使わなくなったベビーカーを処分するために
ベビーカーは、子供が生まれると必ず購入するものの一つです。
でも、実際使用するのは2?3年と、それほど長くありません。
兄弟が生まれたり、知り合いに譲ったり、ということがないと、ベビーカーを長く使い回すのは難しいです。
自宅に保管するにも、ベビーカーは大きいので、玄関先や押入れなどのスペースを必要として、保管に困る人も多いでしょう。
もうベビーカーを使うことがないなら、思い切って処分を考えてみましょう。
ベビーカーの処分方法は、有料のものだけではなく無料のものや、中には買取できる場合もあります。
様々な方法について考えていきましょう。
ベビーカーの処分方法とは?
壊れた状態のベビーカーや、汚れがひどいベビーカーだと、捨てるという選択もやむなしでしょう。
その場合には、どのような業者に頼めばよいのでしょうか。
自治体の粗大ゴミ回収を利用する
ベビーカーを処分するには、有料ですが、自治体に収集を依頼できます。
ベビーカーは大型ですから、粗大ゴミになります。
手続きとしては、まず自治体の粗大ごみ収集受付センターを探しましょう。
インターネットや電話で問い合わせができるので、回収費用や日時・場所を確認し申し込みます。
そして、コンビニなどで費用を支払い、ゴミ処理券を購入します。
その処理券をベビーカーに添付し、指定の日時までに指定の場所に置いておきましょう。
自治体に依頼が重なるときは、回収日時が先になることもあります。
引越しなどで回収してほしい期日が決まっている場合は、申し込みはできるだけ早めにしておくと安心です。
また、1回に回収してもらえる件数が、10件までと決まっているところもあるので、複数の依頼を予定している場合は、注意しましょう。
参考URL:http://sodai.tokyokankyo.or.jp/
民間の不要品回収業者に粗大ゴミとして出す
自治体以外にも、不要品の粗大ゴミを回収している業者もあります。
一般的に不要品回収業者と呼ばれる民間の会社です。
粗大ごみの回収を依頼できますが、自治体と同じく有料です。
民間業者を利用するメリットは、回収の速さと回収品目の多さ、利便性にあります。
民間の業者を利用すると、申し込みから回収までの手続きが早く、回収してくれる品目も多岐にわたり、自宅まで引き取りに来てくれるので、とても便利です。
しかし、事前に見積もってもらった料金と、実際の料金が違うなどの料金トラブル、回収されたものが空き地に放置されていたなどの不法投棄のトラブル、こういったトラブルも少なからずあるので、悪質な不要品回収業者には注意しましょう。
不要品を回収するには、「古物商許可」や「産業廃棄物収集運搬」など資格が必要です。
資格を有している業者であれば、安心ですので、資格の有無をきちんと確かめてから依頼をしましょう。
参考URL:https://www.kaishu-zeroplus.net/waste-recovery
処分するときにかかる費用の相場
処分をするときには、いくらく費用がかかるのでしょうか。
自治体の回収と、民間の不要品回収業者では、どのくらいの違いがあるのでしょうか。
自治体の回収費用は数百円から
手数料は自治体によっても様々ですが、数百円から引き取ってもらえます。
東京都粗大ゴミ受付センターでは、手数料は400円となっています。
粗大ゴミ持込制度を利用すれば、400円の手数料が0円になるので、近くに粗大ゴミ受付センターがある場合は、持込みをしてもよいでしょう。
参考URL:http://sodai.tokyokankyo.or.jp/
不要品回収業者は、複数の業者を比較して費用を確認
不要品回収業者に回収を依頼する場合には、数千円くらいの費用がかかります。
ベビーカーだけでなく、他にもたくさんの荷物の回収を依頼する場合には、業者や荷物の量によっても、費用は大きく変わります。
相談・出張・見積もりなどは無料のところが多いので、複数の業者を比較し、費用について見積もりを取ってもらうとよいでしょう。
参考URL:http://eco-perfect.info/
無料で処分をする方法
数万円払って購入したベビーカー、処分をするときにまでお金を払いたくない、という人も多いでしょう。
無料で引き取ってもらえたり、必要とする人に譲ることのできるところを探しましょう。
中央区の不要品交換システムで譲る
中央区では、不要品交換システムを利用すれば、ベビーカーも無料で譲ることができます。
中央区に在宅・在勤・在学している人が対象となりますが、ベビーカーがまだ十分使える状態であれば、必要する人に譲るシステムを活用するとよいでしょう。
参考URL:http://www.city.chuo.lg.jp/kurasi/gomi/huyohinrisaikuru/tyokusetukokan/huyouhinkoukansystem.html
フリマアプリ ジモティで譲る
ジモティは、中古品を無料・有料で譲り合うフリマアプリです。
少々使用感があっても、まだまだ使えるベビーカーであれば、欲しい人はたくさんいるでしょう。
手渡しすることも可能なので、近くに住むベビーカーを必要とする人に譲りましょう。
参考URL:https://jmty.jp/all/sale-kw-交換
セカンドライフで処分せずにワクチン募金
セカンドライフは、ベビーカーを引き取り、リユースする活動をしている会社です。
引き取りするもの1箱につき、1件のワクチン募金を国連ユニセフを通じて行っています。
ワクチン募金は毎月行われており、募金件数も公開されています。
ベビーカーを売ってもたいした金額にならないのなら、ベビーカーをこういったリサイクル業者に譲って、ワクチン募金にまわすのもよいでしょう。
参考URL:https://www.ehaiki.jp/second/stroller/stroller.html
コンビ(ECOACT エコアクト)で無料リサイクル
コンビでは、使い終わったベビーカーやチャイルドシートなどを、無料で引き取り、リサイクルしてくれるシステムがあります。
引き取ってくれる商品は限定されているものの、自宅に対象商品があれば、積極的に引き取ってもらいましょう。
参考URL:http://www.combi.co.jp/products/ecoact/concept.html?bns=ecoacttop_131011
処分ではなく買取希望のときは
購入してから、あまり年月が経っていないベビーカーや、使用頻度が少なく、汚れや傷みが少ないベビーカーなら、買取を希望する人も多いでしょう。
どのような場所で買い取ってもらえるのか見てみましょう。
買取対象になるかを確認する
買取対象となるベビーカーは、破損がないこと、状態がよいこと、部品の欠品がないことが条件です。
その他、ブランド名や使用年数、使用頻度に応じて、買取の値段が変わってきます。
取扱説明書などでブランド名や型番を証明できると、買取値段もより高くなるでしょう。
ベビーカーは、フリーマーケットやオークションだけではなく、ベビーカーの買取専門店で売ることもできます。
フリーマーケットやオークションでは、思うような金額で売れなかったり、トラブルになったりすることもあります。
ベビーカー買取専門店の方が、高く買取してくれるので、積極的に活用しましょう。
ベビーカー買取専門店alotアロット
アロットは、ベビーカーの買取を専門にしています。
価格の査定は、電話でもメールでもでき、宅配買取や出張買取も可能です。
無料の梱包キットを使えば、初めてでも梱包が簡単で、日本全国どこからでも無料で送付できます。
買取価格は中古市場の価格や他社の価格と比較して決めているので、買取価格も高めです。
参考URL:http://www.babycar-kaitori.net
ベビーカー買取専門店ママズストア
ママズストアでは、ベビーカーなどの大型ベビー用品の買取をしています。
対象となるのは購入から5年以内のベビー用品に限定されています。
査定は、メールなどオンラインでも簡単にでき、無料で宅配買取もしてもらえます。
東京近辺の出張査定が無料なので、対象地域内に住んでいる場合は、直接自宅で買い取ってもらうこともでき、便利です。
参考URL:http://www.mamasclub.jp/contents/buy.php
ベビー用品買取専門店マザーズマーケット
マザーズマーケットでは、ベビー用品を中心に買取を行っています。
査定は電話や、出張査定が中心です。
特に横浜近辺に住んでいる人は、出張買取も依頼できます。
対象地域に住んでいる人は、こちらを利用してみましょう。
参考URL:http://mothersmarket.jp
中古ベビー用品リサイクルショップ ベビーライフ
ベビーライフは、名古屋を中心にベビー用品のリサイクルを行っています。
購入から3年以内のベビーカーは、全国から宅配買取が可能です。
状態のよいベビー用品は、高価買取してもらえるので、メールなどで気軽に相談してみましょう。
参考URL:http://babylife.ocnk.net
オークションやフリマアプリ
普段からオークションやフリマアプリをよく利用する人は、こちらを活用しましょう。
オークションには、ヤフオク、フリマアプリにはメルカリやラクマ、ジモティなどがあります。
支払い方法・送付方法を明確にして、状態がわかりやすい写真を提示し、取引相手との円滑な取引を心がけましょう。
ベビーカーは大型なので梱包は大変ですが、配送中に破損したりしないよう、しっかりを梱包をするようにしましょう。
参考URL:ヤフオク
参考URL:メルカリ
参考URL:ラクマ
参考URL:ジモティ
ベビーカーは有料で回収してもらえる
有料回収は自治体によるもの、不要品回収業者によるものがあります。
不要品交換システムやワクチン募金をしているリサイクル業者に任せれば、無料回収もできます。
状態がよいものであれば、ベビーカー買取専門店で高価買取も可能でしょう。
手元にあるベビーカーの状態を見て、条件のよい処分方法を考えましょう。
思い出のあるベビーカーですから、納得した方法で処分したいものです。