コンテンツ
金利が低い今こそ株を買う
近年、銀行金利が著しく低下してます。
そんなときだからこそ、株式投資をはじめてみてはいかがでしょうか。
上場企業の株主になることで、配当金や株主優待をもらえることが多いです。
投資した額に対しての配当金の割合は、銀行にお金をただ預けるだけよりも、金利がよいことがあり、賢い人は貯蓄より投資を選ぶ方も。
中には、株主優待が目当てで株式投資を始める方も、大勢います。
もちろん、株価の低下や企業の業績悪化による配当や、優待のストップなどのリスクも多いので、しっかりとそういったリスクを理解したうえで、投資を行う必要があります。
少額からも株主になれるので、まずは少額から株式投資に慣れてみてはいかがでしょうか。
株主になるともらえる株主優待券
現在、数多くの株式会社が上場しており、また、ネット証券の広がりを受けて、初心者でも気軽に株を買えます。
株主優待を実施している銘柄も数多く、株主優待を目当てに株を買う方も少なくありません。
株主優待をもらうための方法を、ざっくりと説明すると、証券会社に口座を開き、お目当ての銘柄を決算日までに買うだけです。
近年はネット証券も普及しているので、忙しい主婦やサラリーマンでも、気軽に注文を出せます。
株を買う際は、株価以外にも、証券会社に支払う手数料が必要です。
ネット証券は、手数料を安く設定しているところも多いので、そういったところから始めてみることもおすすめです。
担当者のアドバイスを受けながら、投資をしたいという方には、手数料は高くなりますが、大手証券会社の口座開設がおすすめです。
また、買ったときの株価と、売ったときの株価を比べて、利益が出ている場合は、約2割の税金が引かれます。
こちらは、「特定口座源泉徴収あり口座」という口座を、証券口座開設時に選択しておくと、売った際に自動で税金を引いてくれるので便利です。
とはいっても、上場銘柄は多く、「どんな銘柄を選べばいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
こちらでは、低額で始められて、株主優待がもらえる銘柄をご紹介します。
株主優待は税金がかからないので、税金が引かれる配当をもらうよりは、お得感があります。
ぜひ参考にしてください。
低額から始められる株主優待で選ぶおすすめ
こちらでは、10万円以下の低額から株主になれて、なおかつ株主優待がもらえる銘柄をご紹介します。
手軽に株主になれて、株主優待ももらえたらお得ですね。
都市圏を問わずに使える店舗が多く、気軽に使える株主優待をもらえる銘柄を中心にご紹介してますので、ぜひ参考にしてください。
(※以下で紹介する内容は、2018年2月26日時点のものです。)
シダックス
レストランカラオケで有名なシダックスです。
こちらは、100株の保有で540円×5枚の合計2,700円分もの割引券がもらえます。
優待券のみで支払いを完了できたり、ルーム利用人数に制限がないことから、友達や家族を気軽に誘って行きやすくなります。
シダックスは全国展開しているので、どんな方でも行きやすいことも、うれしいポイントのひとつです。
【参照リンク:https://info.finance.yahoo.co.jp/stockholder/detail/?code=4837】
コックス
カジュアルファッションブランドのコックスです。
100株保有することで、自社店舗やオンラインストアで使える2,000円分の割引券がもらえます。
株価がお手頃で、10万円以下で投資できるのに、2,000円分もの優待をもらえるのでお得ですね。
オンラインストアでも使えるという点が魅力で、地方に住んでいる方や店舗に買いに行けない方でも、安心して利用できます。
【参照リンク:https://info.finance.yahoo.co.jp/stockholder/detail/?code=9876】
ヤマダ電機
こちらは、全国に展開しているチェーン電気屋さんのヤマダ電機です。
100株を保有することで、500円分の店舗で使える優待券がもらえます。
さらに、保有年数に応じて、優待券の量が増えていくこともうれしいポイントのひとつです。
ヤマダ電機は全国に展開しているので、気軽に買い物しやすい点も魅力です。
電池などのちょっとした買い物に、気軽に利用できます。
【参照リンク:https://info.finance.yahoo.co.jp/stockholder/detail/?code=9831】
ルネサスイーストン
IC、半導体素子など部品、機器の卸などを行っているルネサスイーストンは、100株の保有で1,000円分のクオカードがもらえます。
クオカードは、コンビニや百貨店など幅広い買い物に使用可能で、全国どこでも使えることがうれしいポイントです。
また、クオカードは有効期限がありませんので、いつまでに使わなければならないといった、プレッシャーを感じずにもいられます。
【参照リンク:https://info.finance.yahoo.co.jp/stockholder/detail/?code=9995】
ビーアールホールディングス
極東工業株式会社を前身とする、建設会社のビーアールホールディングスは、100株以上を1年以上継続保有すると、500円分の自社オリジナルクオカードがもらえます。
こちらの優待回数は年2回なので、年間にすると1,000円分もらえることに。
いつでもどこでも使えるクオカードは、お財布に入れておけば、ちょっとした支払いに使用できて便利です。
【参照リンク:https://info.finance.yahoo.co.jp/stockholder/detail/?code=9995】
初心者が気をつけたい注意点
初心者が株を始めるにあたって、気を付けたい点をご紹介します。
せっかく株主優待をもらったのに、「株価そのものが下がって損をしてしまった」、「株主になったのに企業業績が悪くなってしまって、株主優待がもらえなかった」、「株を買ったのに決算日を勘違いしていて株主優待をもらえなかった」などの事態を防ぐためにも、しっかりと下調べをして、予算など自分にぴったりの株を選ぶようにしましょう。
株主優待がもらえる条件
株主優待をもらえる条件として、各会社の決算日に株を持っている必要があります。
決算日は月末が多く、3月末と9月末が多くを占めています。
決算日は、各会社が自由に決められるものなので、必ずしもすべての会社が、同じ決算日とは限らないことを覚えておきましょう。
そのため、株主優待を目当てに投資する場合は、会社ごとの決算日を確認する必要があります。
また、何株持っている人にしか優待を配らないなど、株主優待をもらえるための株式数も決められているので、こちらも会社ごとのチェックが必要です。
購入のタイミング
株は注文を出して、無事に購入できた日からもらえるまでには、4営業日の日数が必要です。
株主優待をもらうためには、決算日に株をもらっておく必要があるので、日にちに余裕をもって取引を行うようにしましょう。
たとえば、3月31日が決算日の銘柄ですと、起算して3月28日には株を買っておく必要があります。
次の日の29日は「権利落ち日」といって、株を買ったとしても、3月の決算には株主と認められないので、株主優待をもらうことが引き延ばしされてしまいます。
また、株価ともらえる見込みの優待の値打ちを確認して、優待利回りがお得なタイミングで、買い注文を出すことが賢い買い方です。
優待の価値が高いからといって、投資額が高すぎてしまうと、優待利回りとしてはお得にならない場合もありますので、ぜひチェックしてみてください。
なお、優待利回りは、一般的に長年株主になり、優待をもらい続けることがお得といわれていますので、長期保有も視野に入れて、投資してみることがベターでしょう。
企業実績や将来性を調べる
株を買う際は、その企業の経営状態は必ず調べましょう。
決算で赤字を出すなど、業績が悪くなってしまった場合、株主優待を株主に配らない可能性も考えられます。
株主優待目当てで株を買ったのに、もらえないなどということにはならないように、業績はしっかりとチェックするようにしましょう。
また、その企業がこれから先も安定して、株主優待を出せる会社かどうかの将来性も、併せて調べると安心です。
株を買ったのはいいものの、株主優待を実施しないというニュースが流れると、株価は下がってしまいます。
そうすると、買ったときの株価に比べて、損をしてしまうリスクもあるので、企業の安定性や将来性は確認しておくべきです。
分散投資でリスクも最小限
イギリスの有名なことわざに「すべての卵を一つのカゴに入れるな」というものがあります。
これは、卵が一つのカゴに入っていると、そのカゴが傾いたときに、すべての卵がダメになってしまうので、いくつかのカゴに分けて入れましょうということです。
つまり株式にたとえると、「分散投資をすることで、リスクを軽減できる」ということになります。
株を所有するにあたって、たとえば車関係の株ばかり持っていると、車業界の業績が悪くなってしまったときに、すべての株の価値が下がってしまいます。
そのため、いくつかの業界に資産を分散して投資することで、ある業界が傾いたときにも、ほかの業界に投資している分の資産は守られますので、資産の安定性を手に入れられます。
賢く分散投資をして、最小限のリスクで株主優待を楽しみましょう。