やってはいけない投資シリーズ・1 「オフショア投資」

August, 19, 2019

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こんにちは。
川畑です。
??

今回はオフショア積立について触れていきたいと思います。

 

以前よりも少なくなってはいますが、
オフショア積立を続けている方からの相談は
まだあります。

 

オフショア積立とは、オフショア=税金がかからない地域
ファンドのことです。
特に新興国や発展途上国のことを指します。

一般的には、香港、ケイマン諸島、マン島、ルクセンブルグ、リヒテンシュタイン、モナコなどの、
金融等における税率が著しく低い地域で投資をすることを言います。

 

毎月5万円を積立て25年後に1億円になると
うたわれているものが多いです。

 

安易にのっかてはダメ!
注意して欲しいことがあります。

 

オフショア積立を勧めてくるものの一つに
IFAという代理運用会社があります。

 

IFAと呼ばれる代理店があなたに代わって
資金を運用してくれます。

 

勧誘される場合「世界中の優秀なファンドばかりを
集めて」などと説明されていますが

 

私が運用報告書を見る限り、SBI証券やマネックス証券、
楽天証券でも購入できるような普通のETFが多かったりします。

 

中には、運用しているETF名の記載もなく
簡単なチャートしか報告していないファンドもありました。

 

仕組みは、最初の2年間積立したお金は「初期ユニット」と
呼ばれ、2年以内に解約するとその全額を
没収されてしまいます。

 

なぜかと言うと、初期ユニットは
毎年4~8%の手数料がかかり、

 

その取り分は、保険会社・IFA・日本人ブローカー
の3者で分け合っています。

 

毎月5万円を25年間の運用だと、日本人ブローカーには
1契約あたり40万円程度が渡るようです。

 

その後は、管理費1%程度と説明されるようですが
管理費とは別に、

 

運用するETFの信託報酬はかかりますので
自分で運用した方が、はるかに手数料は安いです。

 

私はできれば、円安の間に解約することを
おススメしていますが

 

失う手数料を考えると、なかなか踏み切れない方も
いらっしゃいます。

 

ですが、受け取る時のことを考えて欲しいのです。

 

オフショア積立の中には「保険」として
販売されているもののありますが
日本国内の保険とは税制が違います。

 

日本の保険は、控除が大きいので
税制面では優遇されています。

 

ところが、海外の保険は、日本での確定申告の厳密な
ルールが確定されていません。

 

仮想通貨のように、雑所得となってしまうと

 

もしも本当に1億円受け取ったら45%の税率になり
ほとんどが、税金で消えてしまいます。

 

日本に資産を持ち込めば、課税されますので
海外の資産は、その国で使うことが前提になるのです

 

それに、投資先の国の経済状況も
把握することが必要になってきます。
資料も基本的に英語で書かれているため、
商品の詳細を自分で理解するのが難しいのです。
しっかりと自分で調べていくことで、
このようなリスクも回避できますよね。

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2児のお母さんファイナンシャルプランナー川畑明美です。長期投資で6年で2000万円の資産を作ることができました。普段はファイナンシャルプランナーとして活動しており、お金のプロフェッショナルです。

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