DVDプレーヤー処分方法ってどうすればいいの?
最近ではテレビも録画機能を搭載するのが当たり前になってきましたから、ひと昔前の録再可能なDVDプレーヤーのような小型家電は、出番がグッと減ってきました。
テレビ番組の録画はテレビ機能を使った方が便利ですし、再生だけなら家庭用ゲーム機でも出来てしまうからです。
不要になったDVDプレーヤーは邪魔なだけですから、正しい方法で処分してましょう。
DVDプレーヤーの処分方法とは?
DVDプレーヤーも家庭ごみとして処分することが可能です。
ゴミの日に出してしまえばいいわけですね。
しかし普通のゴミとの違いもあります。
まずはDVDプレーヤーの分別を取り上げてみます。
DVDプレーヤーは「粗大ごみ」か
DVDプレーヤーを処分するとき、たびたび取り上げられるのが特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)ですが、DVDプレーヤーは「小型家電」または「それ以外=粗大ごみ」に該当します。
どちらになるかは住んでいる自治体の規定によりますので、まずはホームページなどで確認しましょう。
粗大ごみであれば、自治体の指定する方法で費用を納めて処分できます。
DVDプレーヤーは「燃えないゴミ」として扱えるか
DVDプレーヤーをそのまま燃えないゴミとして捨てることはおそらくできませんが、分解して部品に分別すれば可能性はあります。
具体的には金属部品やプラスチックに分別し、燃えないゴミや資源ごみとして処分することになります。
いずれにしろ根気と手間はかかりますが、ほぼ無料で処分ができるわけです。
DVDプレーヤーは「燃えるゴミ」になるか
DVDプレーヤーは一部の部品が「燃えるゴミ」となる可能性はありますが、基本的にはリサイクルごみ、粗大ごみ、資源ごみ、燃えないゴミのいずれかに分類されることになるでしょう。
燃えるごみとしてDVDプレーヤーを処分することは基本的にできません。
処分するときにかかる費用の相場
DVDプレーヤーの処分費用はどのくらいになるのでしょう?いざ処分するとしても、かかる費用の相場を知っておけば安心して手続きを行うことができるハズです。
ここではその目安を確認してみましょう。
処分費用が300円?1,000円程度のケース
小型家電リサイクル法による規定では、DVDプレーヤーも小型家電に分類されるケースが多いようです。
自治体によって各々異なることもあるので確認してみましょう。
小型家電であれば、法に基づき定められた指定業者が500円程度で回収処分してくれます。
宅配回収でも1,000円以内の費用で処分可能です。
粗大ゴミ扱いとなるケースでも、手続きに多少の手間がかかりますが、概ね500円以内で処分可能です。
DVDプレーヤーは概ねどれも同じようなサイズですが、テレビと一体型になっているなどの場合は処分費用が大きく異なってきます。
詳細は各自治体に問い合わせてみましょう。
処分費用が1,000円以上となるケース
地域の自治体であれば、DVDプレーヤーを安価で処分してくれます。
しかし手続きが面倒であったり、回収方法や日時の融通がきかないなどのデメリットもあります。
廃品回収専門の業者であれば費用は割高ですが、こちらが指定する時間に回収してくれたり、玄関先まで引き取りに来てくれたりします。
概ね1,000円以上かかってもよければ、そういった回収業者に依頼するのもひとつの方法といえるでしょう。
ただし、そういった業者のなかには高額の費用を請求してきたり、違法投棄を行っていたりするところもあります。
複数の業者から見積を取るのはもちろん、免許や資格などをきちんと確認して比較することが重要です。
無料で処分をする方法
面倒な手間や費用をかけてDVDプレーヤーを処分するのは大変です。
ここではせめて費用だけでもかからないような、DVDプレーヤー処分方法のあれこれを考えてみたいと思います。
回収専門業者は無料で引き取ってくれるケースが多い
不用品となったDVDプレーヤーを引き取ってくれる業者は意外と多いものです。
窓口までそのDVDプレーヤーを持ち込めば、使用できるどうかに関わらず無料で引き取ってくれるケースが多く、宅配買取でも送料のみユーザー負担となることがほとんどです。
窓口持ち込みによる無料買取でも交通費がかかる場合が多いので、実質的には宅配回収と同じと考えてよいでしょう。
リサイクル目的で無料回収してくれるケースもある
多くの家電量販店では、その店の商品を購入してくれるお客に対し、不要となる家電製品の引き取りを無料で行っています。
DVDプレーヤーも買い替えであれば、ネット通販などよりも多少割高でも、そうした家電専門のディスカウントショップを狙うのも良いでしょう。
あるいはまだ使用できるDVDプレーヤーであれば、リサイクルショップへ持ち込むという方法があります。
結局のところどこに引き取られるにしろ、多少の違いこそあれリサイクルされることに変わりはないというわけです。
分解して一般ごみ(不燃・可燃)として捨てる
最近のDVDプレーヤーは小型化しており、使われている部品は小さく軽くなっています。
根気と時間さえあれば、DVDプレーヤーを分解してしまうのも不可能ではありません。
バラバラにしてゴミ袋に入る状態にまでしてしまえば、金属部品は燃えないゴミ、プラスチックなどは燃えるゴミとして処分できてしまいます。
もちろん、自治体ごとのルールはきちんと守って処分するようにしましょう。
処分ではなく買取希望のときは
DVDプレーヤーの処分については、概ねなんらかの費用が発生することがわかりました。
仮に一般ごみとして処分できたとしても、それは税金のよって賄われる費用であることに変わりないのです。
ここでは「処分費用をいかに抑えるか」ではなく、「処分するより買い取ってもらうことができないか」という視点で考えてみようと思います。
買取対象になるかを確認する
DVDプレーヤーの買取を行っているショップはたくさん存在しますが、買取規定はそのショップごとにまちまちです。
厳しい基準を設けているケースでは、発売から5年を経過しているものは買い取ってくれません。
もちろん、チューナーや地デジ対応も必須項目となります。
逆に純正リモコンさえあればOKというケースもあります。
まずは自分の売りたいDVDプレーヤーが買取基準を満たしているか、確認することが重要です。
DVDプレーヤー買取を依頼するならここ
それでは実際にDVDプレーヤーを買い取ってもらう場合、どのようなショップに依頼するのがよいのでしょう。
最終的には自分が良いと思ったショップをセレクトするわけですが、それこそ星の数ほどある買取ショップを全てみて比べるのは大変です。
ここでは代表的な買取ショップをご紹介していきます。
是非参考にしてみてください。
BOOKOFF(ブックオフ)
中古家電販売のチェーンの最大手である「ブックオフ」(BOOK OFF)は、買取対象となる商品が非常に広く、壊れていないDVDプレーヤーで純正リモコンさえ付属していれば、たいていのものは買い取ってくれる可能性があります。
反面、買取価格は概して低めであることが多く、多機能高性能商品であっても使用年数で単純に査定されてしまうケースがよくあるようです。
参照リンク:https://www.bookoff.co.jp/
買取王国
宅配買取専門サイトの買取王国は、高額査定の口コミが多い業者です。
DVDプレーヤーの買取も行っていますが、買取対象規定は比較的厳しいといえるでしょう。
例えば発売から5年以内、ハードディスク、BSデジタルチューナー要内蔵商品、地デジ対応必須ですから、ハードルは案外高いといえます。
参照リンク:https://kaitori-okoku.jp/
BUY王(バイキング)
公式サイトでも、さほどDVDプレーヤーの買取にはアピールしていないBUY王(バイキング)ですが、高額買取では必ずといっていいほど名前が上がります。
DVDプレーヤーについても同様で、比較サイトでは常に上位にランクインしており、発売から10年以内であれば買取対象となります。
他の商品とまとめて依頼すれば査定額アップというのも魅力ですから、引っ越しなど、家電製品を一度に処分する場合はぜひ利用してみるとよいでしょう。
参照リンク:http://buyking-lp.com/
DVDプレーヤーをお得に処分
要らなくなったDVDプレーヤーは、処分するにしてもいくらかの費用が発生してしまいます。
無料処分を行ってくれる業者もありますし、まだ使えるのであれば買取を依頼してみるのがよいでしょう。
業者や処分方法でも、費用や買取価格は大きく変わってきます。
まずは事前に価格を確認し、よく比較してみることが重要です。
お金を払って処分しようとしていたものが、逆に少しでもお金になるのであれば、こんなにいい話はありません。
面倒だから、よくわからないからとすぐにあきらめず、少しだけ手間をかける努力をしてみましょう。