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伊勢丹の株主カードは持っていないと損?
一昔前は、頑張って働けば給料が上がりました。
しかし、現代は給料が上がらないのに税金は上がる一方。
働くだけではなく、賢く資産運用していくことが必要な時代です。
株と聞くと「なんか怖い」「リスク」などマイナスイメージが強いですが、実はメリットのほうが多いのです。
伊勢丹の株主優待カードを持つことで、いつでも割引価格で買い物ができ、資産運用もできます。
他にもお得な優待が受けられるので、資産運用の入り口として、伊勢丹の株主優待カードを活用しましょう。
三越伊勢丹ホールディングスの株を買うメリット
ここでは三越伊勢丹ホールディングスの株を買うメリットを全面に書きます。
まずメリットを知りモチベーションを上げ、株に対するイメージを変ましょう。
あくまでも株主優待カード目的で株を買うことです。
株主優待カードが貰える
三越伊勢丹ホールディングスの株を最低100保有することで株主優待され、株主優待カードが発行されます。
生鮮食品やセール品が安くなる
株主優待カード最大のメリットは、三越伊勢丹グループ内での買い物や飲食代が10%割引きになることです。
また、三越伊勢丹クリアランスセールなど、すでに激安なセール品が更に10%割引きで買えます。
(福袋は除く)
飲食代も安くなる
喫茶やイートインも対象になりますが、レストランも10%割引きになるので入りやすくなります。
この機会に普段選ばないレストランに挑戦するのもいいですね。
美容系も安くなる
美容室やエステ、ネイルなど女性に嬉しいものも10%割引きになるので、自己投資をして自分を高めることができます。
文化展や美術展が無料
本来は有料の文化展や美術展ですが、株主優待カードあれば無料で鑑賞できます。
同伴者1名まで無料なので、1人では行きたくないという方も安心です。
また、三井記念美術館は優待料金で、三越劇場は10%割引きで鑑賞できます。
駐車料金が無料
三越、伊勢丹など百貨店は都心部に多く、駐車料金も気になるところ。
実は、買い物時の駐車料金を1時間無料で延長できるので、普段よりゆっくりして買い物ができます。
家族も利用できる
株主本人と家族が利用できます。
ただし家族以外の他人へ貸与・譲渡は無効になります。
その他のサービス
写真、クリーニング、洗車コーナーにも利用できます。
業績によって配当金が受け取れる
配当金を貰う
所有している株数や株価で変動しますが、2018年6月14日の時点で最低600円になります。
銀行に預けるより断然お得です。
配当金の受け取り方
銀行振り込みで済ますか、または配当金計算書という書類が送られてくるので、それを郵便局や銀行に持ってくやり方があります。
配当金は年2回
まずは、中間配当金で6月に貰えます。
もう一つが期末配当金で12月貰えます。
年2回あるので、一年で最低1200円は貰えます。
配当金には税金がかかります
所得税15%、復興特別所得税0.315%、住民税5%、合わせて20.315%の税金がかかり、この税金は通常源泉徴収で天引きされます。
マイナスにならずにすめば御の字で、配当金はあくまでおまけだと思いましょう。
伊勢丹の株主優待カードをもらうための条件
そもそも株ってどうやったらいいの?という人のためにやり方を紹介します。
痛い目に遭う場合があるので、ちゃんと理解してから始めましょう。
三越伊勢丹ホールディングスの株主になる必要がある
株主優待カードがもらえるのは、毎年3月31日(権利確定日)の時点で100株以上保有の株主、また、毎年4月~9月30日時点で100株以上保有の株主。
2018年6月14日で一株1400円前後なので、最低購入資金は約14万円。
また株を購入するためには、証券会社に口座を開設する必要があります。
各社内容を確認し、検討して下さい。
株主優待カードは権利確定日からおよそ3か月後に郵送される
3月31日時点の株主は6月下旬に優待カードが到着し、翌年7月31日まで利用でき、9月30日時点の株主は12月上旬に優待カードが到着し、翌年7月31日まで利用できます。
株主名簿に記載されるためには、権利確定日の3営業日前までに株を購入する。
あるいは所有していないと、株主名簿に名前が記載されません。
三越伊勢丹ホールディングスの権利確定日は、毎年3月31日と9月30日です。
株主優待カードの使い方
ホテルやオンラインでも株主優待カードが使えます。
たまにはホテルに泊まってセレブ気分を味わうのもいいですね。
オンラインならわざわざお店に行かなくてもいいし、駐車場代もかからないので、お得に買い物ができます。
ホテルの宿泊で利用する
株主優待では、指定のホテルで優待価格で宿泊ができます。
各ホテルによって優待率や優待対象のお部屋に違いがあります。
優待除外期間もホテルによって違うので利用する際は、ホテルに電話で確認をしたほうがいいでしょう。
利用可能なホテルは、オークラホテルズ&リゾーツ、ホテルニューオータニ、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルです。
オンラインショッピングで利用する
三越伊勢丹グループのオンラインストアでも、利用限度額の範囲内でのお買いものが10%割引になります。
利用する際は、株主優待カードのカード番号とセキュリティーコードを入力すれば10%の割引が適用されます。
このオンラインストアでのお買いものには、会員登録が必要です。
支払い方法はクレジット決済に限られます。
伊勢丹オンラインストア、三越オンラインストア・丸井今井オンラインストア、岩田屋三越オンラインストア、三越伊勢丹のラグジュアリーオンラインストア NOREN NORENで使えます。
伊勢丹の株主優待カードのデメリットと注意点
さすがに、何でもかんでも優待されません。
株主優待カードには、上限や制限があるので注意して下さいね。
また、思いもよらない落とし穴があります。
利用限度額の範囲内でお買いものができる
優待は無限に受けられるわけではなく、株主優待を受けられる利用限度額は持ち株数によって決められています。
3月31日時点の対象株主の場合
- 100株以上300株未満で30万円
- 300株以上500株未満で40万円
- 500株以上1,000株未満で50万円
- 1,000株以上3,000株未満で100万円
- 3,000株以上5,000株未満で150万円
- 5,000株以上10,000株未満で200万円
- 10,000株以上で300万円
上記の利用限度額が10%割引きになります。
利用限度額が30万円なら最大3万円お得です。
9月30日時点の新規対象株主の場合
- 100株以上300株未満で15万円
- 300株以上500株未満で20万円
- 500株以上1,000株未満で25万円
- 1,000株以上3,000株未満で50万円
- 3,000株以上5,000株未満で75万円
- 5,000株以上10,000株未満で100万円
- 10,000株以上で150万円
上記の利用限度額が10%割引きになります。
利用限度額が15万円なら最大15,000円お得です。
長期保有特典 で株主名簿に登録後、継続して3月31日を2年連続迎えた300株以上所有の株主は、利用限度額が2倍になります。
エムアイカードと併用する場合は株主優待10%が優先される
エムアイカードは三越伊勢丹グループが発行している公式クレジットカードです。
基本値引きで5%ポイント付与され、年間30万円以上の買い物で翌年8%ポイント付与されます。
最大で年間100万円以上の買い物をすれば翌年10%ポイント付与さますが、無理に使う必要はありません。
なぜなら、株主優待10%割引きが優先されるからです。
併用するとエムアイカードの5%割り引きは使えないので注意が必要です。
エムアイカードは保有するだけで2年目より2,000円の年会費がかかります。
併用する場合一般のクレジット会社発行のカードは利用できない
優待カードと併用できるクレジットカードはエムアイ会社発行のカードのみです。
優待カードを利用するときは、現金払いかエムアイカードでの取引に限定されるということを覚えておきましょう。
エムアイカードと優待カードを併用する場合はエムアイポイントは利用できない
併用する場合はエムアイポイントは利用できないので、基本、現金かクレジット決済になりますが、三越、伊勢丹、岩田屋、丸井岩井発行の商品券は利用できます。
併用の場合年間購入額には加算されますが、エムアイポイントは付きません。
一部のブランド品など優待カードが使えないブランドがある
テナントに入っているブランドの全てで優待が使えるというわけではありませんので、あらかじめ注意しておきましょう。
全てではありませんがブランド品が10%割引きで購入できます。
また、適用について予告なく変更の場合があるので店舗に確認が必要です。
ほかの優待券との併用はできない
ジェイアール西日本の株主優待と併用はできません。
また、商品券・百貨店ギフトカード・全国百貨店共通商品券・ビール券、図書カードなどは併用できませんので注意して下さい。
再発行はできない
残念ながら再発行はできませので、管理に注意して下さい。
今後の三越伊勢丹ホールディングスの株価予想
年々日本を訪れる訪日外国人数は増えています。
2020年には東京オリンピックを控え、より世界から日本が注目されることが予想されるので、百貨店で買い物をする外国人観光客が増えれば株価の上昇は期待できます。
三越伊勢丹ホールディングスは日本を代表する百貨店ですのでリスクは少ないといえるでしょう。
伊勢丹の株主優待カードから始める資産運用
三越伊勢丹の株価は長期安定していますので、株で損するリスクはあまり大きくないといえます。
配当金目的で株を買うのではなく、あくまでも株主優待カード目的で株を買い、長期保有するほうが賢い利用法でしょう。
配当金は銀行に預けているより得だと思い、株主優待カードを上手く使い自分の資産を増やしましょう。