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食器棚の処分方法について知ろう
引っ越しや模様替えなどで食器棚が不要になった場合、どのように処分したらよいのか悩んでしまうものです。
大きさがあるので、もちろんごみ袋には入りません。
その場合は粗大ごみになるのでしょうか?それとも他の処分方法になるのでしょうか?
食器棚を処分したいと考えているなら、まずは住んでいる地域のゴミの分別ルールについて把握する必要があります。
そして、どのような処分方法があるのか、無料で処分できる方法はあるのかも知っておくとよいでしょう。
食器棚の処分方法とは?
食器棚を処分する場合、「粗大ゴミ」「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「その他」のどの方法で処分するのかを確認しましょう。
粗大ゴミで出す
住んでいる地域によって粗大ゴミ回収のルールや手数料等が異なりますが、食器棚は自治体の粗大ごみ回収に出して処分することができます。
その場合、自治体で指定されている手数料が発生するので注意しましょう。
粗大ゴミで出す方法も自治体により異なりますが、粗大ゴミ受付に電話をして申し込みする方法が一般的です。
その際に粗大ごみ回収の手数料を聞き、その手数料分の処理券を購入します。
そして、処分する食器棚に処理券を貼り付けて、指定日に指定のゴミ処理場まで運んで捨てるという手順です。
捨て方や手数料は自治体によって異なるので、自治体のホームページを見て確認するか、粗大ゴミ受付に電話するなどして確認しましょう。
燃えるゴミや燃えないゴミで出せる可能性もある
食器棚にもいろいろな種類や大きさがあります。
解体したらゴミ袋に入るサイズになるくらい小さくなる小型の食器棚の場合は、燃えるゴミや燃えないゴミで出せる可能性はあります。
しかし、一般的には大きなサイズのものが多いので、解体できたとしても粗大ごみ扱いになるケースが多いです。
ゴミ袋に入るサイズまで解体できた場合、素材によって分別が変わり、さらに自治体によっても分別ルールが異なります。
例えば木製であれば燃えるゴミに、スチール製であれば燃えないゴミや資源ゴミなど、分別方法はさまざまです。
燃えるゴミや燃えないゴミなどの家庭ゴミで捨てることができれば無料で処分できるので、費用をおさえたいのであれば解体する手間をかけるのもよいでしょう。
その解体の手間が必要かを知るためにも、まずは自治体の分別ルールがどうなっているのかを事前に確認してください。
不用品回収業者を利用する
粗大ゴミで出すには、自分で収集場所まで運ばなくてはいけません。
大きな食器棚となると、重量もあるので、運搬が大変です。
その場合、自宅まで回収に来てくれる不用品回収業者を利用すると楽に処分ができます。
不用品回収業者を利用するメリットは、自分が希望する日時に回収に来てくれることです。
電話をして打ち合わせや見積もり等のやり取りをして、早ければ即日回収可能な業者もあります。
粗大ゴミで出すには、自治体の指定日に合わせる必要があるので、すぐに処分したいという方は業者を利用したほうが都合がよいです。
ただし、粗大ゴミで出すよりも処分費用が多くかかるので、見積もりを取ってから検討するとよいでしょう。
処分するときにかかる費用の相場
食器棚を処分する費用の相場を確認しておきましょう。
処分方法や食器棚の大きさにより相場が変わります。
粗大ゴミで出す場合200円~1,000円くらい
粗大ゴミで出す場合、自治体により手数料の設定金額が異なります。
そして何より、食器棚の大きさによって費用は大きく変わるので、粗大ゴミ受付で費用の問い合わせをする場合は、サイズを測ってから問い合わせをしましょう。
食器棚の粗大ゴミ処分費用を確認すると、平均で200円~1,000円くらいになるケースが多いです。
薄型のタイプ、上下で積み重ねるタイプなど、比較的コンパクトな食器棚は、処分費用もそれほど高くはなりません。
しかし、スタンドアローン食器棚やダイニング食器棚などは大型のものが多いので、相場よりも処分費用が高くなる可能性があります。
回収業者を利用するなら、複数業者の費用を比較する必要がある
大きな食器棚を自分で運ぶのが大変であれば、不用品回収業者を利用することをおすすめします。
ただし、回収業者は費用がかかるので、複数の業者に見積もってもらい、処分費用を比較したほうがよいです。
他の不用品もまとめて処分したい場合も、回収業者を利用すると便利です。
まずは複数の業者に見積もりを依頼し、納得できる業者が見つかったら利用しましょう。
ほとんどの業者が見積もりだけでも無料でしてくれます。
無料で処分をする方法
粗大ゴミ回収も不用品回収業者も、どちらも処分するのに費用が掛かります。
では、無料で処分する方法がないのかも確認しておきましょう。
処分する方法の選び方次第で、得をするか損をするかの差が出ます。
出張買取を依頼する
買取業者の出張買取を依頼する手段もあります。
ボロボロになったために処分するのであれば、売ることができないので出張買取を利用できません。
しかし、まだ新しいものやきれいな状態のものであれば、出張買取で買い取ってもらえる可能性があります。
出張買取を依頼するなら、食器棚の他にも不用品がないか、家の中を探してみましょう。
せっかく自宅まで買取査定をしに来てくれるので、食器棚だけを査定してもらうのはもったいないです。
他にも眠らせたままになっている不用品を見つけたら、まとめて査定してもらいましょう。
リサイクルショップに持ち込む
近くに総合リサイクルショップがあれば、持ち込んで店頭買取をしてもらいましょう。
ただし、自分で持ち運びができる大きさや重要でないと難しいです。
リサイクルショップに行ってから買取不可になると、そのまま持ち帰る手間も含めて2度手間になります。
無駄な時間と労力を使う前に、リサイクルショップに電話をするなどして、処分しようと思っている食器棚が買取可能になりそうかを事前に問い合わせてみたほうがよいです。
欲しい人がいないか探す
親族、友人、知人に聞きまわり、だれか食器棚が欲しいひとがいないかを探してみましょう。
引っ越しを控えている方は、中古でも欲しいと思っていることが多いです。
自分の周りでは欲しい人がいなくても、SNSで呼びかけてほしい人がいないかを探すこともできます。
大きな食器棚は郵送が困難なので、できれば自宅まで取りに来てもらえる人であることが理想です。
難しければ、車で運ぶなどして相手の方に届けるのもよいでしょう。
処分ではなく買取希望のときは
廃棄処分ではなく買取希望のときは、買取対象についてなど事前に確認することが大切です。
以下のおすすめの買取業者も参考にし、売れるのであれば売りましょう。
買取対象になるかを確認する
食器棚の買取をしている業者は限られています。
ブランド家具であれば買取可能な業者は多くなりますが、ブランド家具ではない場合、販売された年(年式)や、食器棚の使用状態が重要なポイントです。
お店の基準に合わない食器棚だった場合は、買取不可になってしまう恐れがあります。
例えば、自分で店舗まで持ち込んだのに買取不可になったら手間ばかりで大変です。
買取に出す前に、お店のホームページなどで買取対象について確認しておきましょう。
買取してくれるお店を紹介
以下に、食器棚の買取が評判のお店を3つに絞って選びました
買取ドットコム
食器棚の出張買取の実績がたくさんあるお店です。
出張買取可能エリアは限られているので、ホームページで確認してみましょう。
基本的に作業員2名で自宅に来て、査定から運搬作業まですべてスタッフの方がしてくれるので、ただ立ち会っているだけでOKです。
査定の見積もりを聞いて、一旦検討したいということもできます。
査定価格に納得できずに買取しなかった場合でも、査定だけでも無料で行ってくれるので安心です。
【参照リンク:買取ドットコム】
エコサイト
食器棚の買い取り実績があるお店で、出張買取も可能です。
捨ててしまう前にエコサイトに相談してみるとよいでしょう。
高級ブランドや人気ブランドの食器棚の買取を強化しています。
例えば、カリモク、カッシーナ、ドマーニ、アルフレックス、ドレクセル、ハーマンミラー、パモウナ、モリシゲ、マルニ、IDC、コスガ、北海道民芸、カルテルなどが主な取扱いブランドです。
【参照リンク:エコサイト】
セカンドストリート
セカンドストリートで出張買取ができるものは、大型の家電・家具で、縦(高さ)・横(幅)・奥行きの3辺の合計の長さが350cm以内の1人では運べないサイズものだと出張買取を利用できません。
条件に当てはまるサイズの食器棚であれば、出張買取してもらえます。
セカンドストリートは全国各地に店舗があるので利用しやすいのですが、一部店舗では出張買取を実施していないので注意が必要です。
近くの店舗が出張買取を実施しているかは、ホームページで確認できます。
【参照URL:セカンドストリート】
食器棚の処分方法はさまざま
食器棚を処分するには、粗大ゴミで捨てるか、または不用品回収業者を利用するケースが多いです。
小型の食器棚であれば、解体して小さくし、家庭ゴミで捨てるという選択肢も一応あります。
しかし、電動のこぎりなどの本格的な工具が必要となる可能性があり、慣れていない方はけがをしてしまう恐れがあり危険です。
なるべく粗大ゴミや回収業者を利用して処分しましょう。
また、捨てる前に買取できるかどうかを確認することも大切です。
査定価格が安かったとしても、捨てるよりは得になります。
買取業者やリサイクルショップに相談し、買取可能なら出張買取を利用するなどして買い取ってもらったほうが処分方法としても楽です。