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カー用品は実は売れる
カー用品の種類によっては、売ることが可能なものが実は多くあります。
買い替えの際に、古い車につけていたタイヤやナビゲーションシステム・車載用オーディオなど、車本体から取り外せるものは売却できます。
このようなものは、車自体の査定に関してはあまり関係ないこともあります。
そのため、取り外せるのであれば取り外しておきましょう。
それらを買い取ってもらえれば、新たな資金とすることもできます。
【カー用品の買取相場】まずはチェック
買取をする場合はまずは相場を知っておいたほうが、より高く売ることができます。
カー用品で買取をしてもらえるいくつかの車のパーツの買取価格をチェックしていきます。
タイヤの相場は新品の価格の約半分から4分の1くらい
タイヤの場合は、選択肢として捨てるか売るかになります。
捨てる場合、処分費用を業者に支払って処分してもらいます。
売却する場合は、インチ数やサイズ、年式や程度によって異なります。
また、夏用のタイヤと冬用のタイヤがあるので、それによっても価格は異なってきます。
一概にはいえませんが、新品の半値から4分の1程度を目安としておくとよいかもしれません。
ナビの相場は20,000~50,000円くらい
ナビの場合は、性能のよいものがどんどん出てくるので、売却する際には、いかに早く売却ができるかが鍵になります。
買取の価格は、こちらも年式や状態によって価格は異なってくるため、一概にはいえません。
モデルによっては多少古くても、20,000~50,000円の高値で買い取ってもらえることもあります。
ドライブレコーダーの相場は10,000円前後
最近、人気があるカー用品といえば「ドライブレコーダー」です。
車同士の事故で争点になるのは「責任の所在」です。
事故が起きたときにドライブレコーダーを装着していれば、画像・動画としてはっきりと記録が残っているので、どちらがどのような責任があるかという証拠になります。
以前は高価格なものが多く、使用している人もそれほど多くありませんでした。
しかし、低価格化が進んで手頃な価格で手に入るようになったので、買取り相場は10,000円前後となっています。
カー用品を買取してもらうための手段
カー用品は、どのように買取してもらうのがベストなのか、どんな手段があるのかを調べてみました。
リサイクルショップへ持ち込む
買取と聞いて、最初に思い浮かべるのはリサイクルショップだと思います。
タイヤ以外の用品は、リサイクルショップでは買取してもらえることもあります。
まずは、一度買取可能なのかを問い合わせて、見積もりを取ってもらうのがベストです。
カー用品店・専門買取店を利用する
タイヤなどの場合、新しいタイヤを購入するときに「下取り」という形で、古いものを買い取ってもらえることが多いです。
面倒な梱包や配送の作業などは一切不要であり、気軽に利用しやすいです。
査定してもらって買取価格に納得できれば、すぐに買取してもらえます。
オークションサイトを利用する
リサイクルショップやカー用品店などで、思ったよりも価格がつかなかった場合、手間はかかりますがオークションサイトを利用するというのもひとつの方法です。
自分の希望する価格でスタートできるのが、オークションサイトでのメリットです。
うまくいけば、リサイクルショップやカー用品店などよりも、高く値がついて売れることもあります。
ただし、売れたあとは、自分で梱包や配送の手配などを行わなければなりません。
そのため、手間を考えても売れる場合は、考えてみてもよいのかもしれません。
フリマアプリでも出品可能
オークションサイトよりも気軽に出品できると、最近人気が高いのがフリマアプリです。
フリーマーケットのように、自分が持っているものを売りに出し、買い手が現れるのを待つ形のものです。
売りたいものの写真と、説明文を入力して出品して完成です。
よく売れるのは、送料を込みとした場合が多いですが、タイヤなどの大型商品は、着払いという方法でも出品できます。
その場合は送料を考えずに出品できますが、価格を下げるなどの工夫があれば、より売れやすくなるでしょう。
売れた場合は、オークションサイトと同様に、梱包や配送の手配などを自分でするので、面倒と感じる部分かもしれません。
手渡しの掲示板を利用する
オークションサイトやフリマアプリほどの手間をかけたくないけれど、処分したい、売りたいと考えている場合は、掲示板を利用する方法もあります。
オークションサイトのように、写真や説明書きを記入して、相手との取引をします。
連絡してきた相手と、直接受け渡しすることが可能なので、送料や梱包の手間がなくて便利です。
直接購入する人と会って取引するので、そういうことが嫌でなければ利用してもよいでしょう。
カー用品の買取価格をあげる方法とは?
どのような買取方法にしろ、一般的に年式が古ければ買取価格は下がっていくものです。
ただし、性能や上位機種などによっては、古いものでも高値が付くこともあります。
また、取り外しがしやすいものであったり、手に入りにくいモデルだったりした場合は、高く買い取ってもらえるようです。
ここでは、売却をする前に気をつけなければならないポイントなどを確認してみましょう。
セット売りや付属品を付ける
タイヤであれば、2本もしくは4本セットでの売却が基本です。
また、タイヤを取り付ける際のナットなども、忘れずに付けることも重要です。
さらに、ホイールのついたもののほうがよく売れる傾向です。
ナビやドライブレコーダーなどは、付属の線やリモコンや説明書などがあれば、売却する際に有利になります。
これらを、売る前に一度きちんと探してみましょう。
状態がよいことをアピールする
中古品を購入する際に気になることは、状態がきれいかどうかも購入の決め手になります。
タイヤであれば、残り山の確認をする、取り外したときに洗ってから売却する、ナビやドライブレコーダーなどは、画面や機械に傷やへこみ等がないかを確認するなどしましょう。
しっかりと確認したうえで、オークションサイトなどに載せる際は、状態がよいことを記入してみましょう。
そうすることで、購入する相手へのよい印象につながります。
動作の確認をしてみる
どんな製品でもそうですが、動かなかったり動作に問題があったりした場合は、買取は難しくなります。
ただ、場合によっては「ジャンク扱い」として、部品を必要とする人に買ってもらえる可能性もあります。
タイヤの場合は、バランスの善し悪しや残り山の確認、ナビやドライブレコーダーなどは、きちんと再生するできるか、動作が不安定ではないかなどを確認してみましょう。
買取サービスの選び方:カー用品を売る前に確認しよう
どんな買取サービスを利用するかはどのような方法を重視するかによって異なってきます。
どんなものがあるのか見ていきましょう。
例えばタイヤであればカー用品専門店やタイヤ専門店などに査定して見積もりを取ってもらうのが一番簡単で利用しやすいかと思います。
思っていた価格であればすぐに売却も可能です。
それからネットで見積もり査定を行っている専門店もありますので買取価格の気になる方は一度査定してみればおおよその価格の目安がつきやすいです。
あとはリサイクルショップなどの出張買取を利用してみるというのもひとつです。
ただ、買取業者によってはいいかげんなところもあり注意が必要です。
特にタイヤなどは、粗大ゴミなどに出せないので不用品回収業者で引き取ってもらっても逆に手数料と称してお金がかかることもあります。
自分の環境やできる状況に合わせてどんなサービスを利用するか考えてみましょう。
- 店頭買取
買い取ってもらいたいものを自分でお店に持ち込んで、店頭で買い取ってもらうサービスです。
お店に持っていくことで店員と直接顔を見ながら査定してもらうことができるので、買取初心者には安心な方法です。
ただ、店頭買取の場合は自分で持っていくので自宅近くなどある程度場所が限られてしまうため思っている金額よりも査定額が低い場合もあります。
今持っているものを下取りをして新しく購入する場合などには店頭買取が向いているようです。
- 宅配買取
買い取ってもらいたい商品を送って、査定をして買い取ってもらう方法です。
買取業者はだいたい宅配買取を行っているところが多いので、一番利用しやすい方法です。
見積もり査定をしてもらえるのでいろいろなところと比較することができ、一番査定額の大きいところに送ることができます。
送料も無料であったり、買取用のダンボールなど必要なキットを送ってくれる業者もあります。
査定額に満足が行かない場合は返送してもらえるのか、返送料がかかるのかというのも選ぶ基準となります。
また、買い取ってもらう商品の梱包が手間に感じる人には向かない方法かもしれません。
- 出張買取
買取店のスタッフが自宅まで直接来て、その場で査定をしてくれる買取方法です。
カー用品によっては、持ち運ぶのに苦労するものもあります。
そんな時には出張買取がとても便利な方法で、直接自宅に来て査定をしてくれるので、家から出ることなく買い取ってもらうことが可能です。
もし、査定額に納得いかない場合はキャンセルがしにくいのが出張買取のデメリットでもあります。
また、出張料金として別途請求されたり、査定額から差し引いている場合もあったりするショップもあったりするので、事前に確認しておきましょう。
- 不用品買取サービス
不要なので買い取ってもらいたい。
タイヤなどの大型のカー用品の場合、個人だと処分するのに困ることがあります。
処分のため買い取ってもらいたい場合は不用品買取サービスという方法もあります。
こちらも他の買取サービスのように申し込んで、自宅に来てもらうことが可能です。
ただ、タイヤは処分費用がかかりますので処分費用と別途出張費用がかかる場合があり、高額になってしまう可能性もあります。
【比較】おすすめのカー用品買取サービス
実際にどんなお店があるのか買取サービス店をいくつか挙げてみました。
アップガレージ
全国展開している中古買取専門店です。
タイヤ・ホイールをはじめカーオーディオやカーナビの他にチューンナップパーツなどを販売している会社です。
買取方法は店頭買取・宅配買取・出張買取があります。
また、店頭買取予約という方法もあり、スマートフォンやパソコンで来店時間を事前に予約して買取してもらうサービスがあります。
忙しい人や待つのが面倒な場合でも事前予約ですぐに買取査定をしてもらえます。
また、イベントやキャンペーンで買取を強化しているパーツもあり、ホームページで確認することもできます。
参照リンク:https://www.upgarage.com/
オートバックス セコハン市場
カー用品店の最大手である「オートバックス」のグループ企業である「セコハン市場」もカー用品の買取サービスで全国展開しています。
買取方法としては店頭のみのようですが、他店競合での買取強化をしていたり新着買取情報でどんなものを買取しているか目安があり、わかりやすいです。
また、大手のグループ企業なので安心感もあります。
店頭査定で現金払いなのですぐに現金化した方や買取初心者などは利用しやすいお店です。
参照リンク:https://secohan.autobacs.jp/
Goo Parts
掲載物件は100万件以上ある「Goo Parts」は、新車・中古車情報誌などでおなじみの「Goo」のグループ企業です。
パーツ販売が主なようですが買取も行っており、持っているパーツの買取依頼をするとリスト画面から買取したい店舗を選択して、その店舗との間での査定となります。
店舗によって持ち込みができたり、写真での査定ができたりと違いますので初心者には少し手間と感じるかもしれません。
参照リンク:http://www.gooparts.com/
みんなのガレージ ジェームズ
カー用品店大手の「ジェームズ」のグループであるこちらのショップは、持ち込みでの買取を行っています。
持ち込んでの査定以外は行っていないようですが、すぐ現金化したい方向けです。
参照リンク:https://www.jms-car.com/event/kaitori/
ガレージ・オフ
中古本の大手「ブック・オフ」のグループであるこちらは、カーステレオやマフラーなどのパーツの他にも自転車やDVDやCD・ラジコンなども取り扱いのある買取・販売の専門ショップです。
店頭持ち込みでの査定の他に宅配便での買取も行っています。
車関係の様々なものを買取してもらいたい場合はこちらのお店に一度に持って行ってみるのも良いかもしれません。
参照リンク:https://www.hardoff.co.jp/garageoff/
カー用品を買取に出して利益を出そう
カー用品は、それぞれの用品に合わせて買い取ってもらう場所や方法が異なりますが、なるべく自分のベストな方法が見つかるように検討したいものです。
個人的に売買を考えている場合は、なるべく状態のよい形で売ることをおすすめします。
ひと手間かかりますが、自分が思っているよりも高く購入してもらえることもあります。
うまく売れたお金は新製品を購入する資金にして、よりよいカーライフにしましょう。