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クレジットカードの審査に通る秘訣とは。落ちる原因を知り不安を解消

Sarajevo, Bosnia and Herzegovina - January 25 , 2017: closeup pile of credit cards, Visa payWawe and MasterCard, credit, debit. On laptop keyboard.

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クレジットカードを持つためには

クレジットカードは、現金なしで買い物ができたりと、非常に便利なものです。
特に最近ではインターネットで買い物するときも、すぐに決済できるクレジットカードはとても重宝する存在です。

しかしそんな便利なクレジットカードですが、持つためには審査が必要です。
審査を通過するためにも、まずはクレジットカードのことをよく知っておきましょう。

クレジットカードの審査に不安を抱く人々

クレジットカードを持つためには、審査が必要です。
それは、クレジットカードの特性ともいえる後払いシステムにより、ショッピングなどの際カード会社から一時的にお金を借りる形になるからです。
そのため、お金を貸す以上、クレジットカード会社としては返してもらえなければ困りますので、返済能力があるかないかを見極める必要がでてきます。

しかし、社会的な信用がない人は審査を不安に思う人も多いのではないでしょうか。
例えば、もともと収入が低い方や、収入がない主婦や学生の方、また収入が安定していない自営業やフリーターの方など、審査に不安もあるでしょう。
そこで、クレジットカードの審査に不安を抱く人たちのために、審査について詳しくみていきます。

クレジットカードの審査は何をみているか

審査といいますが、実際にクレジットカード審査は、いったい何をみているのでしょうか。
クレジットカードの審査でチェックしているポイントとは、どのようなものでしょうか。

3Cと呼ばれる審査における3つの観点

クレジットカードの審査では、主に申請者が社会的信用があるかをみています。
社会的信用とは、本当にその人に返済能力があるのかということです。
カード会社は、その返済能力を判断する材料として3Cと呼ばれる3つの観点から審査をしているといわれています。

それが「返済能力(Capacity )」、「本人の性格(Character)」、「資産/財産(Capital)」です。
これらが3Cといわれている3つの観点です。
しかしこれだけでは意味が分からないと思いますので、各項目について具体的にみていきます。

返済能力(Capacity)

まずは、返済能力(Capacity)についてです。
クレジットカード会社はまず、その人に本当に返済能力があるのかを確認して判断します。
その判断内容については、年齢であったり、借金やローンの返済がないかといった項目があげられます。
また他にも、どんな仕事をしているのか、勤め先や経営している会社の規模、雇用形態、勤続年数、年収などを確認して、返済能力を判断します。

これらの情報をしらべるために、カード会社によっては会社に在籍確認を行ったり、収入証明のための書類を求められるケースもあるようです。
もちろんそれらは一部の会社で、最近では在籍確認なしで、書類などがなくてもクレジットカード審査をしてくれる会社が多い傾向にあるようです。

性格(Caractor)

性格(Caractor)についてです。
これは文字をみただけでは少しわかりにくいかもしれませんが、クレジットカード会社が申請者の性格を判断します。
その性格とは、審査を依頼している本人が、返済期限などを守れる人なのかという点です。

クレジットカード利用履歴は、各信用情報機関で確認ができるので、カード会社はそれを利用して情報を収集します。
ここで、これまで返済遅れや滞納していないかなどを確認して性格を判断するわけです。

資産/財産(Capital)

資産/財産(Capital)についてです。
これは分かりやすいと思いますが、そのまま審査の対象である本人の資産や財産を確認して判断します。
もちろん、資産や財産が多ければ多いほど審査は有利です。
例えば家が持ち家で、住んでいる期間が長ければ審査ではよい方向に判断されることが多いです。

ちなみに借家だから審査に落ちるというわけではなく、あくまでも判断の一つの材料なので、虚偽の申告などはしないように注意しましょう。

3つの個人信用情報機関

クレジットカード会社は信用情報機関から個人情報を得ています。
その個人信用情報機関は日本国内に3つ存在するといわれています。

・株式会社シー・アイ・シー(CIC)
・株式会社日本信用情報機構(JICC)
・全国銀行個人信用情報センター(JBA・KSC)
これらの情報機関から、クレジットカード会社は情報を確認し審査するわけです。

個人信用情報機関に登録されるクレジットヒストリー

クレジットヒストリーとは、個人信用情報機関に登録されている情報のことです。
つまり、主にクレジットカードの利用履歴や返済履歴などのことをいいます。
他にも銀行や信用金庫、消費者金融などの金融機関を利用した履歴や、住宅や自動車のローン、また携帯電話の分割購入などの情報も扱っています。

クレジットヒストリーは、上記でご紹介した3つ存在する個人信用情報機関のいずれかに必ず登録されます。
過去に何らかの金融トラブルがありカード審査に通れない人は、このクレジットヒストリーの存在があるからなのです。

カード審査時における信用情報機関への照合

クレジットカード会社は審査の際、信用情報機関への照合を行います。
この照会についてですが、例えば各カード会社で同じ情報機関を利用していても、審査の合否は異なってくるといわれています。
その理由が、スコアリングシステムの存在です。

スコアリングシステムとは、審査項目に点数をつけていくシステムのことで、この点数によって審査の合否を決めるというものです。
審査項目については、どの会社も同じ場合が多いようですが、カード会社により点数の配分が少し違ってくるようです。

そのため、信用情報機関への照合については、同じ信用情報機関の情報を参考にしていても、カード会社によって合否の甘さや厳しさがでてくるといったことが起きています。

信用情報共有システム(CRIN、FINE)

信用情報共有システムである「CRIN」の存在について少し説明しておきたいと思います。
「CRIN」とは、信用情報機関3社である「CIC」・「JICC」・「JBA・KSC」が情報を共有しているネットワークのことをいいます。

ただし、このネットワークで交わす情報は限られており、延滞などを含む金融事故のみとなっています。
それは、この交流が過剰な貸付や、多重債務者を減らすのが目的であるからです。

ちなみに「FINE」とは、「CIC」と「JICC」の2社だけで情報を共有しているネットワークです。
クレジットカードの審査にかかせないシステムになっていますので、覚えておくことに損はないと思います。

審査に落ちやすい人とは

クレジットカードの審査に通りやすくなるなるためには、事前に審査に落ちやすいパターンを知っておく必要があります。
そこでここからは審査に落ちやすい人とはどんな人なのかについて、詳しく確認していきましょう。

申込時の記入漏れ・不備

あたりまえのことですが、クレジットカードの申し込みの際、記入漏れや不備な記載をしないことはとても重要です。
よくあるのが、引き落としの口座に設定している銀行印が間違っていたり、必要箇所の未記入や不備な記載です。
これらがあると、審査のときに二度手間、三度手間になってしまいます。
そうなると、審査の印象はよくなるとはいえません。

さらに虚偽の情報を記載した場合、それだけで審査落ちになる可能性もあります。
カード申し込みのときは、記入漏れや不備などがないかしっかりと確認し、間違っても虚偽の内容を記載しないようにしましょう。

申込条件を満たしていない

クレジットカードの申し込みには条件がある場合があります。
例えば、年齢制限や収入制限などです。
その場合、条件を満たしていなければ審査を通過できません。

カード会社やカードの種類によっては、それ以外にも条件がある場合がありますので、カードの申し込みを行う際は、事前にしっかりと申し込み条件を確認しておきましょう。

収入がない、収入が不安定

そもそも無職や学生で収入がない人は、審査を通過するのはかなり厳しいといえます。
また、フリーターや自営業など収入が不安定な人も、やはり審査に通りにくい傾向があるようです。

しかし例外もあります。
例えば無収入の場合でも、主婦で配偶者に収入があれば審査は通りやすくなりますし、フリーターや学生、また自営業でも安定した収入があれば審査も通りやすくなります。
そのため、収入がない、もしくは収入が不安定な人が審査が通りにくいというのは、あくまでも一般論として認識しておくとよいでしょう。

雇用形態、勤続年数が短い

現在安定した収入がある人でも、雇用形態や勤続年数によっては審査に落ちやすくなる場合があります。
例えば、期限付きの契約社員やアルバイトであれば、現在安定した収入があっても、今後の収入期間が限られていますので、安定した収入があるとはみられないことがあります。

また、現在働いている会社の勤続年数が極端に短い場合も、安定した収入とは認められず、審査に影響がでる場合があります。
クレジットカードの審査では、雇用形態や勤続年数もみられているということを知っておきましょう。

住居形態(持ち家/賃貸)、居住年数

住居形態や居住年数も審査に影響します。
マイホームを所持していて、その家に住んでいる人に比べて、賃貸だと審査に落ちやすい傾向があります。

また、住んでいる期間なども審査に影響してきます。
長ければ審査の印象はよいですし、短ければ短いほど審査に落ちやすくなるといえるでしょう。

クレジットヒストリーに事故情報がある

クレジットカード会社は、個人信用情報機関のクレジットヒストリーを確認して審査を行います。
そのため、クレジットヒストリーに事故情報がある場合、審査の通過は非常に厳しくなってしまいます。
何度審査しても通らない人は、これが原因の場合も多いようです。

クレジットヒストリーがない

これは少し意外かもしれませんが、クレジットヒストリーに情報がない場合も、比較的審査に落ちやすい傾向があるといわれています。
もちろんクレジットヒストリーに事故情報があるよりはよいのですが、クレジットヒストリー自体に何も情報がない場合、これまでに返済した実績が何もないということも証明されるということです。

実績がないということは、初めてお金を借りるということになり、確実に返してくれる人なのか信用性にかける部分があります。
なのでカード会社としては、過去にしっかりと返済を行っているという実績を確認したいのです。

ブラックリストに載るとカードは作れないのか

よくブラックリストにのると、クレジットカードカードはつくれないという話を聞きます。
はたして本当のことなのでしょうか。
ここからはよく耳にするブラックリストについて詳しくみていきたいと思います。

ブラックリスト(事故情報)とは

そもそもブラックリスト(事故情報)とはどういう意味なのでしょうか。
ブラックリストとは、いわゆる金融事故情報が個人信用情報機関に登録されたことをいいます。
金融事故の履歴があれば、俗にいうブラックリストに該当してしまい、クレジットカードを作るのは非常に難しくなります。

ちなみにここで難しいという表現を使用しているのは、「ブラックリスト=カードが作れない」ではないからです。
クレジットカードを発行するか否かは、発行するカード会社が決めることです。
しかし現実としては、ブラックリストの人を審査に通過させるクレジットカード会社はほとんどないと考えておいたほうがよいでしょう。

事故情報となるもの

金融事故情報が個人信用情報機関に登録されていることをブラックリストと表現していますが、では事故情報とは主にどういったものなのでしょうか。

事故情報とは、金融機関との契約において何らかの契約違反、もしくは信用をなくすような事態があったことをいいます。
具体的にいいますと、破産宣告や債務整理など借金の減額を伴う法的手続きがそれにあたります。

また、61日以上または3カ月以上にわたって返済が遅れた借金がある場合や、保証履行(借金が返せなくなり保証人や保証会社が負担した場合)も金融事故として扱われます。
これはクレジットカード会社のみではなく、銀行や信用金庫、また消費者金融に至るまですべての金融機関に適用されます。

事故情報の登録期間

事故情報は永遠に記載されている訳ではなく期限があります。
ではもしブラックリストにのってしまったら、事故情報の登録期間はどれぐらいになるのでしょうか。

事故情報の登録期間は、扱う情報機関や金融機関により異なりますが、一般的に5年から10年といわれています。
いずれにしても、もしブラックリストにのったら5年から10年は、クレジットカードを作るのは難しいと考えておいたほうがよいでしょう。

事故情報がある影響

事故情報がありブラックリストにのってしまえば、クレジットカードの発行は難しくなります。
しかし、それだけではありません。
事故情報は各金融機関で情報交換していますので、お金の借り入れはもちろん、自動車や住宅など各種ローンを組むことも難しくなるでしょう。

ですが、私生活への影響は限られます。
例えば、会社など仕事先に知られる可能性は限りなく少ないですし、また資格取得の妨げになることもほとんどないといえます。
ただし破産した場合、金融業や警備業など一部の職種に限り、弊害がでることもあるようなのでその辺りは注意が必要です。

事故情報があるかどうか調べるには

では事故情報があるかどうか調べるにはどうしたらよいのでしょうか。
自分で調べる方法はあるのでしょうか。
実は「信用情報開示制度」を使用することで、事故情報を調べることが可能です。
この制度を利用することで、各情報センターに事故情報の開示を請求できます。

請求方法は各機関により異なります。
例えば、全国銀行個人信用情報センターは郵送のみの受付ですし、株式会社シー・アイ・シーでは、郵送・窓口の他インターネットでも請求できます。
また、株式会社日本信用情報機構ではスマホでも可能なようです。

また、請求は本人もしくは一部で代理人が認められており、他に手数料や各種必要書類が必要です。
(手数料や必要書類は各機関で異なります。)

審査に落ちないようにするために

ここまでは審査に落ちやすい人や、ブラックリストに関して確認してきました。
では、クレジットカードの審査に落ちないようにするためには、どうしたらよいのでしょうか。
それは、審査が緩いカード会社で申し込みを行うことです。
審査に落ちないようにするために、どんなカード会社で発行すればよいのか、審査の傾向を知っておきましょう。

カード発行会社を確認

まずクレジットカードの発行会社を確認しましょう。
それは、クレジットカードの発行会社によって、審査が厳しかったり、また逆に比較的とおりやすいといわれている会社が存在するからです。

その傾向を把握し審査の通りやすいクレジットカード会社を選択することで、ぐっと審査にとおりやすくなるでしょう。

一番厳しい銀行系カード

銀行系カードとはその名の通り、銀行が発行しているクレジットカードのことです。
銀行系のクレジットカードは一番審査が厳しいといわれています。
そのため、収入が不安定な人や、定職についていない人など、審査に不安がある人は避けた方が無難でしょう。

ただし、厳しいといっても、普通に安定している仕事をしていて、それなりの勤続年数があれば、それほど難しくもないようです。
また、銀行系のクレジットカードには、キャッシュカードと兼用できたり、現金自動預払機(ATM)手数料が安くなったり、銀行によりメリットが多数存在するようです。
そのため、ある程度の安定収入がある人にとっては、魅力的なカードになるでしょう。

比較的緩い信販系カード

信販系とは割賦販売を行う会社が発行するクレジットカードで、ニコスカードやオリコ、ジャックス、セディナなどが有名です。
また、アメリカン・エキスプレスなどステータスが高いカードもあります。

これら信販系カードは、銀行発行のカードに比べ、比較的審査が緩いといわれています。
しかし、リボ払いの手数料が銀行より少し高めな会社が多いなど、多少のデメリットも存在します。

審査に通りやすい流通系カード

流通系カードとは、例えばデパートやスーパーマーケット、家電量販店、コンビニエンスストアなどの商業施設や企業が発行しているクレジットカードです。
セブンカードやイオンカード、dカード、ファミマTカードなどが有名です。

流通系カードは信販系カードよりも更に審査が緩いといわれている種類のカードです。
そのため、すこし審査に不安を覚えるひとにとてもおすすめなカード発行会社です。
またその他にも、買い物などでポイントが貯められるシステムを採用している会社が多く魅力的なカードが多いです。
しかしステータスが低くみられたり、特典が少ないなどデメリットも存在します。

審査基準が異なる消費者金融系カード

消費者金融系カードとは、その名のとおり消費者金融が発行するクレジットカードです。
アコムACマスターカードなどが有名です。

消費者金融系カードは他のカード発行会社と違い、審査基準が異なるといわれています。
そのため他のカード会社はダメだったが、消費者金融系カードでは審査にとおったという話もよく聞きます。
そのため、審査に不安があり、これまで何社か審査落ちしている人におすすめのカード会社です。
しかし消費者金融系カードは、消費者金融のイメージから敬遠する人も多いようです。

同時に複数の申し込みはNG

クレジットカードの申し込みをするとき、一社だけだと不安だからと何社も同時に申し込みを行うのはよくないとされています。
それは、各情報機関でクレジットカードの申し込みをした情報が共有されており、「申込みブラック」という状態に陥ってしまうからです。
同時に沢たくさんカードを作る人は、カード会社からはよく思われないようです。

ちなみに申し込みした情報は約半年ほど記録にのこるようなので、少なくても6カ月以上あけてから、次のカードを申し込むのが安全です。

どうしても通らない場合のデビットカード

何社かクレジットカードの申し込みを行ったがどうしても審査を通らない人もいると思います。
そんな人にはデビットカードがおすすめです。
デビットカードとは、一時的に借金するクレジットカードとは違い、使用したらすぐに口座からお金が引き落しされるシステムで運用されているものです。

そしてクレジットカードと同様、「VISA」や「JCB」の加盟店で使用できます。
クレジットカードのように審査がないのが一般的で、審査を通らない人や、収入に不安がある人でも、気軽にもてるカードになっています。

審査が甘いカード一覧

カード会社での審査の傾向が理解できたところで、ここからは、具体的に審査が甘いカードをみていきます。
ご自分に最適な一枚を選び抜きましょう。

誕生月ならポイント3倍 ライフカード

ライフカードは信販系クレジットカードのなかでも、比較的審査が甘いといわれるカードです。
主な特徴としては、誕生月にポイントが3倍になったり、発行初年度にポイントが1.5倍になったりと、高いポイント還元率であることが挙げられます。

またポイントについては、有効期限が5年と長いスパンで利用が可能ですし、100円ごとのポイント加算や、インターネットショップ「L-Mall」でポイントが最大25倍など、ポイントについてうれしい特典が満載のクレジットカードです。

スピード審査 ACマスターカード

消費者金融のアコムが発行している「ACマスターカード」です。
消費者金融系のカードは他の金融機関と異なり、審査が通りやすいといわれているクレジットカードですので、パートやアルバイトでも申し込みが可能です。
また、消費者金融ということで敬遠されている方でも、カードは一見アコムと分かりにくい工夫がほどこされているので安心して利用できます。

そんな「ACマスターカード」最大の特徴が、最短1時間から2時間でカードが発行されるスピード審査です。
他にも、コンビニエンスストアの現金自動預払機(ATM)で支払いが可能など、利便性が高い点もこのカードの特徴だといえるでしょう。

リボ払い専用 少額利用ならjizileカード

信販系の三菱UFJニコスが発行する「jizileカード」です。
名前をきくと審査が厳しい感じがすると思いますが、こちらは信販系に属し、比較的審査も緩い傾向があるといわれています。
そんな「jizileカード」の特徴は、リボ払い専用であることです。

リボ払いとは、買い物の金額や回数などが違っても、毎月の支払額は同じに設定できる支払い方法のことです。
毎月の元金が決められており、他に手数料を乗せて支払いをします。
そのため、少額利用をする方におすすめです。

また、他にもいつでもポイント3倍などの特典もありますし、最高1,000万円補償の海外旅行保険や、海外アシスタンスサービス(海外での現地情報が確認できる)など、海外旅行の際にうれしい特典もあります。
海外でクレジットカードを利用する機会が多い人は、検討してみてもよいでしょう。

楽天銀行指定 楽天銀行カード

楽天銀行が発行する、流通系カードの「楽天銀行カード」です。
こちらは流通系カードですので、審査も比較的緩い傾向にあります。
入会条件が、専業主婦やアルバイト、パート可となっており、これをみても審査が緩めであることはわかります。

楽天銀行カードの申し込みには、楽天銀行指定のため楽天銀行の開設が必要ですが、楽天市場でポイント3倍や、楽天グループでポイント2倍など、楽天ユーザーの方にはとてもお得なカードになっています。

ポイントがどんどんたまる 楽天カード

こちらは、「楽天カード」です。
こちらも楽天銀行カード同様、審査に通りやすいといわれているカードです。
楽天銀行カードとの最大の違いは、キャッシュカード機能があるかないかです。
他にも特典や国際ブランド(VISA・JCBなど)の選択肢に違いがありますが、基本的には楽天銀行カードと同じようなカードです。

楽天銀行カードと重なる部分はありますが、楽天カードを使用し楽天市場で購入するとポイントが最大3倍になるなど、楽天ユーザーにとってとてもお得なカードになっています。

イオン銀行指定 イオンカードセレクト

イオン銀行が発行する流通系カードの「イオンカードセレクト」です。
こちらも比較的審査が甘いという口コミが多く聞かれるカードです。

イオン銀行の口座開設が必要ですが、イオン銀行の普通預金金利が0.1%になったり、イオン銀行現金自動預払機(ATM)の手数料が無料で利用できたり、またイオングループ対象店でときめきポイントが2倍になるなど、さまざまな特典を利用できます。

さらに他にも、毎月20日と30日に5%オフや、55歳以上の方は月15日に5%オフなどうれしい特典が満載のカードなので、イオン銀行の口座開設をしてもよいという方には特におすすめのカードです。

主婦に人気 イオンカード

主婦に人気がある「イオンカード」です。
上記ではイオンカードセレクトを紹介しましたが、最大の違いはイオン銀行のキャッシュカード機能があるかないかです。
それ以外にも特典などに違いはありますが、基本的にはイオンカードセレクトと同じような機能がついたカードです。

イオンカードは、イオンカードセレクトと重なる部分が多いですが、ときめきポイント2倍や、毎月20日と30日に5%オフ、55歳以上の方は月15日に5%オフなど、さまざまな特典があるカードです。
特にイオンをよく利用する方にとっては、お得なカードといえるのではないでしょうか。

Tポイントがたまる ヤフージャパンカード

検索サイトで有名なヤフーが運営する「ヤフージャパンカード」です。
こちらも流通系カードでは、申し込み条件もそこまで厳しくないので、比較的審査の甘いカードといえるのではないでしょうか。
ヤフージャパンカードは、Tポイントがたまるのが特徴です。

また他にもヤフージャパンカードを使用しYahooショッピングで購入するとTポイントが3倍になったり、ヤフージャパンカードで買い物した商品が一定条件で補償されたりしますので、ヤフーを利用する機会が多い方にはおすすめのカードといえるでしょう。

高いポイント還元率 オリコ・ザ・ポイントカード

信販系では大手の部類に入るオリコが発行する「オリコ・ザ・ポイントカード」です。
高いポイント還元率が特徴で、例えば還元率1%以上や、入会後6カ月は倍の2.0%の還元率、またオリコモールの利用でさらに0.5%加算などの特典があります。

審査についてですが、楽天カードなどよりも少し厳しいのではという声もきかれますが、それほど厳しくはなく、むしろ安定収入がないフリーターでも審査に通ったという話もあります。
そのため、審査には比較的甘いと考えてもよいのではないでしょうか。

保障も充実 セディナカードJiyu!da!

こちらはリボ払い専用の「セディナカードJiyu!da!」です。
手数料が発生するリボ払い専用のため、審査については比較的緩いといわれています。
このカードの特徴としては、もしものための保障が充実していることです。

例えば、カード盗難・紛失保険で一定条件で被害を補償したり、セディナカードで購入した商品を一定条件で補償もします。
また国内旅行傷害保険もついているので、補償内容でカードを選びたい方にとっておすすめなカードといえると思います。

自分の条件にあったカードをみつけよう

クレジットカードの審査は各社で異なり、厳しいところもあれば、比較的甘いところもあります。
そのため、カード会社の特性や審査条件をある程度把握したうえで、カード会社を選ぶのがよいのではないでしょうか。
自分の年収や状況、社会的信用度を把握したうえで、自分の条件にあったカードをみつけましょう。