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着物の処分法を知り整理整頓をしよう
棚にもう着ることはないというような着物があり、どう処分すればよいかわからないという人は多いのでは?
着物をゴミとして出す場合、どのような分類に分けられるのでしょうか?正しくゴミに出すという方法や、買取に出すという方法も。
お金をかけずに処分する方法を把握し、大切に保管していた着物とお別れをして気持ちもスッキリさせましょう。
着物の管理次第で買取に出すという方法もあるため、自分なりの方法で整理するとよいでしょう。
着物の処分方法とは
処分をするには、正しい処分法を把握することが大切です。
着物の状態によっても処分の仕方は異なります。
燃えるゴミに出す
和服、着物、浴衣などは、集団資源回収の「古着、古布類」に出しましょう。
出すときは透明な袋に入れて出すこと。
雨のには水にぬれてしまい、リサイクルできない状態になるため、雨の日は避けて別の日に出すようにしましょう。
カビや臭いなどが強い場合、燃えるゴミに出すこと。
また、綿入りの着物は燃えるゴミに出しましょう。
基本的には、古着や古布類に出すようにしますが、汚れている場合は燃えるゴミに出すことです。
着物の状態によって出しかたが異なるので、ゴミに出す前に着物の状態を確認しておきましょう。
金具は燃えないゴミ
着物の種類によって異なりますが、金具がついている着物も中にはあります。
ボタンは付けていてもよいのですが、金具が大きい場合は部分を取り外して燃えないゴミに出しましょう。
ゴミに出す前に着物全体を直接触り、確認することが大切です。
着物の状態も確認でき、あまりにも状態が悪い場合はゴミに出す処分でもよいでしょう。
金具部分がない着物もあるので、ないものはそのまま燃えるゴミや古布類に出しましょう。
自分でリメイクする
そのまま処分する方法や、買取に出す方法もありますが、自分でリメイクするという方法もあります。
大切な着物にはさみを入れることはとても緊張しますが、新しいものとして再び活用できるため、リメイクする方法もおすすめです。
素材がよいので、筆記用具を入れる袋や、何かのカバーにも。
和も感じられ癒し系のアイテムに変えることができるので、手先が器用な人はチャレンジしてみましょう。
端切れは燃えるゴミに出してよいので、自分でリメイクする方法もお得感はあります。
何着もある場合はたくさん作れるため、バッグやアウターなどにリメイクする人もいます。
いろいろな方法を試して、楽しくリメイクができる処分法の一つです。
処分するときにかかる費用の相場
着物の処分は、家庭用のゴミに出す方法を利用すれば費用はかかりません。
買取業者と片付け屋では、着物は整理できても損得が出ます。
どちらがよいか見ていきましょう。
買取業者に依頼する
着物の状態がよい場合、買取に出すことで高価で買い取ってもらえる場合があります。
1着でもよいですが、大量にある場合でも対応してくれる業者が多いので、出張買取などを依頼して見積もってもらいましょう。
処分もよいですが、買取業者に出したほうが断然お得に整理できることになります。
依頼する業者によって価格は異なるため、口コミのよい業者を選び、着物を扱っている買取店を選んで依頼するようにしましょう。
片付け屋や遺品整理業者に依頼する
適切に処分をしてくれる片付け屋や、遺品整理業者に依頼する方法もあり、この場合でも複数の業者に見積もってもらうのがおすすめです。
着物が大量にあり、遺品であるため適切に処分したいという人は、お金を出して整理してもらうという方法も。
着物だけではなく、他のにもつもたくさんある場合に向いたサービスです。
部屋の大きさや荷物の量によって相場はことなりますが、1Rや1Kの部屋の場合は、5万円が相場になります。
さらに供養を行いたい場合は、僧侶に依頼するため別に費用がかかります。
志が基本なのですが、指定している寺院もあるため、依頼する場合は料金なども確認してから供養してもらいましょう。
無料で処分をする方法
着物は無料で処分できますが、いろいろな方法があります。
自分がスッキリできる方法やお得に処分できる方法を選んで整理しましょう。
人に譲る
人に譲るという方法は、一番スムーズに手放すことができ、相手にも喜んでもらえるため自分も嬉しく手放せます。
手続きなども不要なため、身内など必要としている人に譲る人も多いです。
知り合いがいない場合は、引き取ってもらえる施設に直接連絡して譲る人も。
老人ホームなどに譲り、手芸の材料として使用してもらうという方法もあるため、人に譲ることで気持ちよく手放したい人に向いた処分法です。
高価買取をしてくれる業者に依頼する
着物の状態がよいため、リサイクル店などの買取業者に依頼する方法もおすすめです。
無料どころではなく、お金をもらって処分できることになるので、一番お得に手放せる方法になります。
買取業者はいろいろな種類があるため迷いますが、着物を取り扱っているところや、着物の買取を強化している買取店などをおすすめします。
着物の状態によっては買取ってもらえない場合もあるため、まずはダメもとで出してみるとよいでしょう。
ネットオークションなどに出品する
着物の状態が非常によい場合、ゴミに出すのではなくネットオークションに出す方法や、買取などのリサイクルショップに出すという方法もあります。
売るためには成人式や入学卒業という時期の前が、需要がとても高いため高く売れる可能性があります。
無料でゴミに出して0円の収入になるか、オークションやリサイクルに出して、少しでもお金にするかは自分次第です。
処分ではなく買取に出すという方法もあるため、着物は粗末に扱わずに大切に保管しておくことが鍵となります。
処分ではなく買取希望のときは
少しでもお得に処分を考えている人は、よい買取業者を選ぶことが大切です。
ゴミに出すのではなく、できるだけ買取に出す方向で考えてみるとよいでしょう。
買取対象になるかを確認する
着物を買取に出す場合、買取対象になるかならないかというポイントを判断しなければなりません。
対象にならない着物は、ひどく傷んでいるものや汚れているもの、臭いがひどいもの、素材が絹以外の着物、喪服、小さすぎる着物などは買取対象にならないと考えましょう。
しかし、どちらか迷った場合は、買取に出してみると気持ちもスッキリします。
処分になるかもしれませんが、買取ってもらえる場合があるため、諦めず出してみることです。
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意外と難しい着物の処分
着物の処分は、燃えるゴミに出すよりも買取店に出す方法がお得に整理することができます。
人に譲る方法もおすすめでき、自分が気持ちよく手放せる方法になります。
お金を出して処分する方法よりも、売るという選択肢もあるため、自分がスッキリできるほうを選んで大切に眠らせていた着物を整理しましょう。