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DVDの処分方法を詳しく知ろう
DVDはCDの次に登場した記録メディアです。
大容量であることから主に、動画の記録媒体として活躍しました。
しかし現在、フラッシュメモリーやブルーレイといった記録メディアが主流となったため、DVDディスクの需要は減りつつあります。
不要になったDVDはどのように処分すればよいのか、詳しく解説していきます。
DVD の処分方法とは?
DVDの処分方法としてもっとも簡単なのは、一般ゴミとして捨ててしまうことです。
しかし自治体によって出し方が異なることがあるため注意が必要です。
自分が住んでいる地域の自治体に確認を取ってみましょう。
DVDが「燃えるゴミ」になるケース
多くの自治体では、DVDディスクやケースを「燃えるゴミ」として処分しています。
ディスクの主な材料はプラスチックですが、プラスチックを焼却処分できる設備がある自治体であれば、「可燃ごみ」として扱われるわけです。
もちろん地域によってゴミ処分のルールは異なりますから、詳細は地元自治体に問合せてみるのがよいでしょう。
DVDが「燃えないゴミ」になるケース
DVDが「燃えないゴミ」となるケースもあります。
主な材料であるプラスチックを焼却処分すると高温を発生してしまうため、それに耐えられる焼却炉の設備が必要になります。
これがない自治体ではDVDを不燃ゴミとして扱うか、あるいは「プラスチックゴミ」として別回収することが多いようです。
いずれにしろ、自分の住んでいる地域の処分方法を確認したほうがよいでしょう。
DVDが「粗大ゴミ」になるケース
DVDも大量になれば、重くかさばるものです。
しかしDVDが粗大ゴミとして扱われることは恐らくありません。
もちろん、DVDを収納しておくための大型ラックなどは、処分する場合に粗大ゴミとして扱われることがあります。
その場合は役所で処分方法を確認しましょう。
処分するときにかかる費用の相場
DVDを処分する場合は方法によって発生する費用が異なります。
ここではDVDの有料処分に関していくつかのパターンをみながら、その費用を比較してみましょう。
処分費用が300円程度までのケース
一般ゴミとして処分する場合、費用はほぼ無料です。
多くの人は記録されているデータを消去するため、DVDを割ったり、カッターで切ったりします。
DVD破砕にシュレッダーが対応している場合は短時間で大量のDVDを処分できます。
大量のDVDを処分する場合、データ消去まで考えると専門業者に依頼するほうが確実といえます。
多くの業者は1kgあたり300円程度で処分してくれますが、確実にデータ消去を実施してくれているかを確認する方法はありません。
プライバシーマークはある程度の目安になりますので、信頼できる業者を選定するようにしましょう。
処分費用が300円以上となるケース
DVDの量が1kg以上となる場合、処分費用は概ね300円以上となります。
DVDディスクは薄く軽いものです。
しかし大量になれば意外と重くなり持ち運びに苦労するもので、そうした経験のある人も多いのではないでしょうか。
業者に引き取って処分してもらう場合の出張費用も考慮して、まずは複数の業者に見積もってもらうのがおすすめです。
大量のDVD処分では費用も高くなりますが、割引価格を設定している業者もいます。
お得な業者を選ぶように心がけましょう。
無料で処分をする方法
DVDの処分も大量になればそれだけ費用がかかります。
内部のデータを完全に消去するために、専門業者などに依頼すると費用が割高です。
ここではそうした費用を払わずに、DVDを処分する方法を解説します。
自分で粉砕し一般ゴミとして処分する
不要になったDVDは一般ゴミとして処分できます。
ただし内部に残っているデータについては、やはり完全に消去してしまったほうがよいでしょう。
DVDをシュレッダーなどで粉々にしてしまえば、データを抜き取ることはできなくなります。
あるいはディスクの表面に傷をつけて読み込めなくする方法や、ガムテープを使ってディスクの表面を剥ぎ取る方法もあります。
いずれも手間はかかりますが、少量であれば無料でDVDを処分できます。
業者に無料回収してもらう
DVDは一般ゴミとして処分してしまえば基本的には無料です。
しかし自治体によってはゴミ袋を有料化している場合もありますし、そもそも税金に処分費用が含まれていると考えることもできるでしょう。
リサイクル目的で不要になったDVDを回収してくれる業者もあります。
DVDはプラスチック製品なので、別のプラスチック製品にリサイクルすることも可能です。
ただし引き取り時に内部データの消去は厳重に行う必要があるでしょう。
友人や知人に譲る 別の用途に使用する
処分とは少し趣旨が異なりますが、友人や知人に譲るのもある意味での処分といえるかもしれません。
特に映画やドラマのDVDであれば、まだ見ていない内容であったり、ファンであったりする場合には、ありがたい申し出になることでしょう。
また、まったく別の用途にDVDを使用する方法もあります。
カラスや野良猫などに迷惑している人が、タコ糸でつないだDVDを、軒下などに吊るすことで効果を上げている事例もあります。
あまり格好よくはないかもしれませんが、これもれっきとした「再利用」と呼べるのかもしれません。
処分ではなく買取希望のときは
DVDによっては価値があるものもある可能性があるので、安易に処分してしまうより、買取に出してお得に処分する方法もおすすめです。
買取対象になるかを確認する
どんなDVDでも買取対象になるかというとそうではありません。
まず基本的に市販のDVDであることが買取条件となります。
また倫理協会の認定がないものは、市場に流通しているものであっても買取不可となる場合があります。
逆に市販されているDVDの多くは買取対象となるわけですから、正規のルートで購入したDVDの多くが買取してもらえる可能性もあるわけです。
DVD買取のおすすめ店をご紹介
店頭で買取してくれる店舗は多くありますが、インターネット上にも買取サービスがたくさんあります。
自宅にいながら買取サービスを利用することができるので、量が多いときなどはとても便利です。
ここではその数ある買取サービスの中から、おすすめ店をお伝えします。
ネットオフ
大手の買取サイトとして必ず名前が上がるのがネットオフです。
特徴としては発売日を査定基準にしているため、発売されて間もないDVDは最大定価の50%以上など、高価買取が期待できます。
反面、レア度にはあまり査定額に反映されないため、稀少価値が高そうな商品の買取依頼は検討が必要でしょう。
4スッテプで簡単に買取が完了するのは嬉しいポイントです。
参考:https://www.netoff.co.jp/sell/
買取コレクター
DVDの高価買取でも名を馳せるのが「買物コレクター」です。
DVD以外でも高価買取の評価が高く、査定に関しては専門知識の豊富な鑑定士が行っています。
実店舗を持たないため宅配買取となりますが、配送、振込み手数料などの費用が発生しないことも、大きなポイントといえるでしょう。
参考:https://kaitoricollector.com/
ざうるす
決して有名大手ではありませんが、買取ショップの老舗として根強い人気を誇るのが「ざうるす」です。
高価買取においての評価が断トツに高く、実店舗を持つ一方で宅配買取にも対応しています。
ただし買取額が10,000円に満たない場合は送料を負担しなければならないため注意が必要です。
たくさんの商品を一気に買い取ってもらうときなどは、買取査定額の上限目安とするのもよいかもしれません。
参考:http://www.cd-zaurus.com/satei
DVDは内容によって価値が変わる
DVDは内部に記録されたデータの内容によって、その価値も大きく変化することがわかりました。
あるDVDが持ち主にとって価値がなくなり、結果不要になったからといって、他の人にもそうであるとは限らないわけです。
不要だからとすぐに諦めずに、買取業者に見積もりを依頼してみるようにしましょう。
思わぬ高価買取査定が得られるかもしれません。
また一方で、プライベートDVDの多くは大量の個人情報を保持している可能性もあります。
これらが悪用されないためにも、そうしたDVDの処分は慎重に行うようにしましょう。