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dカードケータイ補償はお得?ゴールドとの違いや補償の範囲を解説

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ドコモのdカードケータイ補償はお得?

ドコモのクレジットカード、dカードにはケータイ補償というサービスが付帯されています。
このdカードケータイ補償サービスとは、一体どのようなサービスなのでしょうか。

今回は、その概要や利用の注意点、NTTドコモが展開する別のケータイ補償サービスと何が違うのかなどを詳しく解説します。

dカードのケータイ補償サービスとは

基本情報としてdカードの一般会員とGOLD会員では、補償内容が異なります。
2つの補償サービスの比較も見ていきましょう。

故障や紛失などによる同機種への交換時に利用できる

dカードのケータイ補償サービスは、使っている携帯が水没や紛失、盗難などのトラブルに遭った時に同機種への交換ができるサービスです。
本体代金を最大10万円まで補償してくれますが、適用には条件があり、補償にあたってドコモ所定の審査があります。

ケータイ補償サービス適用の基本条件は、対象の携帯端末が修理不能の状態であることです。
したがって、スマホのトラブルで起こりがちな画面割れなどの場合、破損が著しく全損扱いとなる場合以外は、補償対象外となってしまいます。

カードの本会員と家族会員が利用できる

ケータイ補償サービスは、dカードの本会員以外にも家族カードの会員の利用も可能です。
このとき、サービスの対象となる端末は、以下の条件を満たしているものになります。

dカード契約以降に使った端末のうち、保証期間内にある端末であれば、どれでも対象となります。

GOLD会員と一般会員の補償サービス内容の違い

dカードの会員は、GOLD会員と一般会員に分かれています。
会員の種類によって、ケータイ補償サービスの内容が異なるため、注意をしましょう。

dカードGOLD会員の場合

dカードのGOLD会員は、年会費1万円で加入することができます。
GOLD会員の場合はケータイ補償サービスの補償期間が長く、端末購入日から3年以内となっています。

併せて、使っていた携帯が修理不能になり新端末の購入が必要になった際には、10万円を最高額として補償してもらうことができます。
10万円補償してもらうことができれば、実質無料で新しい端末に変えることも出来ます。

dカード一般会員の場合

一般会員の場合、ケータイ補償サービスの補償期間は端末購入日から1年以内となっています。
また、最高保証額は1万円となっています。
1万円だと、どうしても自己負担で持ち出し資金を準備する必要が出てきます。

一般会員は、年に1度以上買い物にdカードを使えば、カード年会費自体は無料です。
しかしケータイ補償サービスの補償内容で比較した場合、GOLD会員と比べると内容に大きな差が出てきます。

カード会員種類 補償期間 補償金額
dカード 一般会員 端末購入日から1年以内 最高保証額 1万円
dカード GOLD会員 端末購入日から3年以内 最高保証額 10万円

補償はdカードの請求額から補償金額を減額する仕組み

ケータイ補償サービスでは、補償金額が現金で支給される仕組みではありません。
新端末はdカードを利用して一括払いで購入する必要があり、補償金額のキャッシュバッグはdカードの請求額から減額する形で行われるので注意が必要です。

そのため、代金が補償限度額を上回った場合、上回った分は利用中のdカードで請求されることになります。
また、GOLD会員の場合など、代金が補償限度額を下回る場合、dカード利用代金から減額される形でキャッシュバックされます。

dカードのケータイ補償サービスの注意点

クレジットカードや携帯の補償サービスの仕組みは複雑でわかりにくいもの。
dカードのケータイ補償サービスも、公式ページを見るだけでは注意点や特徴がわかりにくいと感じられる方も多いのではないでしょうか。

そこで、ここではdカードのケータイ補償サービスの注意点をわかりやすくまとめてみました。

機種端末の在庫がない場合は注意

dカードのケータイ補償サービスは、これまで使っていた携帯と同機種で同色のものをdカードで購入する際に適用されます。

しかし、補償が必要になったタイミングで同機種で同色のものがない場合もあります。
その場合には、ドコモ指定の別の機種になる場合がありますので、注意が必要です。

受付店舗が限られている

通常はドコモショップだけではなく、販売代理点やネットショップでも購入が可能です。
しかし、ケータイ補償サービスを利用して新端末を手に入れたい場合には、ドコモショップかドコモ指定の故障修理受付が可能な販売店舗のみでしか受付が出来ない仕組みになっています。

知らずに、適用外の店舗で新しい携帯を購入してしまうと、補償を受けることができません。
事前にケータイ補償サービスを利用できる店舗か確認をしてください。

分割の場合には頭金と事務手数料のみが補償の対象

携帯端末を新しく購入する際、本体代も月々の分割払いにするという方も多いと思います。
しかしケータイ補償サービスは、端末代を分割支払いにすると、頭金と事務手数料以外は補償の対象外になってしまいます。

つまり、ケータイ補償サービスを利用する場合、dカードを使用した上で端末代を一括払い決済にしないと、その意味がほとんど無くなってしまいます。

分割払いでの新端末購入を希望している場合は要注意です。
dカードのケータイ補償サービスを利用したいと伝えればドコモショップの方も注意点を説明してくれると思いますが、必ず一括払いで購入するようにしましょう。

故意的な故障や紛失は対象外

当然のことですが、故意に携帯端末を故障させたり、紛失させたとわかった場合には補償されません。
新しい端末に交換したいからといって、わざと壊したり失くしたりすることはやめましょう。

補償についての詳細はdカードケータイ補償規約に記載があります。

【参照リンク:dカードケータイ補償規約

補償の適用は年に1回まで

dカードケータイ補償が利用できるのは、年に1回までと決まっています。
一度補償サービスを使ったら、1年後まで使えませんので注意が必要です。

頻繁に携帯を壊してしまう懸念がある場合には、別の補償にも二重で入っておくと安心です。

dカードケータイ補償はドコモの補償と併用

NTTドコモにはdカードの補償とは別に「ドコモのケータイ補償サービス」があります。

dカードケータイ補償とドコモのケータイ補償はそれぞれ補償内容が違います。
dカードケータイ補償は携帯端末が修理不能な場合に適用される補償でしたが、ドコモのケータイ補償の場合は修理可能な場合にも対応しています。

それぞれの補償がカバーしている範囲が異なるため、心配な方は念のため両方の補償を契約しておくのも一つの手です。

利用料金 利用回数 端末の修理が可能な場合 全損や紛失で修理不可の場合
dカードケータイ補償(一般会員) 無料 1回/年 未対応 新端末の購入時に最大1万円補償
dカードケータイ補償(GOLD会員) 無料

(※カード本体の年会費1万円)

1回/年 未対応 新端末の購入時に最大10万円補償
ドコモのケータイ補償サービス 330円950円 2回/年 最大5,000円まで補償 最大7,500円まで補償

 

dカードケータイ補償を理解して賢く利用しよう

dカードのケータイ補償サービスの内容についてご紹介しました。
補償が適用されるためには幾つかの条件がありますが、dカードを持っているだけで付帯される無料のサービスですので、賢く利用しない手はありません。
上手に利用するためにも、予め補償内容を把握しておきましょう。

また、dカードのGOLD会員は年会費が1万円かかってしまう点がネックではありますが、携帯を頻繁に失くしたり、壊してしまうという自覚がある方は、年に1万円で最大10万円まで補償をしてくれるサービスはお得と言えるでしょう。
心配な方はドコモの補償サービスとの併用もおすすめです。

自分の状況に合わせて、ケータイ補償サービスを賢く利用しましょう。