6年で2000万円ためた投資の経験を元に
個人向けマネー・コーチング、積立投資オンラインスクールを主催しています。
今回の記事ではFX投資(外国為替証拠金取引)について話していきます!
- FXで利益が出る仕組みを知りたい
- FXの歴史と難しい理由を知りたい
- FXの話は詐欺が多いの?
と思っている方の悩みに向けた記事となっております!
早速行きましょう!
どうしてFX取引は危ないの?
FXは危ない投資と聞くことは多いと思います。
なぜ、危険なのでしょうか?
FXで利益を得るには、外貨預金と同じで、
1ドル80円の時に購入して、1ドル110円の時に売却することで、利益を得ます。
FXが危険と言うのは、レバレッジという証拠金取引をすることで危険性が跳ね上がるからなんです。
レバレッジとは、簡単に説明すると
少額の資金を担保に多額の資金を借りて為替の売買を可能にするシステムです。
具体的に言うと、100円の投資額で1000円の取引ができてしまいます。
例えば、100円の証拠金で1000円分購入できます。
1000円は、100円の10倍ですから、10倍の取引ができるということです。
1ドル80円から110円になったら、利益は30円ですね。
10倍で取引していますので、利益も10倍の300円になります。
利益がでていればいいのですが、逆に30円マイナスになってしまうと、300円の損になります。
ただし自分の持ち金は、100円なので実際には、100円損をしたところで、強制的にその100円はなくなってしまいます。
100円をなくさないようにするには、証拠金を追加することです。
300円の損でしたら、後200円追加することで最初の100円はなくならないのですが、
ドンドン為替がマイナスに変化すると追加の証拠金は大きくなってしまいます。
為替は、株価よりも予測が難しいです。
というよりも、未来を予測するのは非常に難しいので
予測をしないのが、積立投資信託なのです。
毎月一定額を購入することで、平均的な価格で購入することができますし
資産を分けることで、大きく下げてしまうことを避けることができるのです。
複数の投資を取り入れることでリスク分散?
ここで伝えたいことは、投資の仕組みを理解しないで投資してしまうのは、危険だということ。
しかし、誰かが儲かった話を鵜呑みにして、安易に手を出してしまう人が本当に多いのです。
少しFX取引の歴史を解説しますね。
FX取引の歴史は短く1998年です。
当時私が勤めていた出版社の専務の奥さんが
FXで大儲けしたというウワサが流れたり
短期間で大きく儲けることができ
一躍大ブームになりました。
ところが当時は、金融庁の法整備がされてなく
悪徳業者もたくさんありました。
詐欺的な業者もたくさんあったのも事実です。
また当時は、レバレッジの規制もなく
400倍や500倍の取引も可能でした。
※レバレッジとは、少額の資金を担保に
多額の資金を借りて為替の売買を可能にするシステムです。
昨日も説明した通り、レバレッジをかけ過ぎると
証拠金はすぐに吹き飛んでしまいます。
2011年にレバレッジの規制が入り25倍までに制限されるようになりました。
現在は、法整備もされて怪しげな業者も淘汰されているので、
安心して投資できる場になっています。
昨日もお伝えしましたが、積立投資信託は市場の動向を予想しない投資です。
予想をしなくても、景気の循環を何度かやり過ごすことで、
資産を増やす方法です。
時間はかかりますが、一時のマイナスを我慢できれば、リターンも上がります。
そうやって、ある程度資産ができればその内の何割かを
もっとリターンの取れる投資にした方がもっとお金が早く貯まります。
それが、株式投資でもいいですし
FX取引もいいと思います。
ただしFX取引は、プロの方に学ぶことをおススメします。
FX取引は、ルール作りが重要なんです。
私も過去にトライしたことがありますが
損切ラインと利益確定のラインのルールを
自分で悟るのは難しいです。
自分なりのルールを作る前に
かなりのお金を投資する必要があるからです。
安全にFX取引をするには、
上手く行っている経験者に学ぶほうが
ムダなお金を使いません。
投資のコツは疑うこと
自分で調べないで投資することこそ恐いことはありません。
海外の投資も同じで、リターンも高く魅力的なのですが
国内に持ち込むと、結局税金がかかりますし
長期間運用するタイプでは、
使いたい時に使えない可能性もあります。
「儲かる」ことばかりに目を向けないでください!
「投資=儲かる」
と、思っている方も多いのですが
投資はリスクを取るものなので、必ず「儲かる」ものでもありません。
また、儲け話に人は群がります。
その群がる人を相手に、利ざやを取る人も多くいます。
投資で後悔する人は、欲が強い人よりも素直で信じやすい人が多い傾向にあります。
投資、お金儲けの話はまず疑って下さい!
疑って情報を集めて、そして見抜くのです。
それが適正なマージンなのか、見抜くのは
お金を出す人つまり「あなた」です。
逆に投資で損をしにくい人とは、疑り深い人が多いと言えるでしょう。
この記事を読んで情報を集めている人はこれに近いかもしれませんね!
お金のことに関しては、情報収集を怠らないことをぜひ心がけて下さい。