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副業したいサラリーマン
平均年収が年々下がっている中、本業以外の仕事で収入を得ようとするサラリーマンが増えてきています。
会社自体も昔に比べて、副業を禁止する規定が緩くなってきている傾向が。
副業は、本業の合間を縫って働くものなので、どうしても働く時間が本業が終わった後の深夜だったり、休日だったり、隙間時間になります。
自分のライフスタイルに合わせて副業を探すためには、まずどのような仕事が副業として向いているのか知る必要があるでしょう。
この記事では、サラリーマンが副業する理由はどのようなものがあるのか。
トラブルを避けるために事前に確認しておかなければならないものはなにか。
そしてそれぞれのライフスタイルに合わせた、おすすめの副業の種類についてみていきたいと思います。
副業をする理由
人が副業をしようと決めたとき、そこにはさまざまな思いや理由があります。
収入アップだけではない、十人十色の理由についてみていきましょう。
本業とは別に収入が欲しい
副業をする第一の理由は「お金がたりない」「お金がほしい」というものでしょう。
年齢とともに収入が上がることを見込んで住宅を購入してしまったり、子供を私立の学校に入れてしまった場合など、切実にお金を必要とするときがありますよね。
「本業がだめなら、副収入を稼いで家計の足しにしよう」と考えて動き出すサラリーマンは多いようです。
平均年収額が年々減少傾向にある昨今、サラリーマン世帯の懐事情はかなり厳しいといえるでしょう。
また得た副収入を家計に入れずに、自分自身のお小遣いの足しにする人も多くいます。
昇給昇格がないなかお小遣いアップをいい出せず、趣味に使うお金のために副業を選択するのです。
どちらにしろ、お金を手っ取り早く稼ぐ方法として副業は適しているといえます。
経験やスキルアップが目的
収入面だけではなく、新しい世界を覗いてみたいために副業をする人たちがいます。
彼らの目的は、副業から得られる経験やスキルアップです。
仕事をすることで得られるものは収入だけではありません。
その職種固有のさまざまな特殊スキルを身に着けることが可能です。
たとえば深夜営業のバーなどでバーテンダーとして働き始めた場合、カクテルに詳しくなったり、シェイカーを振る技術を身に着けることができるでしょう。
また今後のキャリアで翻訳の仕事を考えているとします。
しかし翻訳の求人はたいていが翻訳経験のある人を募集しており、未経験者の参入は難しいのです。
そんな中、給料は安くても簡単な翻訳業を引き受けることができれば、将来のためのステップアップとなります。
そのように、お金をもらいながら経験を積むことができること。
それが副業の別の道なのです。
自分の資格を活かしたい
特殊スキルや、珍しい資格を持っている場合などに副業を選択する人がいます。
せっかく持っている資格も、本業で活かせないと宝の持ち腐れになってしまいます。
例えば英語や中国語の資格がある場合、それを活かした仕事をしてみたいと思うでしょう。
しかし本業では語学に関わる職種についてないとなると、副業で使ってみるしかありません。
未経験可の翻訳の仕事も、インターネットなどで探せば多少はみかけます。
それらの小さな仕事で経験を積んで、後々の転職などに活かすのもひとつです。
他にもアロマに興味があり、アロマテラピストなどの資格を持っていれば、その資格を活かして休日などに自宅でボディーワーク系の仕事を開業することも可能となります。
資格は持っているだけでは活きません。
資格を活用してこそ、さらにスキルが磨かれ仕事や収入に直結していきます。
副業はその入り口として最適です。
人脈を広げたい
人が人から受ける影響はとても大きいものがあります。
意識や能力の高い人たちに囲まれて入れば、自然と彼らと同じような考え方が身についたりします。
また、人脈が広がることで新たなアイデアを得たり、トラブルが発生したときの助けにもなります。
そのように副業で出会った人脈は、本業にも活かすことができるものです。
特に独立を考えている場合などには、先達者と知り合うことは非常に大きな利益となるでしょう。
もしも人脈を広げたいと思うのならば、まずは本業とは関係ないプライベートの自分の名刺を作ることです。
そして機会があれば、その名刺を渡しつつ自己PRをしたり、作品や事例などをみてもらいましょう。
誰が興味を持って新たな仕事の話を持ってきてくれるのかはわかりません。
機会を作っておくことは重要です。
副業前は確認事項も多い
副業前に確認をしておかないと、トラブルが発生することがあります。
どのような確認事項があるのかみていきましょう。
会社の就業規則を確認
就業規則にて副業を禁止している会社も多く、無許可で副業しているのがわかってしまい後々トラブルとなることがあるので注意が必要です。
また許可していても完全許可ではなく、承認が必要なケースが多いです。
就業規則にはその会社が副業に対してどのような姿勢をとっているのか書かれています。
必ず事前に確認をして、承認が必要ならしっかりと届け出をしましょう。
また許可の有無にかかわらず、本業に支障を来したり、情報露営の可能性がある行為は避けなければなりません。
副業をすることにより、会社の社会信用を失墜させるようなことがあってはならないのです。
副業に対しての自己確認
本当に本業と副業とを掛け持ちする決心がついているのか、気持ちの確認をしてください。
副業とはいえ、雇われています。
イヤになったからすぐに辞めるというのが難しいこともあるでしょう。
上手くバランスが取れなければ、本業が疎かになってしまう可能性もあります。
また、一人で決めないで家族の意見も聞いてみましょう。
収入が足りないと追い詰められて、副業のことばかりが頭に浮かんできてしまうかもしれませんが、家族に問いかけることで別の解決策が見つかる可能性もあります。
たとえば長年主婦だった妻が、パートに行くことを申し出るかもしれません。
せっかく副業をするのなら、楽しめる範囲で行えるとよいです。
無理をして体や精神を損なってしまったら、それこそ元も子もありません。
副業は会社にばれるのか
副業を禁止している会社などに勤めている場合、会社に内緒でこっそりと働きたくなるかもしれません。
副業は会社にばれるのでしょうか。
住民税の通知で会社にばれる
どれだけ気をつけていても、住民税の通知で会社にばれることがあります。
住民税の金額は、所得に応じて変動します。
所得が多ければ多いほど住民税が上がる仕組みです。
そのため総務が給与計算などで役所から届いた通知をもとに住民税の登録などをしている際に、同じ給料で同じ家族環境(たとえば独身など)なのに、片方だけ住民税が大幅に高いと、副業を疑われてしまいます。
もちろん総務がそこまで気にかけて報告などをしなければ、発覚の恐れは低いでしょう。
またパートやアルバイトの雇用形態で副業をしていて、お給料が手渡しの場合はばれにくいかというとそうではありません。
たとえ手渡しでも、会社は人を雇っている限り年末頃に「給与支払い報告書」という誰がどのくらいその会社で稼いだかの報告を市区町村にします。
そのため少なくとも市区町村は副業を把握することとなります。
またマイナンバー制ができてから、国も個人の副業を把握できるようになったので、やはり住民税に繁栄されます。
ばれにくい副業もある
副業がパートやアルバイトなどの雇われる形態ではなく、インターネットビジネスなどで自営業や事業主に当たる場合は、会社で行うような「特別徴収」ではなくて「普通徴収」といって確定申告時に自分で納税する方法を選ぶことができます。
その際には会社から天引きされる住民税は変動しないのでばれにくいです。
しかし会社に送られる特別徴収税額通知書の中の「その他の所得」という欄にチェックが入ってしまいます。
細かくそこまでチェックしている企業はほとんどないとは思いますが、普通徴収を行ったからといって100%安心できないことは念頭に入れておきましょう。
また継続性のない収入(アフィリエイトなどの収入)の場合には雑所得で申告すると、副業はばれにくいです。
平日の夜は副業で過ごす
副業ができる時間帯は限られてきます。
平日の夜に働ける職場にはどのようなものがあるのでしょうか。
コンビニで深夜バイト
本業が終わった後に働くなら、24時間営業のコンビニも選択肢のひとつです。
特殊なスキルは必要ありませんので、アルバイト面接もそれほど難易度は高くないでしょう。
ただし会社の近辺で仕事を探してしまうと、深夜のコンビニにふらりと同僚や上司がやってきてき気まずいことになるかもしれません。
特に副業を内緒にしたい場合には注意が必要です。
また深夜のコンビニは楽そうだというイメージがあるかもしれませんが、客が少ない分、品出しなどの雑務が多くあって以外に忙しいものです。
おすすめは病院内にある24時間営業のコンビニです。
客は入院患者や医師、看護師くらいです。
また小規模なことが多いので品出し数なども少なくてすみます。
バーテンダーで深夜を過ごす
バーテンダーというと、カクテルなどのお酒の知識も豊富で、シェイカーを振る技術などを持っている大人の仕事というイメージがあります。
しかし未経験やアルバイトから独学で知識を得ていく人が以外に多いものです。
もしもお酒に詳しくなりたい場合や、バーという空間が好きな人には向いている副業かもしれません。
バーテンダーの勤務時間は、20~24時だったり、深夜2~5時など。
時給は1,000~1,600円くらいが多く、コンビニなどよりも時給がよいのが特徴です。
ファミレスの遅番
深夜営業しているファミレスも、平日の夜に働きやすい仕事です。
忙しい時間帯には時給も上がる店舗もあるので、そのような時間帯にシフトに入ると、グンと稼げる金額もあがります。
職種はホールと呼ばれる、注文を受けたり料理を出したりレジを打つ「接客中心の仕事」と「厨房の仕事」にわかれています。
また、稼げるよりは暇な時間帯にゆるゆると働きたいという人もいるかもしれません。
そのような人は深夜の時間帯を選ぶことが多いですが、深夜の時間帯は客の数が少なくてもマナーが悪かったり、トラブルを起こしやすい客が比較的多いので注意が必要です。
工場での夜間作業
工場といっても、種類はさまざまです。
パン工場ではパンの製造補助、お米の精米工場では玄米を白米にする作業、他にも野菜や果物のピッキングなども。
アルバイト情報サイトで検索するとたくさん応募が出ているので、単純作業が好きな人にはピッキングなどの軽作業がおすすめです。
また工場内といっても、作業場の仕事以外にも職種はあります。
データ管理や、シール貼りの仕事などは座り仕事やパソコンを使った仕事になるので、体に負担がかかりにくく翌日の本業に差し支えにくいかもしれません。
警備会社で誘導員
警備会社での誘導員の仕事は、週に数回の勤務から始められるので日数調整がしやすいというメリットがあります。
稼ぎたいお金に上限がある人の場合、日数調整がしやすいと働きやすいかもしれません。
また深夜の誘導員の仕事をしている人をみると、シニア層が多いことに気がつきます。
その点からみても、比較的楽な業務といえるでしょう。
残業も少なめのため、本業に朝から出勤する場合の障害になりにくいです。
土日祝日にできる副業
平日は本業で忙しいので、会社が休みのときにできる副業を探している人は多いです。
どのような仕事があるのでしょうか。
株や不動産などの投資
自宅でもできて時間調整も可能なのが、株や不動産などの投資です。
ただしリスクがあるので、始めたいと思ったときにすぐにできるわけではありません。
前もって知識が必要となりますので、少しずつ独学したり講習会に参加をしたりして勉強をする必要があります。
株の場合には、株の売買による利益だけではなく、配当金や株主優待券を得ることができます。
株主優待では好きなブランドを安く購入できたり、飲食店で割引サービスを受けられたりします。
その点でも楽しみながら収入を増やすことができるでしょう。
フリーマーケットで出品
もしも断捨離などをしていらないものがたくさん出たり、ハンドメイドが趣味で販売できるレベルの小物や洋服がたくさんあるようなら、フリーマーケットで出品するのもよいです。
ほとんどのフリーマーケットが、集客のよい土日祝日に行われています。
まずは開催情報をチェックしてみましょう。
参加できそうならば、フリーマーケットに参加する旨を申請します。
出店料が200~1000円くらい。
高いところでは2000~3000円くらいかかるところもあります。
また場所によってはビニールシートや、文房具、釣り銭、商品を入れるための袋、屋外の場合にはビーチパラソルなどが必要になることがあります。
売り上げ金額を念頭におき、赤字が出ないように注意してください。
覆面モニターでお店をチェック
覆面モニターという仕事をご存じでしょうか。
これは客の振りをして店舗調査に入り、接客のレベルや商品の陳列状況などを観察し、報告書をまとめて提出する仕事です。
大口の依頼の場合には、遠方に1泊2日の泊まりがけで出かけ、アウトレットモール40店舗などを2日間で調査することも。
買い物や、新しいお店を発見するのを楽しめる人に向いているかもしれません。
飲食店の調査なら、上限付きで飲食代が出たりするメリットがあります。
週末を楽しく過ごしながら稼げる仕事だといえます。
様々な代行業
「便利屋」「家政婦」など別の呼ばれかたをするかもしれませんが、家事や買い物、ときには営業の仕事などを代行する代行業があります。
単発での仕事が多いので、日時を調整すれば副業として引き受けることが可能です。
代行業はそれほど簡単にできるものではないかもしれません。
たとえば家事の代行に入ったとして、その家の主婦よりも仕事ができなかったとしたら次の依頼はないからです。
その道のエキスパートとして自信がある場合、もしくは学ぶ意欲があり今後専門性や技術を身につけたいと思っている場合に適しているといえます。
椅子に座って交通調査
よく交差点などで椅子に座って、カチカチとカウンターをクリックしている人たちをみかけます。
交通調査です。
動かないのでつまらなそうな印象がああるかもしれません。
たしかにやりがいを重視する人や、スキルアップ、キャリアアップを目指すなら選択肢には入らないでしょう。
ただし、副業する人の多くが「簡単に、楽に、収入を得たい」と思っているのではないでしょうか。
そのような人には、高収入、日雇いでお手軽、仕事が楽な交通調査のアルバイトはうってつけです。
ただし交代制とはいえ、仕事によっては24時間調査をするなど、拘束時間が長いものもあります。
また真夏の炎天下のもとで行う交通調査はきついので注意が必要です。
チラシなどのポスティング
頼んでもいないのに、ポストにさまざまな広告が入れられていることがよくあります。
その各戸へのチラシ配布の仕事も副業に向いています。
ポスティングはたいてい出来高払いです。
担当のエリアがあり、配布物を渡されます。
会社にもよると思いますが、エリアや配布量を自分であまり決められないようです。
エレベーター付きの大型団地などへの配布なら短時間で多く回れますが、一軒一軒の家が遠くバイクなどで回らなければならないエリアだと時給換算は低い金額となるでしょう。
体力の消耗に対する報酬は少なめというのがデメリット、時間を有効活用できたり煩わしい人間関係ができない点がメリットです。
日頃の運動不足を兼ねて行うにはよいかもしれません。
在宅で副業のすすめ
インドア派なら在宅での副業を考えるかもしれません。
どのようなものがあるのか、みていきましょう。
パソコンでデータ入力
外部発注などで多いのが、パソコンでのデータ入力です。
依頼内容は会社によって異なりますが、たとえば分厚い紙の資料があり、それをすべてデータ化したい場合などに、企業が在宅ワーカーに頼むことがあります。
早さと共に正確さが求められる仕事です。
また自分自身の入力の早さにより仕事にかかる時間が変わるので、入力作業が遅ければ遅いほど時給換算は低賃金になってしまいます。
逆に、早く正確な入力に自信があるならば、簡単に在宅で稼ぐことができるでしょう。
経理関係の資料などを任された場合には、会社の機密事項や、個人情報が含まれている可能性があります。
情報漏洩などに細心の注意を払わなければなりません。
記事作成をするライター
インターネット記事を作成するライターは、文章力さえあれば取り組みやすい在宅ワークです。
給料は1文字いくらという文字換算か、1記事いくらという支払い方法になります。
専門性の高い記事などは単価が高くなるので、本業で得た知識がいかせるような執筆内容の依頼があれば受けるとよいでしょう。
しかし記事作成のために情報収集に時間がかかると、文字換算の給与体系なので時給は低くなってしまいます。
ライターの仕事に慣れるまではなかなかうまく書き進めることができずに、時間と手間をかけた分の報酬を得られないこともあるでしょう。
文章を書くだけなら簡単かもしれません。
しかし、読者が欲しがっている情報を盛り込みつつ、正確な記事を素早く書いていくにはある程度の文章力が必要とされます。
会議などのテープ起こし
在宅ワークの中でも比較的高収入にあたり、副業に向いているのが会議などのテープ起こしです。
これは会議などの音声データを文字にしていく仕事で、資格なども必要なく、未経験からでも始めやすい仕事です。
専門性が高いかどうかなどで報酬に差が出ますが、目安としては1時間の音声テープを文字におこすとだいたい5,000円くらいになります。
ただし調べたり、わからないところを何度も聞き直したりしていれば、あっという間に時間が過ぎてしまい1時間のテープをおこすのに10時間くらいかかることもあるでしょう。
細切れで作業をするよりも、短い時間で集中することが大切です。
求められるのは、素早いタイピング能力、正確性、一般常識、集中力などです。
未経験の場合は、開かれている講座などに参加して経験を積むとよいです。
ブログ作成やチェック
ブログ作成やチェックで副収入を得ることもできます。
よくある失敗として、ブログを書いているだけで収入が入るなんてとても手軽だと、気軽な気持ちではじめることがあります。
ブログを書くだけで収入が入るならば、だれでもザクザク稼げてしまうでしょう。
収益化を目指して対策を取らなければ、たいていの場合アドセンスでの収益は見込めません。
PVは思うほど伸びないものです。
ポイントは、軸を絞ることとSEO対策をしっかりすることです。
またamazonや楽天などの広告を貼って商品紹介をすることでアソシエイトを狙うのも1つ。
広告を貼るだけの簡単作業で、その画面から商品を購入した人がいれば広告収入が入ります。
校正チェックなどの編集作業
読書が好きだったり、細かい作業が得意な人に向いているのが校正チェックなどの編集作業です。
校正チェックが誤字脱字を見逃してしまったら、そのまま掲載されてしまう可能性が高いので、責任は重大です。
しかし書いたり読んだりすることが好きならば、記事によっては楽しんで仕事をすることができるでしょう。
また出版や編集の仕事に興味があるならば、在宅の校正チェックの経験などを積み、編集などの職種へ移行していくのもよいかもしれません。
ロゴ作成で特技を活かす
イラストレーターなどの制作環境が在宅に揃っているのならば、ロゴ制作の仕事を副業とするのも可能です。
ロゴの仕事の多くは、コンペによって採用されます。
採用されれば、5,000~10,000円以上を稼ぐことができるのですが、採用されなければ収入にはなりません。
そのためデザインを学校で学んできたり、本業でデザイン系の仕事をしていると有利です。
専門的な仕事になりますので、ロゴ作成のセンスが収入に直結します。
名刺のデザインやロゴなど、考えるのが好きな人。
制作を楽しんで行える人に向いている仕事です。
副業での様々な予想外
副業をしていると予想外のことが起こることがあります。
事前にどのようなことが想定されるのか知っておきましょう。
副業の方が楽しくなってしまった
本業よりも副業のほうにのめり込んでしまう人は、大勢います。
特にスキルアップや趣味を目的として副業とした場合に、副業のほうが楽しくなることが多いようです。
深夜遅くまで在宅ワークに取り組んでしまい寝不足になってしまったり、深夜バイトのシフトを入れすぎて体力を消費してしまうなど、翌日の本業に支障が出てくるようなら注意が必要です。
副業のほうが楽しくなってしまったときには、今後の将来のことをもう一度見つめ直してみてください。
副業の仕事を少しセーブして、体調管理をしたり本業に力をいれるのもひとつです。
また副業の収入がそこそこよく独立が可能ならば、副業をそれこそ本業としていく道もみえてくるでしょう。
体力が続かなく断念
副業を入れたことで、睡眠時間が減ってしまったり体力が続かなかったりして、本業に影響が出る場合があります。
そのままその状態を続けてもしも倒れてしまったら、それこそ元も子もありません。
副業で家計にプラスを目指していたはずが、稼いだお金が医療費に消えてしまうことになります。
もしも「つらい」「苦しい」と思い始めたら、副業の時間を減らす、もしくは副業自体をやめることを考えたほうがよいでしょう。
本業に力を入れることで、昇給昇格を目指して収入アップさせることが本当の意味で近道かもしれません。
本業を越えた収入
副業の収入が本業の収入以上になることは、なかなか難しいことですがないとはいえません。
特に副業を掛け持ちしている場合にはこの逆転がおきることがあります。
そのときに考えたいのが、今の生活スタイルをいつまで続けるのかということ。
やはり本業が大切なのか。
本業に魅力が感じられず、趣味の延長線上の副業を本業としていきたいのか。
それによって今後の生活スタイルが変わってくるはずです。
またそれだけ副業で稼いでいて、もしも本業の会社に内緒で働いているならば、それは危険です。
住民税などの数字が極端に変わってきていると思いますので、ばれる可能性が非常に高いです。
会社の就業規則を確認して事前のトラブルに備えましょう。
副業と確定申告
本格的に副業を始めるならば、事前に税金のことを知っておきましょう。
特にライターや翻訳業など自宅ワーカーとして個人事業主に当たる場合には、ある程度確定申告に関する知識が必要となります。
20万円の基準とルール
クラウドソーシングや内職などの副業をしている場合、2カ所から収入を得ることになります。
しかし本業の会社は自社の分の年末調整しかしてくれません。
そのため、自分で確定申告をすることになります。
副業をしている人が確定申告をしなければいけないかの基準となるのが、20万円というラインです。
「給与所得や退職所得以外の所得が20万円以下」ならば、確定申告の必要がない場合が多いからです。
ただしアルバイトやパートなどの場合は例外にあたります。
20万円未満でも例外がある
20万円以下でも確定申告が必要な場合があります。
たとえばアルバイトで得たような給与所得の場合です。
この場合はたとえ15万円の稼ぎだったとしても本業と副業両方の源泉徴収票を持参し、確定申告を行わなければなりません。
またライターや、翻訳業、ロゴ作成など個人事業主に当たる仕事をしている場合、20万円以下なら確定申告の必要はないかもしれませんが、本業と副業の収入を合わせて確定申告をすることで、医療費控除や住宅ローン控除などの還付を受けられることがあります。
確定申告は住民税と深い関わりがあります。
確定申告をすることで住民税が高くなり、副業が本業にばれることがありますが、それを恐れて確定申告をしないと加算して税金を納めたり、延滞料が発生することがあります。
収入を得る以上は、しっかりと税金に対する勉強もしておきましょう。
副業をするときの注意ポイント
副業を続ける上で、トラブルに巻き込まれないために注意しておきたいポイントをみていきます。
本業に支障がでないようにする
深夜のアルバイトなどをしている場合、残業を頼まれて夜遅い時間まで働いてしまうこともあるでしょう。
そのような場合、睡眠不足に陥って翌日の本業で力が発揮できない場合があります。
また本業の情報を副業のほうで使用してしまったりすると、情報漏洩や個人情報流出に当たり、本業に大きなダメージを与えてしまうかもしれません。
副業をする以上、本業に支障がでないように調整するのがマナーです。
目的を忘れない
当初、収入を得て家計にプラスするつもりで始めたのに、気づいたら目的を忘れて副業を続けている場合があります。
ときには「なぜ副業をしているのか?」と自分自身に問いかけて、副業への取り組みかたをみなおしてみることをおすすめします。
たとえば家計へプラスと考えていたのなら、目的は家族全員の幸せだったはずです。
それが在宅しているときにはパソコンに向かって副業をしてばかりの引きこもりでは、当初の目的とずれてしまっています。
目的がぶれない働きかたを目指しましょう。
周囲に迷惑をかけない
副業をしていることで、迷惑をかける可能性があるのは本業の会社だけではありません。
家族や友人など、身近な人たちに迷惑をかけてしまうこともあるのです。
せっかくの休日に父親が平日のように仕事に出ていれば、子供は父親に遊んでもらえずに寂しい思いをするでしょう。
また、本業と仕事の両立で無理がたたって倒れてしまったときには、家族に心配をかけるだけではなく、医療費などの負担もかかってきてしまいます。
大切な人たちを守るためには、本業と副業のバランスをとることが大切です。
副業で人生に新しい経験をプラスしよう
副業を楽しむことができれば、人生はさらに豊かになります。
なぜなら副業は趣味の範囲でもすることができ、自分に向いた仕事を選べるからです。
さらに家計にプラスできれば、家族からも感謝されるでしょう。
ただし副業は収入が発生する以上、責任も生まれます。
税金のことや、注意点をしっかりと押さえ、トラブルなく副業を楽しみましょう。