺が横行しています。
フィッシング詐欺の概要は、実名の会社を騙った者からメールが届けられ、そのメールに貼られたURLにクリックすると偽サイトに繋げられる仕組みです。
もしもその偽サイトにクレジット番号などの個人情報を入力してしまうと、クレジット情報などが抜き取られ、不正利用されてしまったり悪用されることもあります。
フィッシング詐欺による被害を防ぐために、届いたメールのアドレスのドメイン名を確認することと、デジタル証明書の確認も行うようにしてください。
ここで、デジタル証明書確認の手順をご紹介します。
まずdカード公式サイトの会員ログイン画面など、SSL暗号化通信が行われているページを開きます。
SSL暗号化通信が行われているページには、ページ上部のURL部分の左側に鍵マークが記されていることが特徴です。
続いて鍵マークをクリックすることで、証明書が表示されます。
最後にアドレス名に表示されているドメインや、証明書の発行先に表示されているドメイン名が、dカードの公式サイトで利用されている物であるかを確認してください。
推奨ブラウザを使用する
dカードの公式サイトで推奨されているパソコンのブラウザは、『Internet Explorer 最新版』『Firefox 最新版』『Chrome 最新版』です。
スマートフォンの場合はそれぞれ、『Android OS 最新版』、『iOS 最新版』となっています。
推奨以外のブラウザを使用すると、セキュリティなどの機能が正常に作動しなケースもありますので、上記のブラウザを利用するようにし、また常に最新版にバージョンアップさせておくことを心がけてください。
暗証番号の管理を徹底する
どのようなインターネットサービスにも言えることですが、暗証番号は第三者に伝わらないようにしてください。
dカードでは暗証番号とクレジット番号を知ってさえいれば、キャッシングリボ機能を利用することができます。
軽い気持ちで暗証番号を他人に話したり、人目に付くところにメモしておくと、のちのち大きなトラブルを引き起こすことも想定できます。
そのため、暗証番号を他人に教えたり、自分の誕生日などの推測しやすい番号を暗証番号に設定することは避けてください。
また近年クレジットカード会社や警察を装って、電話で暗証番号を聞き出す詐欺が多く発生しています。
たとえクレジット会社からの電話であっても、暗証番号は人には話さないようにしてください。
明細はこまめに確認する
dカードのサイトやdカードアプリを利用すれば、簡単にweb明細を確認することができます。
dカード公式サイトの場合はログイン時にID、パスワードの入力を求められますが、dカードアプリの場合は一度ログインしてしまえばそれ以降は自動ログインができるため、入力の手間を省くことも可能。
利用明細を確認することで使い過ぎや不正利用の発見にも繋がりますので、利用明細は定期的に確認するよう心がけると良いでしょう。
dカードminiの明細はmydocomoから確認する
dカードにはお財布ケータイを利用することを前提としたサービス、『dカードmini』が存在します。
こちらのdカードminiでは、サインレスでスマートフォンをかざすだけで支払いができる、便利なサービスです。
dカードと連携しているため、チャージなどの手間を省くことができ、領分は後日dカードに請求されるしくみです。
年会費は無料ですので、どなたでも安心して利用できるという特徴があります。
こちらのdカードminiは通常のdカードとは異なるため、dカードの明細サービスからは確認することができません。
dカードminiの明細は、My docomoから確認を行ってください。
dカードの明細を紙で確認する利点
dカードではweb明細サービスが推奨され、そちらが標準の明細確認方法となっています。
一方で、紙の明細書を発行するというのも確認方法も存在します。
では紙の明細書を発行するメリットは、どこにあるのでしょうか。
続いて、紙の利用明細書を利用する利点について見ていきましょう。
明細書の確認忘れがない
web利用明細サービスの場合は、毎月その月の明細が発行された際に、メールで通知が来るサービスはありますが、それでも明細に確認を忘れてしまう可能性はあります。
しかし紙の明細書の場合、直接家に届けられるため明細の内訳を確認し忘れる心配が少なくなるというメリットがあります。
日頃からスマートフォンやパソコンのメールをチェックする習慣がない人は、紙の明細書の利用を検討すると良いでしょう。
不正利用の被害に気づきやすい
紙の利用明細は毎月1回、定期的に届けられます。
そのためもしもお持ちのdカードが不正利用の被害に遭っていた場合、いち早くその被害に気が付くことができます。
web明細の場合は習慣づけていないと、毎月確認しないこともありえます。
その場合、被害の発覚が遅れてしまうことも。
dカードの不正利用の補償を受けられる期間は定められています。
定期的に明細に目を通しやすい紙の明細書には、被害に気が付きやすいというメリットがあるのです。
使いすぎの防止になる
dカードの紙の利用明細は、毎月設定した送付先にに届けられます。
web明細サービスの場合、いくらお知らせメールが届いていたとしても、うっかり明細を確認し忘れてしまう人もいるでしょう。
しかし自宅に届いた封書の明細書であれば、中を見ずに捨ててしまうリスクはかなり軽減することができます。
そのため今月いくら使ったのかをきちんと確認することができ、使いすぎた際にも利用額を把握することができるでしょう。
このため金銭感覚のマヒが起こりにくく、節約意識が身につきます。
経費として計上しやすい
紙の利用明細書には、紙ならではの利点も。
利用者が事業主の場合、事業用の明細を税務署に経費として計上する必要がありますね。
web明細の場合だと、電子データはねつ造しやすいために、税務署にねつ造を疑われることがあります。
そのため、電子データは税務署などに届けだすには向いていません。
紙の利用明細書であればねつ造は難しいため、税務署側での信頼はかなり高くなります。
そのため、事業主はweb明細s-ビスのみの利用だけではなく、紙の明細書の発行もしておくことをおすすめします。
残高不足による延滞を回避できる
web明細サービスにはない紙の明細書ならではの利点として、『引き落とし日の記載』があります。
web明細には引き落とし日までは記載されておりませんので、引き落としの日に残高が足りない、という状況を作ってしまうリスクがあります。
しかし紙の明細書には利用額確定分のみならず、金融講座の引き落とし日が記載されているので、口座が残高不足の場合でも入金を忘れにくくなります。
一度支払い延滞を行ってしまうと、信用情報に傷がついてしまいます。
延滞をしてしまわないよう、口座残高には常に気を配っておくようにしてください。
dカードの明細を郵送してもらう手順と注意点
dカードで標準となっているのはweb明細サービスであるため、手続きを踏まなければ紙の利用明細書を発行することはできません。
このことを知っておき、紙の利用明細書が欲しい場合は、忘れず明細書は行の手続きを行うようにしてください。
続いて、dカードの明細を紙で発行・郵送してもらう際の手順をご紹介していきます。
dカードセンターに電話で申し込む
dカードの利用明細が紙で欲しい場合は、電話による手続きを行わなくてはなりません。
dカード、dカードGOLDのどちらの場合であっても、明細を郵送してほしいのでればdカードセンターへ電話をかけて申し込みを行ってください。
dカード公式サイトや、dカードアプリからの申し込みはできません。
この申し込みを行わない場合、紙の明細書は届けられませんので注意してください。
明細手数料は毎月発生する
web明細サービスの場合、発行手続きは無料でした。
では紙の明細書の場合どうでしょうか?
紙の明細を発行する際の注意点として、毎月発行手数料がかかるということを覚えておいてください。
dカードの明細を発行・郵送してもらうには、毎月50円の手数料がかかります。
この50円という金額自体は少量ですが、一年間紙の明細書を発行し続けた場合、web明細サービスのみを利用した場合と比較して、約600円も多く費用がかかってしまう計算となるのです。
このように通常の利用額とは別に、毎月50円の出費が加算されることを把握してから申し込みを行ってください。
メールが必要ない場合は停止させる
dカードでは、webの明細にその月の確定利用額が更新されたときに、お知らせメールが届けられます。
紙の明細書を主に利用しており、このお知らせメールが必要ない場合は、こちらのお知らせメールは不要である場合もあるでしょう。
そのような場合は、dカードのサイトから、あるいは送られてきたメールの最下部にあるリンクからでもお知らせメール配信停止の設定を行うことが可能です。
メールボックスに不要なメールが届いてしまうのが嫌だという人は、必要に応じてお知らせメール送信解除設定を行うようにしてください。
ドコモの利用明細書とは申込先が違う
ドコモの携帯電話の利用料金明細書は、ドコモショップの店頭かインフォメーションセンターに連絡することで請求が可能です。
一方、dカードはこれらの場所では請求ができません。
dカード、dカード GOLDの利用明細請求は、dカードセンターでのみ行うことが可能なので注意してください。
ドコモの携帯電話利用者の方は、請求をドコモショップ、あるいはインフォメーションセンターから行った経験のある方も多いでしょう。
上記の施設に問い合わせてもdカードの利用明細は請求できませんので、この違いをおさえておいてください。
送付先の変更があった時は電話で知らせる
紙の利用明細書は自宅に届けられますが、この送付先に変更がある場合は、電話にて手続きを行ってください。
dカードのサイトからは住所の変更はできません。
もし送付先の変更手続きを行わないでいると、当然ですが紙の明細書は正常に届きません。
普段紙の明細書を確認し口座に入金している人は、明細が届かないことにより延滞してしまう可能性もあるでしょう。
引っ越しなどを行った際には、早めにコールセンターへ連絡して、明細書送付先の変更を知らせる必要がある事を頭に入れておいてください。
紙とwebの明細を上手に使い分けよう
dカードでは現在、web明細照会サービスが主流となっています。
確かにweb上から明細を確認するサービスはいつでも利用できるだけでなく、発行手数料がかからないため、非常に便利です。
しかし紙の明細書は毎月家に直接届けられるため、確実に明細に目を通すことができるというメリットがあります。
web明細サービスは確かに便利です。
しかし利用者が普段パソコンやスマートフォンをあまり利用しない場合、明細の確認を忘れてしまい、利用額の延滞をしてしまうリスクもあります。
そのような人であれば、紙の利用明細書の発行もしておくと良いでしょう。
webと紙の明細書のそれぞれのメリット・デメリットをしっかりと把握し、自分にとってベストな利用明細書の発行方法を選ぶようにしてください。