UKANO家計のクリニック

老後資金しっかり貯めてますか?預貯金だけでは間に合わない!

老後について

こんにちは。
川畑です。

老後2,000万円問題覚えていますか?
金融庁の「老後2000万円必要」報告書で大きな話題になりましたよね。

これが事実だとしたら、あなたは不足額の2,000万円を準備できていますか?

たった6年で2,000万円を貯めた私が考える、老後資金2,000万円を貯める方法について
書いていこうと思います。

なぜ2,000万円不足するのか?

金融庁の試算は、今の高齢無職世帯の支出が毎月平均して、
年金支給額との差が5.5万円あること。

そして老後を95歳とすると、30年間の不足額が2,000万円になるという試算になっています。

あくまで平均なので2,000万円もかからないという意見や、
2,000万円は生活費だけなので、病気や介護を含めるとそれでも足りないという意見もたくさん飛び交いました。

私個人的には、心配だったら今すぐ行動して2,000万円を作ってしまったらいいのでは?
と思いますね。
そしたら、心配はなくなりますよね。

2,000万円の資産は、作れない数字ではありません。
私も実際に貯めることができました。

ただ、預貯金だけでは少し大変だということです。

私は投資の力を借りて、2,000万円を貯めました。
そのほとんどは、投資信託の積立です。

ちょうどリーマンショック前から始めて、あの大暴落があった時でも
くじけずに積立を続けていたので、たった6年で貯められたのです。

つまり、経済状況によって必ず誰でも6年で貯められるということではありません。

でも続けることで、2,000万円を貯めることは可能です。
もちろん元金も必要です。

ただ、元金が少ない人は「時間」をかければ準備できます。
5~10年でなく20年や30年でしたら、グッと元金が少なく済みます。

老後資金を貯めるには?

次は元金と時間について考察しようと思います。

老後資金の2,000万円を貯めるのに、投資と節税のメリットがあるイデコを活用して考えてみましょう。

毎月イデコで2万3,000円積立できるとします。
50歳から始めて年利5%平均で運用できれば約357万円です。

2,000万円を目標とすると足りないですね?

でも非課税口座のNISAも目いっぱい活用し、
毎月10万円を運用して平均リターン5%だと約681万円になります。
NISA制度終了後は、つみたてNISAを毎月3.3万円で同じリターンだと約225万円。
合わせて1,263万円です。

50歳からだと、月12万3,000円の元金があっても2,000万円に到達できません。

※一般NISAを利用した場合。

40歳から開始の場合

老後資金は、高額なので、早くから始めることが鉄則です。
では、積立を40歳から始めていればどうなるでしょう?

同じくイデコで2万3,000円を平均リターン5%で運用すると約945万円です。
ご夫婦共働きでしたら、イデコだけで2,000万円が作れてしまいます。

ちなみに、私がイデコをはじめたのは38歳の時。
まだ、SBI証券がイー・トレード証券と名乗っていた頃です。
約454万円になっています。

あと10年続ければ1,000万円いくと思います。
主人もイデコで運用しているので、夫婦で2,000万円にはなりますね。

では、さらに早く、積立を30歳からはじめていたらどうでしょうか?
同じ2万3,000円を平均リターン5%で約1,914万円になります。
1人で2,000万円近くに増やせるのです!

まとめ

時間を長くかければ、かけるほど「複利」で増えます。
複利とは、利子にもまた利子がつくこと。

投資の場合は、リターンにまたリターンがつくことです。
複利の効果は、5年を過ぎると効果がついてきます。

住宅ローンも複利ですから、支払いばかりを複利にするのではなく、
あなたの資産を複利で増やしてくださいね。

早く始めれば始めるほど、複利の効果を実感できますよ♪